スズキの軽スポーツ「カプチーノ」を徹底解説!見た目はオシャレ、走りは本格?
更新日:2024.09.09
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今回は、スズキ カプチーノについて、開発経緯を中心にどんなクルマなのかをご紹介します。
1991年にデビューしたスズキの軽スポーツ「カプチーノ」。
軽自動車でありながら、本格的なスポーツカーを目指した革新的なクルマです。見た目は伝統的なスポーツカーのスタイルであるロングノーズ・ショートデッキデザインを採用し、走りも軽自動車であることが信じられないほど高いパフォーマンスを発揮したことから、生産が終了されてから30年近くになる今でも人気を集めます。カプチーノとは、いったいどんなクルマなのでしょうか。
1991年にデビューしたスズキの軽スポーツ「カプチーノ」。
軽自動車でありながら、本格的なスポーツカーを目指した革新的なクルマです。見た目は伝統的なスポーツカーのスタイルであるロングノーズ・ショートデッキデザインを採用し、走りも軽自動車であることが信じられないほど高いパフォーマンスを発揮したことから、生産が終了されてから30年近くになる今でも人気を集めます。カプチーノとは、いったいどんなクルマなのでしょうか。
スズキ カプチーノの名前の由来は?
名前の由来は皆さんご存知のあの飲み物のカプチーノです。シナモン入りのエスプレッソコーヒーであるカプチーノのイメージから、
「小さなカップに入ったちょっとクセのあるお洒落な飲物と、この小さなオープンカーのイメージを重ねた」という由来があります。
カプチーノの特徴と言えば、4つのスタイルが楽しめるルーフです。全て閉じた状態と「フルオープン」、「タルガトップ」、「Tトップ」の4種類から天気や気分に合わせて選択可能。ルーフのパーツは取り外してトランクに収納することができます。
「小さなカップに入ったちょっとクセのあるお洒落な飲物と、この小さなオープンカーのイメージを重ねた」という由来があります。
カプチーノの特徴と言えば、4つのスタイルが楽しめるルーフです。全て閉じた状態と「フルオープン」、「タルガトップ」、「Tトップ」の4種類から天気や気分に合わせて選択可能。ルーフのパーツは取り外してトランクに収納することができます。
ライバル車に勝つために!
1987年に開発が始まったカプチーノはコードネーム「U.L.W P-89(ウルトラ・ライト・ウェイト・スポーツ プロジェクト89)」としてスタートしました。
開発時の目標として設定した重量は450kgと言われています。なぜここまで「軽量」を重視したのでしょうか?それは同時期に開発されていた、後のライバル車マツダ オートザムAZ-1に理由があります。
オートザムAZ-1の特徴は軽自動車にもかかわらず、ガルウィングドアを採用することが予想されました。そんななか、同じ軽スポーツという土俵で戦うには、よっぽどインパクトのある「何か」が必要だったのでしょう。3つのタイプのオープンカーに変形できるのもその一つです。
そして、そして同時期にホンダはビートを開発。軽スポーツという当時の新たな領域で3社が火花を散らすこととなります。
開発時の目標として設定した重量は450kgと言われています。なぜここまで「軽量」を重視したのでしょうか?それは同時期に開発されていた、後のライバル車マツダ オートザムAZ-1に理由があります。
オートザムAZ-1の特徴は軽自動車にもかかわらず、ガルウィングドアを採用することが予想されました。そんななか、同じ軽スポーツという土俵で戦うには、よっぽどインパクトのある「何か」が必要だったのでしょう。3つのタイプのオープンカーに変形できるのもその一つです。
そして、そして同時期にホンダはビートを開発。軽スポーツという当時の新たな領域で3社が火花を散らすこととなります。
販売されたカプチーノの重量は?
ボディにカーボンのような軽量パーツや組立ての手法を突き詰めることで、プロトタイプ「P-89」は480kgを達成することに成功、各メディアで取り上げられ前評判はどんどん高まります。しかし、販売されたカプチーノの重量は700kg…その差、220kgはなぜ生まれたのでしょうか?
答えはコストの問題です。プロトタイプ通りに480kgで出すためには、とんでもないコストがかかることが分かったため、市販化に際して仕様を変更しました。スチールモノコック方式を採用し、パーツの一部をアルミニウム製にした結果、700kgで販売することに、
しかし、700kgも「ABCトリオ」の中では最も軽量です。こうして登場したカプチーノは軽スポーツの一時代を築き上げたのです。
答えはコストの問題です。プロトタイプ通りに480kgで出すためには、とんでもないコストがかかることが分かったため、市販化に際して仕様を変更しました。スチールモノコック方式を採用し、パーツの一部をアルミニウム製にした結果、700kgで販売することに、
しかし、700kgも「ABCトリオ」の中では最も軽量です。こうして登場したカプチーノは軽スポーツの一時代を築き上げたのです。
スズキ カプチーノのエクステリア・インテリア
カプチーノのエクステリア(外装)は、フロントランプやボディーなど丸みをおびたデザインになっていることで、スポーツカーらしさだけでなく、おしゃれな印象も与えてくれるデザインとなっています。
ボディサイズは全長3,295mm×全幅1,395mm×全高1,185mm。スポーツタイプの2シーターモデルで、特別広いわけではありませんし、軽自動車規格に収めるためにラゲッジルーム(荷室)もとても狭く、あまり多くの荷物を収納することができません。
また、オープンにした際のルーフの収納場所でもあるので、オープンにした場合はクローズ状態よりもさらにラゲッジルームは狭く、ほとんど荷物は入りません。
全体的に狭さを感じてしまう仕様になっていますが、その分、運転のしやすさにはこだわってつくられていることが特徴です。シートは軽量化の為か、軽く硬いものが採用されているので、長時間のドライブになると少し辛いかもしれませんが、スポーツ走行する際のホールド性やインフォメーション性は優れています。
そして、ハンドルとシフトレバーはドライバーにとっての操作性をふまえた配置になっており、一度座れば運転をしやすくするためにどんな配慮が施されているか実感できる運転席となっています。
ボディサイズは全長3,295mm×全幅1,395mm×全高1,185mm。スポーツタイプの2シーターモデルで、特別広いわけではありませんし、軽自動車規格に収めるためにラゲッジルーム(荷室)もとても狭く、あまり多くの荷物を収納することができません。
また、オープンにした際のルーフの収納場所でもあるので、オープンにした場合はクローズ状態よりもさらにラゲッジルームは狭く、ほとんど荷物は入りません。
全体的に狭さを感じてしまう仕様になっていますが、その分、運転のしやすさにはこだわってつくられていることが特徴です。シートは軽量化の為か、軽く硬いものが採用されているので、長時間のドライブになると少し辛いかもしれませんが、スポーツ走行する際のホールド性やインフォメーション性は優れています。
そして、ハンドルとシフトレバーはドライバーにとっての操作性をふまえた配置になっており、一度座れば運転をしやすくするためにどんな配慮が施されているか実感できる運転席となっています。
スズキ カプチーノの口コミ・評価について
実際にカプチーノに乗っている方々の評価や口コミを見てみましょう。生の声を聞くことでその車の特徴がよりよくわかります、良い点と悪い点が良く見えてきます。
・良い点
軽量FRスポーツカーはハンドリング、ブレーキング、加速どれをとってもストレスなく運転する楽しさが味わえる。
軽自動車なので年間維持費が低く抑えられる。
オープンカーはクローズドボディーの車では味わえない爽快感がある。
良い点で目立った評価は、運転する楽しさが味わえるといった声が一番多くあり、軽量コンパクトな車両は乗ってみないと分からない楽しさがあります。
・悪い点
軽量化とオープンボディが相まって剛性が弱く、乗っていて不安になることがある。
トランクが狭く、特にオープンにしたときに荷室が狭くなり荷物が乗らない。
販売より年数が経っているためか、雨漏りや錆びが目立つ。
カプチーノに乗っている方々は割り切っているようですが、コンパクトな車両な故に荷物がほとんど乗らないようです。今日、新車販売ではラインアップに無い、軽量コンパクトボディかつFR駆動の軽自動車であるカプチーノ。運転する楽しさがとても味わえる車だという評価も多くあり、路面から伝わる情報もダイレクトにハンドルに伝わり、無駄なコンピュータ制御も入らないので、運転技術の向上やサーキット走行をする方には練習車両としても良い車です。
やはり販売より年数が経っている車な故、トラブルは絶えないとの口コミがありました。きちんとメンテナンスをすることが長く乗るコツになります。
・良い点
軽量FRスポーツカーはハンドリング、ブレーキング、加速どれをとってもストレスなく運転する楽しさが味わえる。
軽自動車なので年間維持費が低く抑えられる。
オープンカーはクローズドボディーの車では味わえない爽快感がある。
良い点で目立った評価は、運転する楽しさが味わえるといった声が一番多くあり、軽量コンパクトな車両は乗ってみないと分からない楽しさがあります。
・悪い点
軽量化とオープンボディが相まって剛性が弱く、乗っていて不安になることがある。
トランクが狭く、特にオープンにしたときに荷室が狭くなり荷物が乗らない。
販売より年数が経っているためか、雨漏りや錆びが目立つ。
カプチーノに乗っている方々は割り切っているようですが、コンパクトな車両な故に荷物がほとんど乗らないようです。今日、新車販売ではラインアップに無い、軽量コンパクトボディかつFR駆動の軽自動車であるカプチーノ。運転する楽しさがとても味わえる車だという評価も多くあり、路面から伝わる情報もダイレクトにハンドルに伝わり、無駄なコンピュータ制御も入らないので、運転技術の向上やサーキット走行をする方には練習車両としても良い車です。
やはり販売より年数が経っている車な故、トラブルは絶えないとの口コミがありました。きちんとメンテナンスをすることが長く乗るコツになります。
スズキ カプチーノのライバル車
カプチーノのライバル車として挙げられるのが同じオープンボディに軽自動車規格のホンダ ビートではないでしょうか。
2つの車種を比較してみてみましょう。
カプチーノとビートの大きな違いは、駆動方式とターボの有無にあります。カプチーノはターボエンジンを前に積んで後輪を駆動するFR車で、ビートはNAエンジンを後部に積み後輪駆動のMRです。
以下に2車種のスペックを表にまとめました。
2つの車種を比較してみてみましょう。
カプチーノとビートの大きな違いは、駆動方式とターボの有無にあります。カプチーノはターボエンジンを前に積んで後輪を駆動するFR車で、ビートはNAエンジンを後部に積み後輪駆動のMRです。
以下に2車種のスペックを表にまとめました。
スズキ カプチーノ | ホンダ ビート | |
エンジン | 657cc 直3 DOHCターボ | 656cc 直3 SOHC |
最高出力 | 64PS/6,500rpm | 64PS/8,100rpm |
最大トルク | 8.7kgf·m/4,000rpm | 6.1kgf·m/7,000rpm |
駆動方式 | FR | MR |
車両重量 | 700kg | 760kg |
2車種を表から比較すると、カプチーノのほうが車重も軽く、ターボエンジンなのでトルク性能では勝っていますが、駆動方式がMRのビートのほうが、トラクションを多く稼ぐことができコーナリング軸に最大重量のエンジンが来ることから、軽快なコーナリング性能を有し旋回能力では勝っているとも言われています。
エンジンは、カプチーノがターボで低回転から馬力を出すのに対して、ビートは自然吸気でホンダが得意とする高回転域を得意としており、カプチーノは軽自動車で初めて、ダブルウィッシュボーン式のサスペンションを採用しました。
どちらに乗っても、軽量で後輪駆動の爽快な走りは変わらず、ドライブが楽しくなるようなクルマです。
エンジンは、カプチーノがターボで低回転から馬力を出すのに対して、ビートは自然吸気でホンダが得意とする高回転域を得意としており、カプチーノは軽自動車で初めて、ダブルウィッシュボーン式のサスペンションを採用しました。
どちらに乗っても、軽量で後輪駆動の爽快な走りは変わらず、ドライブが楽しくなるようなクルマです。
スズキ カプチーノの走行スペック
スズキ カプチーノの走行性能を語るうえで大切なのが、エンジン。
モデル前期に搭載されたのはスズキの軽自動車ホットハッチ、アルトワークス用に開発された、F6A型3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載。軽自動車の自主規制値である64馬力を発生させました。
後期型ではK6A型3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載し、トルクを向上させ、速さに磨きをかける形となります。トランスミッションは5速MTで軽自動車スポーツカーの中で唯一のFRで、前後の重量分配は前輪51:後輪49とほぼ完璧な重量配分を実現させています。
そして、その速さの秘密は、車両重量700kgという軽量なボディーにも隠されています。非常に軽量化されたボディーは素晴らしい加速性能と旋回性能を実現します。現行モデルの他の軽自動車でも730kgを超えるものがほとんどで、700kgを下回る軽自動車は数台しかありません。
これらの観点からカプチーノの走行性能は軽自動車のなかでもトップクラスといわれています。
モデル前期に搭載されたのはスズキの軽自動車ホットハッチ、アルトワークス用に開発された、F6A型3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載。軽自動車の自主規制値である64馬力を発生させました。
後期型ではK6A型3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載し、トルクを向上させ、速さに磨きをかける形となります。トランスミッションは5速MTで軽自動車スポーツカーの中で唯一のFRで、前後の重量分配は前輪51:後輪49とほぼ完璧な重量配分を実現させています。
そして、その速さの秘密は、車両重量700kgという軽量なボディーにも隠されています。非常に軽量化されたボディーは素晴らしい加速性能と旋回性能を実現します。現行モデルの他の軽自動車でも730kgを超えるものがほとんどで、700kgを下回る軽自動車は数台しかありません。
これらの観点からカプチーノの走行性能は軽自動車のなかでもトップクラスといわれています。
スズキ カプチーノの燃費・維持費
スズキ カプチーノの燃費は、10・15モードでカタログでは17.0km/L~20.0km/Lで、実燃費は14.6km/L~16.9km/Lと言われています。実燃費はカタログ燃費には劣るものの、軽量ボディーとハイパワーなエンジンで実燃費15.0km/L以上を実現させております。
平均的な基本維持費は24,000円/年。軽量ボディーのため重量税が3,800/年と低額です。しかし、カプチーノはハードトップのため、雨漏りをすることがあります。その際は、ゴム交換やハードトップの交換が必要と可能性がありますが、アフターパーツが多く、純正パーツの欠品も目立たないため、大幅に修理費がかさんでしまうようなことは少ないでしょう。
平均的な基本維持費は24,000円/年。軽量ボディーのため重量税が3,800/年と低額です。しかし、カプチーノはハードトップのため、雨漏りをすることがあります。その際は、ゴム交換やハードトップの交換が必要と可能性がありますが、アフターパーツが多く、純正パーツの欠品も目立たないため、大幅に修理費がかさんでしまうようなことは少ないでしょう。
スズキ カプチーノの中古価格
スズキ カプチーノの中古価格に関しては、大手中古車情報サイトによると、最安値で39.8万円、最高値で380万円となっております。
最安値の車両の年式は1992年モデルで約30年近く前の型式になりますが、先ほど言ったように、アフターパーツと純正パーツが古いクルマの割には比較的充実しているため、自分で修理などをできる方でしたら、これからも楽しめる車両と言えるでしょう (2020年7月時点)
しかし、カプチーノはタイミングベルト式のため、購入の際に余計な出費を出さないように、すでに交換済みの車両を見つけると良いでしょう。
また、タイミングベルト式の車両ですでに20万kmを超える走行距離の中古車を買う時は、タイミングベルトが交換されていない場合はすぐに交換するようにしてください。切れてしまうとエンジンがダメになってしまう可能性も考えられます。
値引きに関しては、カプチーノは年式が古くなっていますが、需要が増してきており金額自体が高騰してしまっているため、値引きは期待できません。しかし、少しでもいいから安い価格で手に入れたいという方は年末年始や年度末決算時期などに購入をすると、1~1.5%ほどの値引きができる可能性があります。
最安値の車両の年式は1992年モデルで約30年近く前の型式になりますが、先ほど言ったように、アフターパーツと純正パーツが古いクルマの割には比較的充実しているため、自分で修理などをできる方でしたら、これからも楽しめる車両と言えるでしょう (2020年7月時点)
しかし、カプチーノはタイミングベルト式のため、購入の際に余計な出費を出さないように、すでに交換済みの車両を見つけると良いでしょう。
また、タイミングベルト式の車両ですでに20万kmを超える走行距離の中古車を買う時は、タイミングベルトが交換されていない場合はすぐに交換するようにしてください。切れてしまうとエンジンがダメになってしまう可能性も考えられます。
値引きに関しては、カプチーノは年式が古くなっていますが、需要が増してきており金額自体が高騰してしまっているため、値引きは期待できません。しかし、少しでもいいから安い価格で手に入れたいという方は年末年始や年度末決算時期などに購入をすると、1~1.5%ほどの値引きができる可能性があります。
スズキ 新型カプチーノとしての復活は
現代においても魅力的なモデルであるカプチーノ。現在ネットや一部の雑誌ではカプチーノ復活が噂されています。
本当に新型カプチーノが登場するようなことがあるのならば、カモフラージュを施したテスト車両がテストコースを走る様子や目撃情報が出てくるはず。しかし、今現在では残念ながらそのような情報はありません。また、スズキからカプチーノの新型モデル出すというような公式の情報も挙がっていないのが現状です。
今のところ決定的な情報がない以上、あくまでも噂でしかありませんが、カプチーノのライバル車、ホンダ ビートの後継車とされるS660が登場したことなどを考えると、あり得そうな話ではあります。新型カプチーノの登場は実現されるのか、今後が気になるところです。
本当に新型カプチーノが登場するようなことがあるのならば、カモフラージュを施したテスト車両がテストコースを走る様子や目撃情報が出てくるはず。しかし、今現在では残念ながらそのような情報はありません。また、スズキからカプチーノの新型モデル出すというような公式の情報も挙がっていないのが現状です。
今のところ決定的な情報がない以上、あくまでも噂でしかありませんが、カプチーノのライバル車、ホンダ ビートの後継車とされるS660が登場したことなどを考えると、あり得そうな話ではあります。新型カプチーノの登場は実現されるのか、今後が気になるところです。
カプチーノは、デザインのおしゃれさに加えて、本格的なスポーツカーのような爽快な走りを実現する優れた走行性能や軽量化されたボディーなど、走りを楽しむためのこだわりがつまっています。型式こそ古くなっていますが、現代のクルマにも負けずとも劣らない魅力のある一台と言えるでしょう。