BMW X3のエンジンやミッション等のスペックをご紹介!【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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BMW X3に搭載されているエンジンは、xDrive20iに搭載されている2L直列4気筒ガソリンターボ。
xDrive20dに搭載する2L直列4気筒ディーゼルターボ、xDrive30eに搭載する2L直列4気筒ガソリンターボ+モーターのプラグインハイブリッドシステム。
そしてM40iに搭載する3L直列6気筒ガソリンターボエンジン、M40dの3L直列6気筒ディーゼルエンジンの5種類となっています。
ここでは、BMW X3に搭載されているパワートレインなどについて紹介しましょう。
文・写真/萩原 文博
xDrive20dに搭載する2L直列4気筒ディーゼルターボ、xDrive30eに搭載する2L直列4気筒ガソリンターボ+モーターのプラグインハイブリッドシステム。
そしてM40iに搭載する3L直列6気筒ガソリンターボエンジン、M40dの3L直列6気筒ディーゼルエンジンの5種類となっています。
ここでは、BMW X3に搭載されているパワートレインなどについて紹介しましょう。
文・写真/萩原 文博
BMW X3 エンジンのスペックを紹介
2017年10月の現行モデル導入時は2L直列4気筒ガソリンターボを搭載するxDrive20i。そして2L直列4気筒ディーゼルターボを搭載したxDrive20dの2モデルでした。
2L直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最高出力184ps、最大トルク300Nmを発生。燃費性能はWLTCモードで11.5km/Lを実現しています。
一方の2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、最高出力190ps、最大トルク400Nmを発生。燃費性能はWLTCモードで14.0km/Lと高出力と低燃費を両立しX3の主力エンジンとなっています。
2L直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最高出力184ps、最大トルク300Nmを発生。燃費性能はWLTCモードで11.5km/Lを実現しています。
一方の2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、最高出力190ps、最大トルク400Nmを発生。燃費性能はWLTCモードで14.0km/Lと高出力と低燃費を両立しX3の主力エンジンとなっています。
2018年9月にM40dを追加しました。
M40dに搭載されている3L直列6気筒ディーゼルエンジンは、当時、日本市場に初めて導入される直列6 気筒M Performance ツインパワーターボディーゼルエンジンでした。
最高出力326ps、最大トルク680Nmを発生。しかも680Nmという最大トルクを1,750〜2,750rpmというワイドな回転域で発生します。
2020年3月には、最高出力387ps、最大トルク500Nmを発生する3L直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載したM40iを追加しました。
最高出力387psという高出力ながら、燃費性能はWLTCモードで10.4km/Lを実現しています。
M40dに搭載されている3L直列6気筒ディーゼルエンジンは、当時、日本市場に初めて導入される直列6 気筒M Performance ツインパワーターボディーゼルエンジンでした。
最高出力326ps、最大トルク680Nmを発生。しかも680Nmという最大トルクを1,750〜2,750rpmというワイドな回転域で発生します。
2020年3月には、最高出力387ps、最大トルク500Nmを発生する3L直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載したM40iを追加しました。
最高出力387psという高出力ながら、燃費性能はWLTCモードで10.4km/Lを実現しています。
そして、この3L直列6気筒ディーゼルエンジンは、2020年11月に一部改良を行い、48Vマイルドハイブリッドテクノロジーを採用。このテクノロジーは 、特に高い能力で制動エネルギー回生を行う48Vスタータージェネレーターと、それによって発電された電気を蓄積する追加のバッテリーで構成されています。
48Vバッテリーは電気で作動する機能に電力を供給するだけでなく、電力をスタータージェネレーターに戻し、スタータージェネレーターが電気駆動システムとして作動することにより、追加した駆動力の発生のためにもエネルギーを供給し、内燃エンジンの負荷を軽減すると共に、効率を最適化しています。
さらに、ジェネレーターは電気を使って加速をブースト(最大11ps)することで、発進時および加速中にダイナミックな出力特性をサポートします。
また、コースティング機能も採用することによっても、燃費効率を高めているのが特徴です。燃費性能は、WLTCモードで13.6km/Lとなっています。
48Vバッテリーは電気で作動する機能に電力を供給するだけでなく、電力をスタータージェネレーターに戻し、スタータージェネレーターが電気駆動システムとして作動することにより、追加した駆動力の発生のためにもエネルギーを供給し、内燃エンジンの負荷を軽減すると共に、効率を最適化しています。
さらに、ジェネレーターは電気を使って加速をブースト(最大11ps)することで、発進時および加速中にダイナミックな出力特性をサポートします。
また、コースティング機能も採用することによっても、燃費効率を高めているのが特徴です。燃費性能は、WLTCモードで13.6km/Lとなっています。
そして、2020年4月にX3史上初のPHEVとして追加されたxDrive30e。このモデルには、2L直列4気筒ガソリンターボ+モーターのPHEVシステムが搭載されています。
このPHEVシステムは、最高出力184ps、最大トルク300Nmを発生する2L直列4気筒ガソリンターボエンジンと最高出力109ps、最大トルク265Nmを発生するモーターを搭載し、システム合計で最高出力292psを発揮します。電気モーターのみで、最高時速140km/hまで走行可能。満充電でのEV航続走行距離は約44kmとなっています。
また、34Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、普通充電で0%から80%まで約3.5時間、100%までは約4.3時間で充電可能です。ハイブリッド燃費消費率はWLTCモードで11.8km/Lとなっています。
このPHEVシステムは、最高出力184ps、最大トルク300Nmを発生する2L直列4気筒ガソリンターボエンジンと最高出力109ps、最大トルク265Nmを発生するモーターを搭載し、システム合計で最高出力292psを発揮します。電気モーターのみで、最高時速140km/hまで走行可能。満充電でのEV航続走行距離は約44kmとなっています。
また、34Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、普通充電で0%から80%まで約3.5時間、100%までは約4.3時間で充電可能です。ハイブリッド燃費消費率はWLTCモードで11.8km/Lとなっています。
BMW X3のトランスミッションを紹介
現行型X3は全てのエンジン・バリエーションに、それぞれの特性に合わせてセットアップが施された8速ステップトロニックATを組み合わせており、効率を最適化して燃費および排出ガスを削減しています。
BMW X3のシステムについて紹介
日本市場に導入されている現行型X3は全車、xDriveと呼ばれる4輪駆動システムを搭載されています。
このシステムは、常に車両の走行状況と路面状況を把握し、不安定な挙動を事前に防いでドライバーの意図する走りを実現するために、4輪のトラクションを常に最適に保つことで、あらゆるコンディションで安心安全に駆けぬける歓びを体感することができます。
このシステムは、常に車両の走行状況と路面状況を把握し、不安定な挙動を事前に防いでドライバーの意図する走りを実現するために、4輪のトラクションを常に最適に保つことで、あらゆるコンディションで安心安全に駆けぬける歓びを体感することができます。
BMWのSUVラインアップの中で、これほど多彩なパワートレインを搭載しているモデルはX3のほかにありません。
しかも3L直列6気筒ディーゼルターボは48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載するなどBMWの電動化の道筋が見えます。
しかも3L直列6気筒ディーゼルターボは48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載するなどBMWの電動化の道筋が見えます。