【プロ解説】ミニクロスオーバーのエクステリア(外装)やデザインを徹底解説!!

ミニクロスオーバージョンクーパーワークス

ミニクロスオーバーの6角形のフロントグリル。

そして丸みを帯びたヘッドライトはどこから見てもみてもミニファミリーであると確認することができます。

また、ヘルメットのようなルーフ形状はクロスオーバーの個性的な部分です。

ここではミニクロスオーバーの外観デザインの特徴について紹介します。

文/写真・萩原 文博

Chapter
全体的なデザインの話
フロントマスクの特徴・機能・デザイン
サイドビューの特徴・機能・デザイン
リアビューの特徴・機能・デザイン

全体的なデザインの話

ミニクロスオーバーは、ミニファミリーらしいデザインエレメントを採用しつつ、特徴的なショルダーラインのデザインやヘッドライトのスクエアなデザイン等により、SUVらしい力強さを表現しています。

現行モデルは旧型と比べ、全長を195mm、全幅を30mm、全高を45mm拡大したボディ・サイズにより、SUVらしい迫力を纏っています。

現行型ミニクロスオーバーは、ルーフ、ガラス面、車体の3つにはっきりと分割されたプロポーション、短いオーバーハング、大型のホイールハウス、下に向かって広がる車幅など、ブランド特有のデザイン的特徴を維持しています。

ゆったりとしたフォルムを正確に縁取りすることで、光と影の魅力的な効果が生まれ、スポーティな形と車体の垂直性が強調されています。

フロントマスクの特徴・機能・デザイン

ミニクロスオーバーのフロントマスクはきめ細かく手を加えられ、力強いカリスマ性をさらに強調しています。新しい構造のバンパーカバーはボディ同色になっており、明確かつ上質な印象をもたらしています。

デザインを一新したラジエターグリルはミニ特有の6角形の輪郭を持ち、細身の一体型クロームフレームで囲まれています。クーパーなど場合、バンパー下部のエア・インテークは3本の水平ストラットで分割されています。

またクーパー SDなどのラジエターグリルには、六角形パターンのグリルに赤色の「S」の文字があしらわれ、クロームのストラットが1つ配されています。フロントマスクのデザイン変更に伴い、ミニクロスオーバーの標準装備品にLEDヘッドライトが加わりました。

この最新型の照明は、装備されているテクノロジーを強調する上質なデザインを特徴としています。特徴的で、やや非対称な丸みを帯びたヘッドライトの輪郭が、連続する光の帯によって強調されており、デイランニングライトとターンインディケーターの両方の機能を備えています。

LEDヘッドライトに組み込まれたターニング・ライト機能は、方向転換時に道路の側面を集中的に照らすことができます。

サイドビューの特徴・機能・デザイン

ミニクロスオーバーのヘルメットのようなルーフは特徴的です。垂直に立ち上がるテールライト、大きなヘッドライドなど、数々のモデル特有のデザイン要素がさらに斬新に進化しました。

サイドスカットルといわれるサイドターンインジケータには、新しく矢印型の縁取りが付いています。アルミニウムサテン仕上げのルーフレールは、シルバーのサイドスポイラーと組み合わされています。

これにより車体の高さが、視覚的にさらに強調されています。ミニクロスオーバーのルーフおよびミラーキャップのカラーは、モデルバリエーションに応じてボディ同色か、またはブラック、ホワイト、シルバーのいずれかより選択できます。

リアビューの特徴・機能・デザイン

ミニクロスオーバーのリアデザインは地面に平行なラインを特徴とし、これに対して垂直に配置されたライトが対照的なコントラストとなっています。バンパートリムのデザインを変更したリアバンパーも、ミニクロスオーバーの力強く現代的な外観に寄与しています。

クロームフレームを備えたアップライトなテールライトは、この英国生まれのブランドの原点を彷彿とさせる、他に例を見ないアクセントとなっています。現行モデルではすべての照明機能に高品質なLEDテクノロジーを標準装備し、光源の配置をユニオン・ジャックのパターンに揃えています。

印象的な線で描かれるこの国旗のモチーフは、昼間だけでなく夜間においても特徴的で独特の外観デザインをもたらします。

4枚ドア、大人5人が余裕の室内空間を確保した大きなボディにも関わらず、短いオーバーハング、大きなホイールハウス、下に向かって広がる車幅などミニファミリー共通のデザイン要素は受け継がれています。

2020年のマイナーチェンジで、リアのコンビネーションンランプがユニオンジャックパターンとなるなど遊び心も満点のデザインです。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博