【プロ解説】BMW X3の安全装備を徹底解説!!

BMW X3 xDrive30e

BMW X3には、先進の運転支援システムがパッケージ化された「ドライビングアシストプラス」そして、駐車支援を行う「パーキングアシストプラス」が標準装備となっています。

ここでは、現行型X3に搭載されている安全装備について説明しましょう。

文・写真/萩原 文博

Chapter
衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避アシスト付)
ステアリング&レーンコントロールアシスト
レーンディパーチャーウォーニング (車線逸脱警告システム)
レーンチェンジウォーニング
ストップ&ゴー機能付アクティブクルーズコントロール(ACC)
アクティブサイドコリジョンプロテクション
クロストラフィックウォーニング
前車接近警告機能
後車追突警告機能
アダプティブLEDヘッドライト
3Dビューカメラ
トップビュー+サイドビューカメラ

衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避アシスト付)

ステアリングやブレーキの操作など、ドライバーが事故回避行動をないまま、衝突が不可避と判断された場合、システムが自動的にブレーキをかけて先行車や歩行者との衝突回避・被害軽減を図る機能です。

ブレーキによって衝突が回避できないとドライバーが判断し、ステアリングでの回避動作に入った場合は、システムが周囲の状況を判断し、ステアリングの操作力にも介入します。

ステアリング&レーンコントロールアシスト

フロントウインドウ内に設置されたステレオカメラによって車線と前方車両を検知し、車線の中央付近を走行するようにステアリングを自動でアシストする革新的な運転支援システムです。

また渋滞時は先行車追従走行を行う部分自動運転を可能とし、長距離運転や渋滞時のドライバーの疲労を大きく軽減します。

レーンディパーチャーウォーニング (車線逸脱警告システム)

フロントウインドウ内に設置されたカメラで車線表示を検知し、時速70 km以上での走行時に車線からクルマが逸脱しそうになると、ステアリングを軽く振動させてドライバーに警告する機能です。

また、ターンインジケーターの操作された意図的な車線変更の場合には警告は行われません。

レーンチェンジウォーニング

リヤバンパーに組み込まれたセンサーによってドライバーから死角になる左右後方の車両や、追い越し車線上を急接近してくる車両を認識してドアミラー内側に組み込まれたインジケータを点滅させ、ドライバーに警告します。

注意喚起に気づかず、ドライバーがそのまま車線を越えた場合には、ステアリング操作に介入し、車線維持をサポートする機能です。

ストップ&ゴー機能付アクティブクルーズコントロール(ACC)

ミリ波レーダーやカメラが絶えず前走車や道路の車線を検知し、前方の車両との車間距離を維持しながら自動で加減速を行い、低速走行時には車両停止までの制御を行なう機能です。

前方の車両に急ブレーキがかかると、まず表示で警告、次に音声によってドライバーに危険を喚起します。

ドライバーが反応せずブレーキをかけない場合は、自動的にブレーキを作動させて衝突を回避します。

アクティブサイドコリジョンプロテクション

ミリ波レーダーやカメラが絶えず前走車や道路の車線を検知し、前方の車両との車間距離を維持しながら自動で加減速を行い、低速走行時には車両停止までの制御を行う機能です。

前方の車両に急ブレーキがかかると、まず表示で警告、次に音声によってドライバーに危険を喚起。

ドライバーが反応せずブレーキをかけない場合は、自動的にブレーキを作動させて衝突回避行動を行います。

クロストラフィックウォーニング

駐車スペースからクルマを動かす場合や、視界の悪いT字道路を進む場合など、横切る車両や歩行者を、バンパーに内蔵されたセンサーにより認識する機能です。

システムが接近を検知した場合はコントロールディスプレイに警告表示を行い、ドライバーに注意を促します。

前車接近警告機能

ルームミラー内の二つのステレオカメラとフロントのミリ波レーダーセンサーで、常に前方をモニター、先行車に接近すると警告灯で注意を喚起する機能です。

急速に接近した場合は、緊急警告音を発してドライバーに回避動作を促すのと同時に自動でブレーキ圧を高め、ドライバーのブレーキ操作時に瞬時に最大の制動力を発揮できるよう備えます。

後車追突警告機能

リヤバンパーに組み込まれたミリ波レーダーセンサーが後方から近づいてくるクルマを検知。

衝突の危険がある場合にはハザードを点灯し、後続車に注意を促します。

衝突の危険性が高まった場合には、アクティブプロテクション機能が作動、万が一の時の衝突に備えて、乗員を保護します。

アダプティブLEDヘッドライト

コーナーに進入した際にヘッドライトの角度を自動調整し、クルマが曲がる方向にライトを照射して、安全性を高める機能です。

また、コーナリングライトがターンインジケーターと連動して、曲がる方向を明るく照らします。

3Dビューカメラ

車両周辺を3Dで表示しながら、確認したいアングルのクルマ周辺の状況を表示することができる機能です。

これにより、駐車時や見通しの悪い路地、駐車場の出口などでの視認性を高め、ドライバーはより安全かつ快適に運転操作を行うことができます。

トップビュー+サイドビューカメラ

ドアミラーに内蔵された2つのカメラなど、複数のカメラの画像を合成して、真上から見た状況をディスプレイに表示する機能です。

フロントバンパーのサイドに装備されたカメラが、左右広範囲の状況をコントロールディスプレイに映し出します。

見通しの悪い路地や駐車場の出口などでの視認性を高め、快適かつ安全なドライブに貢献。

この機能は、車両の速度が15km/h以上になると自動的に停止します。

これにより、ドライバーは全方位でより安全かつ快適に運転操作を行うことができます。

3眼カメラを搭載した最新鋭の運転支援システムではないため、渋滞時のハンズオフドライブはできません。

しかし、ACCやステアリング&レーンコントロールアシストといった各運転支援の機能は抜群でドライバーの負担を軽減してくれます。

また、クルマの周囲360°をカメラで映し出してくれるので、駐車などもラクラクこなすことができます。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

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