BMW 2代目X1に欠点はあるのか?ガソリン/ディーゼル間の燃費も比較
更新日:2024.09.09
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シートやインパネの充実した装備や、車格の変化による取り回しの良さといった長所があるBMW 2代目X1。
そんな2代目X1にはどのような欠点があるのか、仕様や燃費効率などと併せて、詳しく紹介していきます。
そんな2代目X1にはどのような欠点があるのか、仕様や燃費効率などと併せて、詳しく紹介していきます。
X1シリーズの歴史
X1の初代は欧州で2009年、日本では2010年に発売されました。
2010年の発売当初は2.0L 直列4気筒エンジンを搭載した後輪駆動モデルの「sDrive18i」に加え、3.0L 直列6気筒エンジンを搭載した4WDモデルの「xDrive25i」が設定されました。
そして2011年4月にはMスポーツパッケージが追加設定されています。MスポーツはBMWの中でも人気の高いシリーズで、街中での走行はもちろんサーキットなどでも走れるように設計されており通常モデルに比べ、よりスポーティーさを味わうことができます。
2011年10月には新たに開発された2.0L 直列4気筒ターボエンジンに8速ATを組み合わせた「xDrive20i」と「xDrive28i」が導入されました。
そして「xDrive28i」が導入されたことにより、4WDモデルの「xDrive25i」は廃止されました。
2012年9月には新たな見た目となったフェイスリフトモデルが発売されました。
さらに新たなグレードとして「sDrive20i」が追加導入され、「sDrive18i」以外の全グレードにアイドリングストップ機構が搭載され、環境性能を高めています。
そして「xLine」、「Sport」といった新しいデザインラインが用意され、それぞれエクステリア(外装)・インテリア(内装)に専用装備が搭載されています。
そして2015年に X1の2代目が発売されました。
2010年の発売当初は2.0L 直列4気筒エンジンを搭載した後輪駆動モデルの「sDrive18i」に加え、3.0L 直列6気筒エンジンを搭載した4WDモデルの「xDrive25i」が設定されました。
そして2011年4月にはMスポーツパッケージが追加設定されています。MスポーツはBMWの中でも人気の高いシリーズで、街中での走行はもちろんサーキットなどでも走れるように設計されており通常モデルに比べ、よりスポーティーさを味わうことができます。
2011年10月には新たに開発された2.0L 直列4気筒ターボエンジンに8速ATを組み合わせた「xDrive20i」と「xDrive28i」が導入されました。
そして「xDrive28i」が導入されたことにより、4WDモデルの「xDrive25i」は廃止されました。
2012年9月には新たな見た目となったフェイスリフトモデルが発売されました。
さらに新たなグレードとして「sDrive20i」が追加導入され、「sDrive18i」以外の全グレードにアイドリングストップ機構が搭載され、環境性能を高めています。
そして「xLine」、「Sport」といった新しいデザインラインが用意され、それぞれエクステリア(外装)・インテリア(内装)に専用装備が搭載されています。
そして2015年に X1の2代目が発売されました。
2代目X1の欠点:ボディカラーが豊富で悩む?
X1と特徴のひとつとして、豊富に設定されているボディカラーが挙げられます。
アルビン・ホワイト、ブラック・サファイア、グレイシャー・シルバー、ミネラル・ホワイト、ミネラル・グレー、スパークリング・ストーム・ブリリアント・エフェクト、メディテラニアン・ブルー、ユーカリ・ベージュ、サンセット・オレンジ、ストーム・ベイの計10色が設定されているのです。
この内、グレイシャー・シルバー、スパークリング・ストーム・ブリリアント・エフェクト、メディテラニアン・ブルー、ユーカリ・ベージュ、サンセット・オレンジの5色は「Standard」「xLine」のみに設定されているボディカラーです。
この5色を選択したい方は、「Standard」「xLine」以外のグレードでは選択できないことに注意しましょう。
これだけのボディカラーが設定されていては、購入する際にどのカラーを選択するか思わず迷ってしまいます。
どの色を選択するか迷うことは間違いないですが、これだけの選択肢が用意されているというのは長所とも捉えられます。
そのため、ボディカラーを選ぶのに悩むのは贅沢な悩みといえるかもしれません。
アルビン・ホワイト、ブラック・サファイア、グレイシャー・シルバー、ミネラル・ホワイト、ミネラル・グレー、スパークリング・ストーム・ブリリアント・エフェクト、メディテラニアン・ブルー、ユーカリ・ベージュ、サンセット・オレンジ、ストーム・ベイの計10色が設定されているのです。
この内、グレイシャー・シルバー、スパークリング・ストーム・ブリリアント・エフェクト、メディテラニアン・ブルー、ユーカリ・ベージュ、サンセット・オレンジの5色は「Standard」「xLine」のみに設定されているボディカラーです。
この5色を選択したい方は、「Standard」「xLine」以外のグレードでは選択できないことに注意しましょう。
これだけのボディカラーが設定されていては、購入する際にどのカラーを選択するか思わず迷ってしまいます。
どの色を選択するか迷うことは間違いないですが、これだけの選択肢が用意されているというのは長所とも捉えられます。
そのため、ボディカラーを選ぶのに悩むのは贅沢な悩みといえるかもしれません。
2代目X1の欠点:燃費が悪い?
X1のガソリンモデルの燃費はWLTCモードで13.0km/L です。
X1にはガソリンモデルの他にディーゼルモデルも設定されていますが、X1のディーゼルモデルの燃費はWLTCモードで15.3km/L となっています。
そのため、13.0km/Lというガソリンモデルの燃費はディーゼルモデルに比べると劣っているといえそうです。
それもそのはずで、X1のディーゼルモデルには、従来のディーゼルを覆す環境性能を誇る直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンを搭載しています。
直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンはメンテナンス・フリーな最先端の排出ガス処理技術により、従来のディーゼルを覆す排気を実現するとともに、世界最高水準と言われる日本の「ポスト新長期規制」もクリアしているのです。
X1のガソリンモデルの燃費は、X1のライバル車と比較してみてどれほどなのでしょうか。
X1のライバル車であるメルセデス・ベンツ GLA、アウディ Q3、の燃費を確認してみると、GLAの燃費はWLTCモードで14.1〜16.5km/L 、Q3の燃費は14.2〜15.4km/L となっています。
ライバル車の燃費と比較してみると、X1のガソリンモデルの燃費はライバル車と比較してみても劣っていることがわかります。
しかし、X1のディーゼルモデルの燃費はライバル車と比較しても引けを取らない数値となっているので、燃費が気になる方にはディーゼルモデルがおすすめといえるかもしれません。
X1にはガソリンモデルの他にディーゼルモデルも設定されていますが、X1のディーゼルモデルの燃費はWLTCモードで15.3km/L となっています。
そのため、13.0km/Lというガソリンモデルの燃費はディーゼルモデルに比べると劣っているといえそうです。
それもそのはずで、X1のディーゼルモデルには、従来のディーゼルを覆す環境性能を誇る直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンを搭載しています。
直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンはメンテナンス・フリーな最先端の排出ガス処理技術により、従来のディーゼルを覆す排気を実現するとともに、世界最高水準と言われる日本の「ポスト新長期規制」もクリアしているのです。
X1のガソリンモデルの燃費は、X1のライバル車と比較してみてどれほどなのでしょうか。
X1のライバル車であるメルセデス・ベンツ GLA、アウディ Q3、の燃費を確認してみると、GLAの燃費はWLTCモードで14.1〜16.5km/L 、Q3の燃費は14.2〜15.4km/L となっています。
ライバル車の燃費と比較してみると、X1のガソリンモデルの燃費はライバル車と比較してみても劣っていることがわかります。
しかし、X1のディーゼルモデルの燃費はライバル車と比較しても引けを取らない数値となっているので、燃費が気になる方にはディーゼルモデルがおすすめといえるかもしれません。
2代目X1の欠点:小回りがきかない?
外車のSUVと聞くと大きいサイズで小回りがきかないイメージがありますが、X1はどうなのでしょうか。
X1のボディサイズは全長4,455mm×全幅1,820mm×全高1,610mmとなっています。
実は現行型は初代に比べると乗りやすさが格段に向上しています。
それは車格を先代モデルから変更することによって、取り回しのしやすさとスタイリングの良さがグレードアップしているからです。
先代モデルの車格は全長4,485mm×全幅1,800mm×全高1,575mmで、現行型X1は先代モデルから全長が30mm短くなり、全幅が20mm、全高が35mm長くなりました。
これはSUVながらも、その利便性からアウトドアシーン以外でも利用する方が増え、街乗りでも不便がないように新たに設計されたと言えるでしょう。
全長を短く、全高を長くすることで、取り回しのしやすいコンパクトなボディーサイズながら、SAVらしいたくましいスタイリングとなっています。
X1のボディサイズは全長4,455mm×全幅1,820mm×全高1,610mmとなっています。
実は現行型は初代に比べると乗りやすさが格段に向上しています。
それは車格を先代モデルから変更することによって、取り回しのしやすさとスタイリングの良さがグレードアップしているからです。
先代モデルの車格は全長4,485mm×全幅1,800mm×全高1,575mmで、現行型X1は先代モデルから全長が30mm短くなり、全幅が20mm、全高が35mm長くなりました。
これはSUVながらも、その利便性からアウトドアシーン以外でも利用する方が増え、街乗りでも不便がないように新たに設計されたと言えるでしょう。
全長を短く、全高を長くすることで、取り回しのしやすいコンパクトなボディーサイズながら、SAVらしいたくましいスタイリングとなっています。
2代目X1の欠点:維持費が高い?
自動車にかかる維持費として自動車税や重量税がありますが、X1はそれらの維持費が少々高く感じるかもしれません。
X1の排気量はガソリンモデルが1.5L 、ディーゼルモデルが2.0L となっているため、X1の自動車税は3万4,500〜3万9,500円となります。
次に重量税ですが、X1の重量は1,520〜1,660kgとなっており、1年間に発生する重量税は車体重量1,500kg以上2,000kg未満の税率である1万6,400円です。
これだけ見ればX1にかかる維持費は高いように思えますが、ディーゼルモデルであれば維持費は少し安くなります。
X1のディーゼルモデルは、排出ガスと燃費の基準値をクリアしたエコカー減税対象車となっています。
そのため、登録翌年度の自動車税は75%減税、購入時の自動車重量税は免除となるのです。
さらに、購入時にかかる自動車取得税も免除となります。
エコカー減税対象車であるディーゼルモデルであれば、購入時や翌年度にかかる維持費を抑えることができるのは嬉しいポイントでしょう。
X1の排気量はガソリンモデルが1.5L 、ディーゼルモデルが2.0L となっているため、X1の自動車税は3万4,500〜3万9,500円となります。
次に重量税ですが、X1の重量は1,520〜1,660kgとなっており、1年間に発生する重量税は車体重量1,500kg以上2,000kg未満の税率である1万6,400円です。
これだけ見ればX1にかかる維持費は高いように思えますが、ディーゼルモデルであれば維持費は少し安くなります。
X1のディーゼルモデルは、排出ガスと燃費の基準値をクリアしたエコカー減税対象車となっています。
そのため、登録翌年度の自動車税は75%減税、購入時の自動車重量税は免除となるのです。
さらに、購入時にかかる自動車取得税も免除となります。
エコカー減税対象車であるディーゼルモデルであれば、購入時や翌年度にかかる維持費を抑えることができるのは嬉しいポイントでしょう。
2代目X1は先進の安全機能が充実している
BMW X1にはBMW360°セーフティが搭載されています。
BMW360°セーフティは運転に集中するためのドライバーオリエンテッド思想、事故を未然に防ぐためのBMWアクティブ・セーフティ、事故の被害を抑えるためのBMWアクティブ・プロテクション、事故対応を万全にするためのBMWエマージェンシー・サービスから成ります。
主な機能としてまず、70km/h以上で走行している際に、クルマが車線を逸脱しそうになると、ステアリングホイールを振動させドライバーに危険を知らせるレーンディパーチャーウォーニングが搭載されています。
他にも微細なアクセルコントロールで操作ミスを軽減・低燃費走行を可能にするオルガンペダル式アクセルペダルや側面部分が強化された構造でパンクした際にも安全な場所まで走行可能なランフラット・テクノロジー・タイヤが装備されています。
さらにBMW SOSコールはクルマの横転や衝突を検知した際や、エアバックが使用されるほどの重大な事故が発生した際にクルマに標準装備された専用通信機器から自動的にSOSコールを発信してくれます。
BMW360°セーフティは運転に集中するためのドライバーオリエンテッド思想、事故を未然に防ぐためのBMWアクティブ・セーフティ、事故の被害を抑えるためのBMWアクティブ・プロテクション、事故対応を万全にするためのBMWエマージェンシー・サービスから成ります。
主な機能としてまず、70km/h以上で走行している際に、クルマが車線を逸脱しそうになると、ステアリングホイールを振動させドライバーに危険を知らせるレーンディパーチャーウォーニングが搭載されています。
他にも微細なアクセルコントロールで操作ミスを軽減・低燃費走行を可能にするオルガンペダル式アクセルペダルや側面部分が強化された構造でパンクした際にも安全な場所まで走行可能なランフラット・テクノロジー・タイヤが装備されています。
さらにBMW SOSコールはクルマの横転や衝突を検知した際や、エアバックが使用されるほどの重大な事故が発生した際にクルマに標準装備された専用通信機器から自動的にSOSコールを発信してくれます。
X1にはボディカラーの種類の豊富さや燃費といった欠点がありましたが、ボディカラーが豊富なのは贅沢な悩みでもあるうえに、燃費もディーゼルモデルであればライバル車にも引けを取らないことがわかりました。
また、一見維持費は高く思えますが、ディーゼルモデルであればエコカー減税対象車であるため、維持費を抑えることができます。
様々な機能によって欠点をカバーしているX1は、優秀なクルマといえるのではないでしょうか。
※2021年7月現在
また、一見維持費は高く思えますが、ディーゼルモデルであればエコカー減税対象車であるため、維持費を抑えることができます。
様々な機能によって欠点をカバーしているX1は、優秀なクルマといえるのではないでしょうか。
※2021年7月現在