スバル 2代目レヴォーグのリアシートの使い勝手はいかに?(4BA-VN5型)

スバル 2代目レヴォーグ

今回は、スバル 2代目レヴォーグ(4BA-VN5型)の後部座席の使い勝手についてご紹介します。2代目となるVN5型は2020年11月に発売され、2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど高評価を得ているステーションワゴンです。

またスバルの最新安全運転システム「アイサイトX」を搭載し、渋滞時のハンズオフ運転も可能となった2代目レヴォーグ。

そんなフラッグシップモデルのリアシート(後席)の魅力に迫ります。

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スバル 2代目レヴォーグのリアシートは快適性を追求!
スバル 2代目レヴォーグのリアシートの機能性は?
スバル 2代目レヴォーグのリアシートのシート素材と多彩な機能

スバル 2代目レヴォーグのリアシートは快適性を追求!

まずは、スバル レヴォーグの全体の大きさを見てみましょう。

レヴォーグは全グレードともに全長4,755mm×全幅1,795mm×全高1,500mmで、初代と比較するとややサイズアップしています。

続いては、室内空間の大きさです。

室内長1,900mm×室内幅1,515mm×室内高1,205mmとなっており、座面から天井までのゆとりは前席が950mm、後席が935mmです。

レヴォーグは愉しく快適な室内空間を特徴としており、前席だけでなく後席も含めて居心地の良さを追求しています。

リアシートは、シート座面を長く取ることで座り心地の良さをアップさせ、また前席との間隔を広げることでゆとりある足元スペースを実現しています。リアシートは3人掛けとなっていますが、4:2:4分割可倒式となっていて、中央席を独立して前に倒すことができます。

この部分はかなり大きめのアームレストとして利用できるため、2人掛けの際は左右座席のスペースにゆとりが生まれ、見た目よりもさらにゆったりと感じられるでしょう。またこのアームレスト部分は、例えばスキー板など細長い荷物を積む際にも便利です。

561Lという大容量のカーゴルームに加え、リアシートをすべて倒すことで折り畳み式ではない自転車を積めるほどのアクティビティを備えているのもこのステーションワゴンの特徴です。

スバル 2代目レヴォーグのリアシートの機能性は?

スバル レヴォーグのリアシートの機能として特筆すべきなのは、シートヒーターです。

GTとGT EXグレードを除いて、GT-H、GT-H EX、STI Sport、STI Sport EXという4つのグレードで、前席と後席の左右にシートヒーターが標準装備されています。ちなみに、GTとGT EXグレードは運転席と助手席のみの標準装備です。

シートヒーターは早朝や寒い季節に、エアコンの暖房が行き渡るのを待たず快適に過ごせるため、家族の送り迎えなどにも重宝されている機能です。

前席では3段階、リアシートでは2段階の温度調整が可能となっています。

さらにもうひとつ特筆したいのが、現代人には欠かせないUSB電源機能です。レヴォーグのUSB電源は、前席に2つ、リアシートに2つ、計4つ装備されています。

スマートフォンやタブレットなどの充電に便利なUSB出力電源(DC5V)があれば、移動中の時間に充電を済ませたり、また電池を消耗しやすい動画の視聴などをする際にも安心です。

スバル 2代目レヴォーグのリアシートのシート素材と多彩な機能

続いて、スバル レヴォーグのシート素材をチェックしておきましょう。

GTとGT EXグレードはシートのメイン、サイドともにトリコットという手触りが滑らかな布素材で、シルバーステッチで仕上げられています。

GT-H、GT-H EXグレードではメインがトリコット、サイドはファブリックとなっており、ブルーステッチ仕上げ。そしてメーカーオプションではブラックの本革を選ぶことも可能となっています。

そしてSTI Sport、STI Sport EXグレードにおいては、メインがボルドー、サイドがブラックの本革で、上質感のあるレッドステッチ仕上げです。

そして最後に、シートヒーターやUSB電源以外の多彩な装備を詳しく見ていきます。地味であっても嬉しいリアシートの装備として、リクライニングや3名分のヘッドレスト、フロントシート(前席)のバックポケット、ボトルホルダー付きの大型ドアポケットなどがあります。

また前述したセンターアームレストにはカップホルダーが付いており、くつろげる空間となっています。

その他にも、走行後にイグニッションが切れた時に、リアシートの乗員や荷物の存在を知らせてくれる「リアシートリマインダー」機能もあります。これは荷物の置き忘れを防ぐためにも役に立ちます。

スバル レヴォーグは室内空間の快適さやリアシートでの心地良さを追求しつつも、最小回転半径5.5mという取り回しの良さや、「アイサイトX」による最新の安全装備など全体的に非常にバランスの取れたモデルとなっています。

2020年11月の発売後すぐの日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞のほか、2021年5月には2020年度JNCAP安全性能評価では大賞を獲得しており、信頼性の高い1台と言えるでしょう。

※2021年8月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道