「ハッチバックは狭い」を覆す広さと魅力!日産 2代目ノート(HR12DE/HR12DDR型)のリアシートの使い勝手をじっくり紹介!

日産 2代目ノート

日産を代表する1台でもあり、環境性能も高い日産 2代目ノート(HR12DE/HR12DDR型)。

2020年のフルモデルチェンジとともに生産を終了した1台でもありますが、未だユーザーからの人気が高いクルマです。

今回は、そんなノートのリアシートの使い勝手は良いのか、仕様説明などと併せて詳しく見ていきましょう。

Chapter
日産 2代目ノートはどんなクルマなの?
日産 2代目ノートのリアシートの使い勝手をチェック!
日産 2代目ノートのリアシートの使い勝手をさらによくする機能・オプションとは?

日産 2代目ノートはどんなクルマなの?

2代目ノートは、2012年のフルモデルチェンジにより誕生したハッチバックタイプの乗用車です。

2016年から日産独自のパワートレインである「e-POWER」を搭載したことが注目を受け、高い環境性能と燃費の良さで人気のクルマでもあります。

ラインアップは初登場時は6種類でしたが、マイナーチェンジされるにしたがって最終的には26種類にまで膨れ上がりました。

発表当初はガソリンエンジンモデルだけだったノートですが、2016年のマイナーチェンジを期に「e-POWER」搭載のモデルもラインアップに加わったこともポイントといえるでしょう。

「e-POWER」搭載のノート最大の特徴が大容量の蓄電機能で、災害時でも電力を取り出すことが可能な点です。

日産側も蓄電機能はウリにしており、災害時に強いクルマという従来のクルマの役割に加えた付加価値をつけることにも成功しました。

トランスミッションは「e-POWER」の場合、モーター直結の変速機構なので別体では存在しません。

電気をメインの動力をしていることから航続可能距離に不安を覚える方もいるかもしれませんが、性能は年々向上していきました。

現行モデルは3代目ノートで、2020年に3代目と入れ替わる形で生産を終了しています。

日産 2代目ノートのリアシートの使い勝手をチェック!

ノートのリアシートは、ハッチバック特有の狭さを感じにくい作りになっています。

ニールーム(足元空間)は広く確保されており、フロントシート(前席)との距離感も絶妙なので窮屈さを感じることはありません。

ベンチシートで位置をスライドさせて動かすことは少ししかできませんが、元々のリアシート周辺のスペースが広いので、不便に感じることはないでしょう。

室内高も1,240mmと比較的高いため、標準的な身長の方であれば乗り降りに不自由さを感じることはありません。

リアシートは6:4分割可倒式の機能を有しており、必要に応じてシートアレンジをすることも可能です。

しかし、2代目ノートのリアシートにはリクライニング機構がありません。

長時間同じ姿勢でいなければならない構造なので、休憩ごとの助手席を含めた座席のローテーションが必要になるでかもしれません。

フロア(床面)はフラットではないため、室内での左右移動は若干不便さを感じる方もいるかもしれませんが、室内移動をあまりしないのであれば気になることはないでしょう。

使い方次第にはなりますが、乗っているあいだに窮屈さや狭さを強く感じるクルマではないのです。

日産 2代目ノートのリアシートの使い勝手をさらによくする機能・オプションとは?

ノートには、リアシートの使い勝手にさらに磨きをかける機能やオプションがいくつか設けられています。

まず注目したいのが、座席としても使えるだけでなく、リアセンターアームレストとしても使用可能なリアシートのセンターシート。

このリアセンターアームレストにはドリンクホルダーが2つついており、500mlのペットボトルを手元におくことができます。

不要な場合はセンターシートにたたんでしまうこともできるので、非常に便利なオプションといえるでしょう。

リアシートにセンターシートのアームレストオプションを付けていない、もしくは装着できない場合も、センターコンソール後方にあるドリンクホルダーで解決できます。

飲み物を取ったり置いたりするときに前のめりになる必要はありますが、ペットボトル2本が入れられるメリットは非常に魅力的です。

5人乗りの時でもシートを1つ無駄にしなくてもいので、大人数でのドライブ時でも活躍すること間違いありません。

また、消臭効果のあるフロアカーペットも魅力的です。

見た目も高級感があるので、インテリア(内装)にもこだわりたいオーナーならぜひ選択したいオプションといえます。

ハッチバックタイプのノートはSUVに人気を押され気味のクルマではありますが、ポテンシャルは高くリアシートの使い勝手も良いことがわかりました。

「ハッチバックのリアシートは使いにくい」を改善し続けた2代目ノートは、乗る人すべての快適さを支えているのです。

現行モデルは3代目であるため、2代目ノートを新車で購入することはできませんが、気になった方は中古車市場をチェックしてみるのも良いかもしれません

※ 2021年6月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道