メルセデス・ベンツ Sクラス新旧比較!7代目と6代目の違いや特徴を解説
更新日:2024.09.26
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メルセデス・ベンツ 7代目Sクラス(W223)は、2020年に発表されたばかりで、発表と同時に注目を集めた人気のクルマでもあります。
先代である6代目Sクラスは8年間という長きにわたり愛されていましたが、7代目Sクラスはモデルチェンジに伴ってどこが変わったのでしょうか。
そこで今回は、現行の7代目Sクラスと先代の6代目Sクラスを比較しながら、変更点について詳しく解説していきます。
先代である6代目Sクラスは8年間という長きにわたり愛されていましたが、7代目Sクラスはモデルチェンジに伴ってどこが変わったのでしょうか。
そこで今回は、現行の7代目Sクラスと先代の6代目Sクラスを比較しながら、変更点について詳しく解説していきます。
Sクラスの新旧比較表
7代目Sクラス | 6代目Sクラス | |
---|---|---|
新車価格 | 1,293〜4,040万円 | 998〜3,427万円 |
中古車価格 | 65〜3,698万円 | 65〜3,698万円 |
ボディタイプ | セダン/ハードトップ | セダン/ハードトップ |
全長 | 5,180〜5,335mm | 5,116〜5,305mm |
全幅 | 1,920〜1,930mm | 1,899〜1,915mm |
全高 | 1,505〜1,515mm | 1,493〜1,500mm |
燃費WLTCモード | 8.6〜13.7km/L | - |
燃費JC08モード | 8.6〜14.7km/L | 8.1〜20.7km/L |
ドア数 | 4ドア | 4ドア |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
排気量 | 2,924〜3,982cc | 2,142〜5,980cc |
トランスミッション | マニュアルモード付AT | マニュアルモード付AT |
ハンドル | 左、右 | 左、右 |
最小回転半径 | 5,400〜5,900mm | 5,500〜5,900mm |
ホイールベース | 3,105〜3,215mm | 3,035〜3,165mm |
メルセデス・ベンツ 7代目Sクラスと6代目Sクラスはラインアップが違う
まず、メルセデス・ベンツ 7代目Sクラスと6代目Sクラスでは、ラインアップが異なります。
6代目Sクラスはセダン、クーペのほかにガブリオレやコンバーチブルといったラインアップで販売されていました。
また、排気量も下は2,924cc、上は5,980ccと幅広く設定されていたことに加え、エクステリア(外観)から選ぶ楽しみがあったと記憶している方も多いかもしれません。
しかし、7代目Sクラスのラインアップはすべてセダンに変更されたほか、排気量も2,924~2,996ccの範囲内に収まりました。
エクステリアから選ぶ楽しみがなくなり少し残念な気もしますが、これは今後のモデルチェンジで変わる可能性があります。
メルセデス・ベンツはほぼ毎年のようにマイナーチェンジを施しており、6代目のラインアップも、発売当初はそれほど多くはありませんでした。
しかし、時代が下るにつれそのラインアップは拡充され、最終的に4種類のエクステリアのSクラスが誕生したのです。
7代目Sクラスはまだ市場に投入されたばかりなので、今後の動向に注目が集まります。
6代目Sクラスはセダン、クーペのほかにガブリオレやコンバーチブルといったラインアップで販売されていました。
また、排気量も下は2,924cc、上は5,980ccと幅広く設定されていたことに加え、エクステリア(外観)から選ぶ楽しみがあったと記憶している方も多いかもしれません。
しかし、7代目Sクラスのラインアップはすべてセダンに変更されたほか、排気量も2,924~2,996ccの範囲内に収まりました。
エクステリアから選ぶ楽しみがなくなり少し残念な気もしますが、これは今後のモデルチェンジで変わる可能性があります。
メルセデス・ベンツはほぼ毎年のようにマイナーチェンジを施しており、6代目のラインアップも、発売当初はそれほど多くはありませんでした。
しかし、時代が下るにつれそのラインアップは拡充され、最終的に4種類のエクステリアのSクラスが誕生したのです。
7代目Sクラスはまだ市場に投入されたばかりなので、今後の動向に注目が集まります。
メルセデス・ベンツ 7代目Sクラスと6代目Sクラスはインパネ機能が違う!
7代目Sクラスと6代目Sクラスでは、インパネの機能がまったく違う点もポイントでしょう。
もはや違うクルマなのではないかと思うほどその機能は変わっており、乗り換えた方は驚きを隠せないかもしれません。
7代目Sクラスでは、それまでボタン操作であったあらゆる機能をナビと一体化した大型センターディスプレイに集約されました。
これを6代目Sクラスと比較すると、なんと27個ものボタンを廃止することに成功しているのです。
ボタンの廃止により見た目がすっきりしただけでなく、操作性も向上したのは言うまでもないでしょう。
集約された機能はモニターによる操作も可能ですが、ステアリングホイールのボタンでも操作できます。
通常、エアコンやオーディオなど運転以外の操作でドライビングポジションが崩れてしまうと、一瞬でもよそ見をすることになり事故のリスクがあるため、この変更はドライバーにとって画期的です。
タッチパネルで操作ができるようになったこと、ステアリングホイールで操作できるようになり操作性が向上したことに加え、事故のリスクを低減させることに成功しているのも嬉しい点ではないでしょうか。
もはや違うクルマなのではないかと思うほどその機能は変わっており、乗り換えた方は驚きを隠せないかもしれません。
7代目Sクラスでは、それまでボタン操作であったあらゆる機能をナビと一体化した大型センターディスプレイに集約されました。
これを6代目Sクラスと比較すると、なんと27個ものボタンを廃止することに成功しているのです。
ボタンの廃止により見た目がすっきりしただけでなく、操作性も向上したのは言うまでもないでしょう。
集約された機能はモニターによる操作も可能ですが、ステアリングホイールのボタンでも操作できます。
通常、エアコンやオーディオなど運転以外の操作でドライビングポジションが崩れてしまうと、一瞬でもよそ見をすることになり事故のリスクがあるため、この変更はドライバーにとって画期的です。
タッチパネルで操作ができるようになったこと、ステアリングホイールで操作できるようになり操作性が向上したことに加え、事故のリスクを低減させることに成功しているのも嬉しい点ではないでしょうか。
メルセデス・ベンツ 7代目Sクラスと6代目Sクラスは安定性が違う!
7代目Sクラスと6代目Sクラスの大きな変更点として、走行中の安定性も挙げられます。
セダンという形状の関係で通常時でもそれほど不安定にはならないものの、7代目Sクラスでは新たに後輪操舵システムを追加し、さらに安定性に磨きがかかっているのです。
「リア・アクスルステアリング」と呼ばれるこの機能は、60km/h以下ではリアホイールをフロントホイールとは逆方向に4.5度傾け、小回りの良さ向上に貢献しています。
60km/hを越えてクルマが安定してくると、リアホイールがフロントホイールと同じ方向に最大3回動き、走行の安定性をさらに高めてくれるのです。
全車4WD(4輪駆動)であらゆる路面に強いだけでなく、後輪操舵システムによってさらに安定した走りを実現することに成功しました。
最先端の技術を兼ね備えた7代目Sクラスは、6代目Sクラスよりも大幅に進化を遂げており、まさに次世代のクルマと呼ぶにふさわしい1台でしょう。
セダンという形状の関係で通常時でもそれほど不安定にはならないものの、7代目Sクラスでは新たに後輪操舵システムを追加し、さらに安定性に磨きがかかっているのです。
「リア・アクスルステアリング」と呼ばれるこの機能は、60km/h以下ではリアホイールをフロントホイールとは逆方向に4.5度傾け、小回りの良さ向上に貢献しています。
60km/hを越えてクルマが安定してくると、リアホイールがフロントホイールと同じ方向に最大3回動き、走行の安定性をさらに高めてくれるのです。
全車4WD(4輪駆動)であらゆる路面に強いだけでなく、後輪操舵システムによってさらに安定した走りを実現することに成功しました。
最先端の技術を兼ね備えた7代目Sクラスは、6代目Sクラスよりも大幅に進化を遂げており、まさに次世代のクルマと呼ぶにふさわしい1台でしょう。
ここまで、7代目Sクラスと6代目Sクラスの大きな違いを3点紹介しました。
同じクルマとは思えないほどの進化を遂げた7代目Sクラスは、まだまだ市場に投入されたばかりで、今後改善されて新たなモデルが世に出る可能性もあります。
しかし、発売された時点でこれだけの装備を持っているSクラスに注目が集まるのも、今回の解説でよく分かったのではないでしょうか。
気になった方は、一度カタログに目を通してみるのも良いでしょう。
※ 2021年6月現在
同じクルマとは思えないほどの進化を遂げた7代目Sクラスは、まだまだ市場に投入されたばかりで、今後改善されて新たなモデルが世に出る可能性もあります。
しかし、発売された時点でこれだけの装備を持っているSクラスに注目が集まるのも、今回の解説でよく分かったのではないでしょうか。
気になった方は、一度カタログに目を通してみるのも良いでしょう。
※ 2021年6月現在