輸入メーカーのフラッグシップモデルを一挙公開!メルセデス・ベンツ Sクラス、BMW 7シリーズ

メルセデス Sクラス セダン

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ブランドをけん引し、イメージを形成する「フラッグシップモデル」といわれる最上位のモデル。上質な素材を使い、最先端技術もふんだんに盛り込んだ、輸入メーカーのフラッグシップモデルを紹介しましょう。

文・立花義人
Chapter
①メルセデス・ベンツ Sクラス
②BMW 7シリーズ
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BMW M760Li xDrive 〜BMWの最上級セダンとV12エンジンを堪能する〜
③ジャガー XJ
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④アウディ A8
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①メルセデス・ベンツ Sクラス

ドイツの自動車メーカー、ダイムラーが展開するメルセデス・ベンツブランドのフラッグシップモデルは、いわずもがなの「Sクラス」です。

2018年8月現在のSクラスは6代目のW222型で、2013年に発売されました。多くの自動車メーカーがベンチマークとするSクラスは、隙のない造り込みと最新技術満載の高級セダンです。

2017年以降のマイナーチェンジモデルでは、当初設定されていたプラグインハイブリッドや、ディーゼルハイブリッドが廃止された代わりにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)という、発電機やスターターの機能も備えたモーターと、電動スーパーチャージャーを備えた3.0L 直6ターボが追加されています。
また、自動車が通信する先進的なテレマティクス・サービスである「メルセデス・ミー・コネクト」は、事故や走行不能になった際にボタンを押すだけで専用のコールセンターにつながるほか、万が一ドライバーが意識を失って反応できなくなった場合にも、自動でコールセンターにつながる機能が搭載されています。

さらに車外から、スマートフォンで車両状態の確認や駐車操作、遠隔でのドア操作ができるなど、まるで映画の世界のような新技術が搭載されています。

②BMW 7シリーズ

ドイツの自動車メーカー、BMWのフラッグシップモデルは「7シリーズ」です。2015年に発表された第6世代が最新モデルとなります。

エンジンのバリエーションが多く、2.0L 直4DOHCターボにモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド、3.0L 直6DOHCターボ、4.4L
 V8 DOHCツインターボ、6.6L V12 DOHCツインターボがあります。

エクステリアはワイド&ローを基調としたBMWらしいフォルムに、クロームを多用したパーツを組み合わせ、エレガントな雰囲気。メルセデス・ベンツと同様、安全装備に関する最先端技術を投入し、高級車としての存在感は十分です。

衝突回避ブレーキや全方位カメラはもちろんのこと、指のジェスチャーだけで多くの機能の操作が可能になる「BMWジェスチャー・コントロール」は、運転者の姿勢や視線移動を少なくすることで、安全運転を助けてくれます。

また、車外からディスプレイ付きのキーを操作するだけで、狭い場所に自動で駐車したり、出庫の際にクルマを後退させてくれる機能もあります。

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BMW M760Li xDrive 〜BMWの最上級セダンとV12エンジンを堪能する〜

BMWの最上級セダンである、BMW 7シリーズ。今回は、V12気筒エンジンを搭載したM760Li xDriveをご紹介します。2020年現在、生産される数が少なくなっているV12気筒エンジンのサウンドやフィーリングに加え、最上級セダンらしい”おもてなし”が随所に現れるM760Li xDrive。CARPRIMEナビゲーター、河西啓介が解説します。

③ジャガー XJ

イギリスの自動車メーカー、ジャガーのフラッグシップモデルは「XJ」です。4代目にあたる現在のモデルは、2010年に販売が開始されました。

ジャガー XJは世界各国のセレブ、王室、政治家に選ばれ続けてきたモデルです。外観は比較的あっさりしているものの、全面をレザーで覆ったダッシュボードや、ウッドパネル、クロームをふんだんに使用したインテリアデザインなど、フラッグシップモデルにふさわしい雰囲気が十分に出ています。

ボディの骨格の99%がアルミ合金で、溶接を使わず接着とリベットのみで組み立てる構造としたことで、同クラスのライバルより150kgほど軽量となりました。これにより軽快なハンドリングとフットワークを実現しています。

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④アウディ A8

アウディのフラッグシップモデルは「A8」です。現在、販売される3代目は、2009年にデビューしました。

エンジンは、3.0L V6スーパーチャージャー、4.0L V8、4.0L V8ターボ、コンパクトなV6を2つ組み合わせた6.3L W12というラインナップです。パワフルなエンジンにアウディ独自のフルタイム4WDのクワトロシステムを組み合わせ、最高級セダンにふさわしい安定感のある走りを提供しています。

A8のマトリクスLEDヘッドライトは、カメラで対向車や先行車のライトを認識して、それを照らす箇所を自動的に消灯し、常に最良の視界を確保する機能があります。また前走車との車間距離を自動調整してくれるアダプティブクルーズコントロールや、自動で駐車を行ってくれるアウディパークアシストも搭載されます。

シンプルで無駄のない、機能美と言うにふさわしいデザインは、落ち着いた大人の高級セダンという雰囲気があります。

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高級自動車メーカーのフラッグシップモデルには、それぞれのメーカーが威信をかけて開発した新技術やこだわりがぎっしり詰まっています。

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文・立花義人
フリーライター。5歳の頃に自動車図鑑で見たアルファロメオのデザインに衝撃を受け、以降クルマに魅了される。様々なクルマの個性を知りたいと考え、免許取得後国産・輸入車問わず20台以上を乗り継ぐ。車検整備を取り扱う企業に勤務していた際、メンテナンスや整備に関する技術や知識を学ぶ。趣味はドライブ、食べ歩き。現在の愛車はパサート・ヴァリアント。
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