【プロ解説】ミニクロスオーバーの維持費を徹底解説!!

ミニクロスオーバージョンクーパーワークス

今回試乗したミニクロスオーバー ジョン・クーパー・ワークスの車両本体価格は609万円。

このモデルを実際に乗るための諸費用や燃料代、保険料などは一体どれくらいかかるか調べてみました。

文/写真・萩原 文博

Chapter
重量税
自動車税
自賠責保険料
任意保険料
燃料代
車検費用
メンテナンス費用

重量税

ミニクロスオーバー ジョン・クーパー・ワークスの重量税は車両重量が1,670kgのため、4万9200円となります。

自動車税

クロスオーバー ジョン・クーパー・ワークスに搭載されているエンジンの排気量は1,998ccなので、自動車税は1年分で3万9500円となります。

自賠責保険料

自動車を購入する際、自賠責保険は必ず37ヶ月加入するよう義務づけられています。

2021年4月に保険料が改定され、全体で6.7%の値下げとなりました。

よって、37ヶ月分で2万7770円となります。

任意保険料

ミニクロスオーバーの任意保険料を見積もりをとってみました。

運転者の年齢:50歳
年齢制限:30歳以上
運転免許証の色:ゴールド以外
使用目的:家庭用
年間走行距離:9000km以下
保険証券:発行しない

上記の条件で見積もりしたところ、最低限の補償内容プランで年間約4万円となりました。

これを補償範囲の広い一般型の車両保険を付けると12万7640円と約8万7640円高くなります。

補償範囲を絞ったエコノミー型にすると8万2020円となり一般型と比べると約2万4180円安くなります。

燃料代

ミニクロスオーバー ジョン・クーパー・ワークスの使用燃料はハイオクガソリンです。

最近ガソリン代は値上がり傾向となっていて、ハイオクの全国平均価格は1Lあたり159円となっています。

ミニクロスオーバー ジョン・クーパー・ワークスの燃費性能はWLTCモードで11.8m/Lです。実走行に近い燃費モードなので、8割目安とすると約9.4m/L

月500km走行すると年間6,000km。

年間約638Lのハイオクが必要となり、年間10万1442円が燃料代となります。

この走行距離だと1ヶ月あたり約8,453円になる計算です。

車検費用

ミニクロスオーバーのディーラーでの車検費用をネットで検索したところ、基本料金(車検基本点検料/24ヶ月点検・保安確認検査料)が4万2000円

法定費用(自賠責保険料・重量税・手数料・印紙代)が5万8060円合計10万60円でした。

そしてオイルやワイパーといった消耗品を交換することを考えて、15万円ほど用意しておいたほうが良いでしょう。

メンテナンス費用

快適に乗るためには、メンテナンスが必要となります。メンテナンス費用で最もポピュラーなのが、オイル交換です。

2Lガソリンターボエンジンを搭載しているミニクロスオーバージョン・クーパー・ワークスはオイル量が5.25L必要となり、1度のオイル交換費用は工賃込みで約1万2540円掛かります。

推奨されているオイル交換のタイミングが大体1.5万kmまたは1年での交換が目安。

また、オイル交換2回に1回はオイルフィルターの交換が必要ですが、エンジンオイル交換とオイルフィルター交換では約1万5000円が目安となります。

一般的な使い方であれば、約1万5000円のオイル交換費用を用意すれば問題ないでしょう。

また、ミニにはTLCと呼ばれるメンテナンスパックが用意されています。新車購入時に3年もしくは5年という長期にわたるメンテナンスをサポートしてくれて、クルマにかかる維持費を大幅に減少することができます。

ファミリーカーとして活躍するミニクロスオーバー。新車で購入した際にはぜひミニTLCに加入することをお勧めします。

スタンダードプランであれば、3年プランで11万1000円。5年6万kmのプランであれば、19万1000円です。

エンジンオイル/フィルター交換に加えて、スパークプラグやエアクリーナーエレメント、ワイパーブレード、ブレーキオイル交換そして法定1年点検も付いてきます。

またワイパーブレード交換を除いたライトパックならば、3年で8万5000円。5年6万kmのプランであれば13万3000円です。

ディーラーにメンテナンスをお願いするというのは、部品の交換以外にも故障の原因となる芽を早めにつむというメリットもあるのです。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博