レクサス 4代目RXの収納機能はいかに?

レクサスRX

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レクサス 4代目RXは、初代RXが築いたラグジュアリーSUVというジャンルを受け継いで2015年に登場して以降、高い人気を誇るモデルとして知られています。

レクサスはその開発に当たって「挑戦するデザイン」のコンセプトをベースにアグレッシブさとエレガンスの融合を図り、独自性の高いスタイルを作り上げました。

エンジンユニットや安全性を司る機能に多数の先進技術だけでなく、快適性などの様々な上質さを追求した結果、その性能とスタイルに多くの人々が魅了されているのです。

初代RXが開拓したラグジュアリーSUVという分野をさらに発展させ人気となった4代目RXについて、今回はその収納性能に着目して詳しく見ていきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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レクサス 4代目RXの特徴とは?
レクサス 4代目RXの収納機能は荷室とリアシートのコンビネーションで多彩な使い方に対応可能!
レクサス 4代目RXは優れた収納機能を持ちながらもリアシートの快適性を両立させている!
レクサス 4代目RXの収納機能は豊富なオプションでさらに使い勝手が向上!

レクサス 4代目RXの特徴とは?

北米市場で1998年にデビューした初代RXが大きな人気を博して以来、RXはその販売を世界中に広げると共に、レクサスを代表するモデルのひとつとして国内でも定着してきました。

ラグジュアリーSUVという新ジャンルが幅広く受け入れられたのは、初代RXの発売以降に各国の自動車メーカーが軒並み追随したことからも明らかですが、RXはパイオニアとしての高い価値に加え、その性能とエレガントなスタイルで今でも多くの方から支持されています。

RXのパワーユニットには、最大出力262PS・最大トルク34.2kgmの3.5L V6エンジンと、最大出力238PS・最大トルク35.7kgmの2L 直4インタークーラー付ターボエンジンが用意されており、操縦安定性に秀でる電気的AWDシステム、通称E-Fourと2WD(2輪駆動)を選択可能です。

先進的な技術を取り入れた安全性能も、豊富に搭載されています。

エンジン・ブレーキ・ステアリングなどを統合制御するVDIMや、夜間の走行時に安全性を向上させるため新開発された高性能ヘッドランプ、高速道路の走行時に車線を維持しステアリング操作を支援するレーントレーシングアシストなどがラインアップ。

その他にも、悪路を走行する際にラインサポートするアクティブコーナリングアシストやロードサインアシスト、先行車の発進を通知する先行車発進告知機能に車間距離を維持しながら追従走行するレーダークルーズコントロールなど盛りだくさんなのです。

もちろん、ラグジュアリーSUVとしてのRXには乗員に快適ドライブを提供する機能も数多く装備されています。

まず注目したいのが、Version Lに搭載されたセカンドパワーシート。

リクライニング調整や荷室(ラゲッジルーム)拡大時の格納・引き起こしを電動で行える電動リクライニング&電動格納機能に加え、ヒートシーターまで搭載した便利な機能なのです。

3列シートモデルであるRX450hL にはサードシート独立温度調整オートエアコンが装備されているため、サードシートから温度・風量の調節が可能であるなど、快適性能にも十分配慮されています。

また、ハイエンドオーディオとして知られる「マークレビンソン」のプレミアムサラウンドサウンドシステムによる音響空間や、フロントシート(前席)のシートバックに11.6インチ高精細ディスプレイを2台設置するリアエンターテイメントシステムもオプションで用意されるなど、快適装備もハイレベルに揃っているのです。

RXにさらなるスポーティさを求める方に向けては、専用チューニングと専用装備を搭載した「F SPORT」もラインアップ。

このようにRXは、安全性能や快適性能だけでなくスポーティーなモデルを期待する方のニーズにも応える、ラグジュアリーSUVとして総合力の高いモデルであることが特徴といえるでしょう。

レクサス 4代目RXの収納機能は荷室とリアシートのコンビネーションで多彩な使い方に対応可能!

RXの収納機能を語るうえでまず外せないのが、荷室とリアシート(後席)のコンビネーションがもたらすメリットでしょう。

RXには乗車定員5名の2列シートモデルであるRX450h/RX300と、乗車定員が6/7名となる3列シートモデルのRX450hL が用意されていますが、3列シートモデルでも収納機能の使い勝手は損なわれていません。

3列シートモデルのサードシートは5:5分割電動可倒式となっているため、スイッチ操作で荷室を拡大させたり、サードシートを格納してフラットスペースにすることができるなど多彩な機能が備わっているのです。

また、2列シートモデル・3列シートモデル共にセカンドシートは4:2:4分割可倒式が採用され、必要に応じて荷室の一部として利用することが可能であるなど、シートアレンジによる収納機能の使い勝手はかなり優秀といえるでしょう。

その他にも、3列シートモデルのRX450hL にはセカンドシートを左右独立のキャプテンシートとするオプションが設定されるなど、RXは収納機能の利便性と乗員の快適性の両立に力を注いでいるのです。

もちろん、セカンドシートに乗員が搭乗する場合でもRXの収納性能は優れています。

9.5型のゴルフバッグを4個横置きすることが可能で、買い物の際に便利な格納式フックも装備されるなど、収納に伴う使い勝手にも配慮されているのです。

RXは2列シートモデルのRX450h/RX300を選んでも、全長5,000mmと110mmロングの3列シートモデルを選択しても、リアシートと荷室のバリエーションが収納機能に高い満足感を与えてくれることでしょう。

3世代ファミリーや友人など大人数で出かける機会が多い方にとっても、少人数での外出頻度が高い方にとっても、RXは様々なライフスタイルに合う収納機能を持つモデルといえそうです。

レクサス 4代目RXは優れた収納機能を持ちながらもリアシートの快適性を両立させている!

RXはリアシートと荷室のコンビネーションによるすぐれた収納機能を実現しながらも、リアシートの快適性を犠牲にしていません。

RX450hL/Version Lのセカンドシートにはシートヒーターが装備されているうえに、前述の通りVersion Lならセカンドシートが電動リクライニング&電動格納機能付のパワーシートとなるため、リクライニングやシートの格納を電動で行うことができるのです。

加えて、3列シートモデルであるRX450hL にはセカンドシートを左右独立したキャプテンシートを採用することで、より快適なドライブを楽しむことが出来るオプションが用意されるなど、リアシートの乗り心地にも十分配慮されているのです。

快適性の向上に欠かせないエアコンの機能性も充実しています。

3列シートモデルでは運転席・助手席の独立温度調整に加えてサードシートで独立した温度調整が可能となっており、サードシート左席の操作パネルで温度・風量の操作が行えるようになっているのです。

また、セカンドシートを前倒して前方に移動させる際のスムーズな乗り降りにも工夫が見られるなど、RXのリアシートへの快適性に手抜かりはないといえるでしょう。

その他にもナノイー機能、花粉除去・脱臭機能付のクリーンエアフィルター、UVカット機能付のプライバシーガラスに充電用USBが後部に2個搭載しているうえ、バックドアにはハンズフリーパワー機能の採用など、RXにはリアシートでも心地よいドライブを楽しむための取り組みが随所に施されています。

さらに、SmartDeviceLink/AppleCarPlay/AndroidAutoに対応しているためiPhoneやAndroidスマートフォンを12.3インチタッチワイドディスプレイと連携させたり、地上デジタルTVチューナー&アンテナで映像を楽しむことも可能です。

レクサス 4代目RXの収納機能は豊富なオプションでさらに使い勝手が向上!

通常時でも使いやすいRXの収納機能は、オプションを活用することでさらに使い勝手に磨きがかかります。

荷室の汚れや荷物の傷付きを防ぐラゲッジマットは消臭・抗菌機能付きなうえ、購入後の取り付けも簡単。

また、撥水加工と滑り止め機能を持つ二重構造トレイのラゲッジトレイや荷室全体を覆うことの出来る広さを持つロングラゲッジマットも用意されています。

さらにウォールナット調のデッキボードであるラゲッジデッキボードやバックドアオープニングガード、荷物を固定するラゲッジネットやラゲッジボックスと、豊富なラインアップ。

RXの収納性能を広げるオプションは荷室だけではなく、ルーフレールに取り付けるアタッチメントもバリエーション豊かです。

軽量で高剛性のアルミ製ラックであるアルミラックアタッチメントをはじめ、スキー6セット/スノーボード4セットを積載出来るスキー&スノーボードアタッチメント、2枚のサーフボードを積み込むことが可能なサーフボードアタッチメントなど、アウトドアを楽しみたい方には嬉しいオプションといえるでしょう。

アルミ加飾を施したカップホルダー底部に設置するカップホルダープレート、リアシートでタブレットを利用する際に便利な後席タブレットホルダー、フロントシートのヘッドレストステーに装着する収納ポケットであるシートバックストレージなど、シートにも多数のオプションを用意。

RXの収納機能は荷室に積んだ荷物と車体を守るオプションやルーフレールに取り付けるアタッチメントで使い勝手が増すうえに、シート向けの収納オプションを使うことでさらに利便性が高まるといえそうです。
RXの収納機能は2列シートモデル/3列シートモデルとも、リアシートとのコンビネーションによる使い勝手が優れているだけでなく、リアシートの快適性も十分であることがわかりました。

荷室に用意されている荷物と車体を保護するための多様なオプションに加え、ルーフレール用のアタッチメントを併用すれば、RXの収納機能はあらゆるライフスタイルに応える利便性を持っていることは明らかでしょう。

RXはラグジュアリーSUVとして収納機能と快適性能を両立しているだけでなく、収納機能自体も十分を超えるレベルで実用的なクルマといえそうです。

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