モータースポーツ界を支える存在!エナジードリンクブランドを一挙紹介
更新日:2024.09.09

※この記事には広告が含まれます
レースやラリーなどモータースポーツで戦うマシンは、その車体に多くのスポンサー企業の広告を掲載しています。
そのため、モータースポーツに用いられるマシンは「走る広告塔」と呼ばれています。
特に最近目にする機会が多いのが、エナジードリンクのブランド。現在では数多くのエナジードリンクブランドがスポンサーとして広告を掲載し、しのぎを削っているのです。
そこで今回は、モータースポーツシーンでよく目にするエナジードリンクブランドをご紹介します。
そのため、モータースポーツに用いられるマシンは「走る広告塔」と呼ばれています。
特に最近目にする機会が多いのが、エナジードリンクのブランド。現在では数多くのエナジードリンクブランドがスポンサーとして広告を掲載し、しのぎを削っているのです。
そこで今回は、モータースポーツシーンでよく目にするエナジードリンクブランドをご紹介します。
レッドブル(Redbull)
レッドブルは、1987年にオーストラリアで生まれたレッドブル社が販売しているエナジードリンクです。
キャッチコピーはお馴染みの「レッドブルは翼を与える」。
エナジードリンク市場で非常に高いシェアを誇っており、日本では現地法人であるレッドブル・ジャパンが販売・輸入を担当しています。
2005年の登場以来、絶大な知名度を誇っているレッドブルが、本格的にモータースポーツに参入したのは2005年のことです。
特にF1と深いつながりがあることで知られているレッドブルは、1995年から2004年にかけてはスイスを本拠地とするザウバーモータースポーツを支援し、2002年にはアロウズ最後の年にスポンサードしていたことも。
その後、2004年にはフォードが保有していた名門・ジャガーレーシングを買い取り、レッドブルレーシングを設立しました。
参加するチームのほとんどが自動車メーカーという情勢の中、飲料メーカーのプライベートチームながら、ロゴマークである牛の姿をマシンにあしらい、これまで数々の表彰台を飾ってきました。
2009年のシーズン第三戦中国グランプリにおいては、ドイツ人レーサーのセバスチャン・ベッテルが完璧な走りでチームに勝利をもたらしました。
また、レッドブルはF1だけでなくスーパーGTにもTEAM Red Bull MUGENとして参加しているだけでなく、世界ラリー選手権やMoto GPなど、あらゆるモータースポーツの分野で存在感を放つ存在となっているのです。
キャッチコピーはお馴染みの「レッドブルは翼を与える」。
エナジードリンク市場で非常に高いシェアを誇っており、日本では現地法人であるレッドブル・ジャパンが販売・輸入を担当しています。
2005年の登場以来、絶大な知名度を誇っているレッドブルが、本格的にモータースポーツに参入したのは2005年のことです。
特にF1と深いつながりがあることで知られているレッドブルは、1995年から2004年にかけてはスイスを本拠地とするザウバーモータースポーツを支援し、2002年にはアロウズ最後の年にスポンサードしていたことも。
その後、2004年にはフォードが保有していた名門・ジャガーレーシングを買い取り、レッドブルレーシングを設立しました。
参加するチームのほとんどが自動車メーカーという情勢の中、飲料メーカーのプライベートチームながら、ロゴマークである牛の姿をマシンにあしらい、これまで数々の表彰台を飾ってきました。
2009年のシーズン第三戦中国グランプリにおいては、ドイツ人レーサーのセバスチャン・ベッテルが完璧な走りでチームに勝利をもたらしました。
また、レッドブルはF1だけでなくスーパーGTにもTEAM Red Bull MUGENとして参加しているだけでなく、世界ラリー選手権やMoto GPなど、あらゆるモータースポーツの分野で存在感を放つ存在となっているのです。
モンスターエナジー(Monster Energy)
モンスターエナジーは、米・モンスタービバレッジが販売しているエナジードリンクです。
怪物の爪痕のようなデザインと、おどろおどろしい“Monster”の表記が特徴的なロゴマークで、国によって成分やフレーバーが異なるものが販売されています。
モンスターエナジーもまた、レッドブルと同じくモータースポーツにてさまざまなチームをスポンサードしており、2009年にF1に参戦しました。
2010年からは、フェラーリやレッドブルと同じく強豪として知られているメルセデスAMGペトロナスフォーミュラワンチーム(当時はメルセデスGP)とスポンサー契約を結びました。
モンスターエナジーの広告は独特で、レッドブルのように大々的ではないことで有名です。モンスターエナジーのロゴが入れられるのは、ドライバーが着用するヘルメットやレーシングスーツのごく狭い範囲に限定されています。
かつて赤い皇帝と呼ばれたミハエル・シューマッハや、F1のワールドチャンピオンであるケケ・ロズベルグを父に持ち、自身も2016年に優勝したことで歴代2組目の親子チャンピオンとなったニコ・ロズベルクも、モンスターのロゴが入ったヘルメットを着用しました。
記憶に新しい所では、2021年4月24日から25日にかけて開催されたD1 GRAND PRIX 2021 OKUIBUKI DRIFT Round1 Round2にて、GR スープラ モンスターエディションを駆る斎藤太吾選手が優勝。
開幕戦を華々しい結果で飾っています。
怪物の爪痕のようなデザインと、おどろおどろしい“Monster”の表記が特徴的なロゴマークで、国によって成分やフレーバーが異なるものが販売されています。
モンスターエナジーもまた、レッドブルと同じくモータースポーツにてさまざまなチームをスポンサードしており、2009年にF1に参戦しました。
2010年からは、フェラーリやレッドブルと同じく強豪として知られているメルセデスAMGペトロナスフォーミュラワンチーム(当時はメルセデスGP)とスポンサー契約を結びました。
モンスターエナジーの広告は独特で、レッドブルのように大々的ではないことで有名です。モンスターエナジーのロゴが入れられるのは、ドライバーが着用するヘルメットやレーシングスーツのごく狭い範囲に限定されています。
かつて赤い皇帝と呼ばれたミハエル・シューマッハや、F1のワールドチャンピオンであるケケ・ロズベルグを父に持ち、自身も2016年に優勝したことで歴代2組目の親子チャンピオンとなったニコ・ロズベルクも、モンスターのロゴが入ったヘルメットを着用しました。
記憶に新しい所では、2021年4月24日から25日にかけて開催されたD1 GRAND PRIX 2021 OKUIBUKI DRIFT Round1 Round2にて、GR スープラ モンスターエディションを駆る斎藤太吾選手が優勝。
開幕戦を華々しい結果で飾っています。
バーン(burn)
バーンは、かつて日本コカ・コーラがエナジードリンク市場に切り込むために開発したエナジードリンクです。
2012年3月より、バーンエナジードリンクとバーンエナジーブーストの2種類を展開していました。そんなバーンも、モータースポーツのスポンサーとして広告活動を展開していた過去があります。
販売を開始した翌年の2013年には、2007年のチャンピオンに輝いていたミキ・ライコネンとロマン・グロージャンという名ドライバーを擁していた、名門・ロータスのスポンサーに。
それから4年にわたってスポンサードは続き、合計14回の表彰台に登りました。マシンやドライバーのレーシングスーツに、控えめなサイズの広告を掲載していたバーン。
2014年以降はチームロータスの戦績も振るわず、財政的にも厳しい状況に追い込まれたことから、2015年にはロータス自体がルノーに買収される結果に。
それによって、バーンはF1より完全に撤退してしまいました。
エナジードリンクのバーン自体も、モンスターエナジーやレッドブルといった他社製品の勢いに飲まれ、残念ながら現在は販売を終了しています。
2012年3月より、バーンエナジードリンクとバーンエナジーブーストの2種類を展開していました。そんなバーンも、モータースポーツのスポンサーとして広告活動を展開していた過去があります。
販売を開始した翌年の2013年には、2007年のチャンピオンに輝いていたミキ・ライコネンとロマン・グロージャンという名ドライバーを擁していた、名門・ロータスのスポンサーに。
それから4年にわたってスポンサードは続き、合計14回の表彰台に登りました。マシンやドライバーのレーシングスーツに、控えめなサイズの広告を掲載していたバーン。
2014年以降はチームロータスの戦績も振るわず、財政的にも厳しい状況に追い込まれたことから、2015年にはロータス自体がルノーに買収される結果に。
それによって、バーンはF1より完全に撤退してしまいました。
エナジードリンクのバーン自体も、モンスターエナジーやレッドブルといった他社製品の勢いに飲まれ、残念ながら現在は販売を終了しています。
キーバ(KiiVA)
キーバは、神奈川県出身の元レーシングドライバー・阿部翼氏が立ち上げたエナジードリンクブランドです。
阿部翼氏がレーシングドライバー引退を表明後の2013年に会社を設立しました。
翌年にはキーバエナジービューティドリンクという商品を販売していましたが、2016年に本命となるキーバエナジードリンク500を販売。
コンビニエンスチェーンであるミニストップを中心に、通販などでも純国産のエナジードリンクとして高い評価を受けています。
モータースポーツでもスポンサーとして活躍しており、2019年にはランボルギーニオーナーズクラブが後援を務めるレーシングチーム、チームJLOCのSUPER GT300クラスの参戦を支援しているのです。
現在ではSUPER GTとスーパーフォーミュラで戦うカルソニック チーム・インパルのメンバー4名と、全日本モトクロス選手権を主戦場とするTeam HRCの山本鯨選手などをスポンサードしています。
阿部翼氏がレーシングドライバー引退を表明後の2013年に会社を設立しました。
翌年にはキーバエナジービューティドリンクという商品を販売していましたが、2016年に本命となるキーバエナジードリンク500を販売。
コンビニエンスチェーンであるミニストップを中心に、通販などでも純国産のエナジードリンクとして高い評価を受けています。
モータースポーツでもスポンサーとして活躍しており、2019年にはランボルギーニオーナーズクラブが後援を務めるレーシングチーム、チームJLOCのSUPER GT300クラスの参戦を支援しているのです。
現在ではSUPER GTとスーパーフォーミュラで戦うカルソニック チーム・インパルのメンバー4名と、全日本モトクロス選手権を主戦場とするTeam HRCの山本鯨選手などをスポンサードしています。
モータースポーツにおけるスポンサーは、まさに時代の流れを写す鏡です。
タバコブランドが多く流入していた過去は過ぎ去り、現在ではエナジードリンクブランドがチームやドライバーの大きなスポンサーとなっています。
これからもエナジードリンクは、何かにチャレンジする方たちの支えとして多くの名レースを彩ってくれることでしょう。
※2021年7月現在
タバコブランドが多く流入していた過去は過ぎ去り、現在ではエナジードリンクブランドがチームやドライバーの大きなスポンサーとなっています。
これからもエナジードリンクは、何かにチャレンジする方たちの支えとして多くの名レースを彩ってくれることでしょう。
※2021年7月現在