メルセデス・ベンツ 7代目Sクラス(W223)の後部座席の使い勝手を徹底チェック!

メルセデス・ベンツ 7代目Sクラス

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メルセデス・ベンツ 7代目Sクラス(W223)は、歴代モデルを数えると70年以上の歴史を誇るクルマです。

Sクラスだけでも半世紀にもわたる歴史を持っており、名門中の名門でもある1台ですが、そんなSクラスのリアシート(後席)の使い勝手はどんなものなのでしょうか。

Sクラスの仕様などと併せて、詳しく紹介していきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
メルセデス・ベンツ 7代目Sクラスとはどんなクルマ?
メルセデス・ベンツ 7代目Sクラスの後部座席の使い勝手は如何に?
メルセデス・ベンツ 7代目Sクラスの後部座席をさらに快適にする装備とは?

メルセデス・ベンツ 7代目Sクラスとはどんなクルマ?

Sクラスとは、ドイツのメルセデス・ベンツブランドにラインアップされている高級セダン・およびクーペあり、リムジンのラインアップもあるほど高級志向の1台で、日本でも数多く見られるクルマです。

現行モデルは7代目にあたり、日本では2021年1月末から販売されました。

エンジンとボディーサイズの違いで計4種類のラインアップが存在していますが、すべて3.0L 直列6気筒ターボチャージャー付エンジンを搭載しています。

また、プレミアムガソリン車はハイブリッド式でもあり、環境性能にも優れているという特徴があります。

大きさはノーマルボディーで全長5,180mm×全幅1,920mm×全高1,505mmと、一般的な日本車よりも大きなクルマであることも特徴のひとつです。

駆動方式はすべて4WD(4輪駆動)で、どんな環境でも安定した走りを実現しています。

環境性能、燃費性能など非常にコストパフォーマンスがいいクルマでもあり、本国ドイツをはじめ世界中で愛される1台でもあるのです。

メルセデス・ベンツ 7代目Sクラスの後部座席の使い勝手は如何に?

Sクラスには標準型と、ボディーサイズが長いロングの2種類ありますが、どちらも居住性が高く座り心地は抜群です。

特にロングの座り心地は良く、リアシートにオーナーが座ることを重視して作られたクルマになっているのが特徴といえるでしょう。

ボタンひとつでリアシートを倒すことができる電動調節式で、座り心地を簡単に調整できるほか、合わせてフットレストが出てくる仕様なので、足を伸ばしてくつろぐことができるのです。

フットレストの張り出しに合わせて、フロントシート(前席)は自動で動くようになっており、フロントシート側で調整をする必要はありません。

リクライニング機構こそないものの前後移動は電動式で、座りやすいポジションで設定ができるようになっています。

これが標準仕様でもロングモデルでも、どちらも装備されていることは注目に値するでしょう。

センターコンソールに取り付けられたエアコンで空調もコントロール可能なので、リアシートだから過ごしにくいといったことはありません。

メルセデス・ベンツ 7代目Sクラスの後部座席をさらに快適にする装備とは?

Sクラスには、リアシートで過ごす時間をさらに快適にするオプションが多数ラインアップされていますが、そんなオプションを必要とせずとも、リアシートの居住性を高める機能が標準装備されています。

リアシート中央には先端にタッチパネルが付いた格納式のアームレストがあります。

フロントシートのヘッドレスト後ろにはモニターが装着されており、このモニターのコントロールがアームレストのタッチパネルからできるようになっているのです。

シートをリクライニングモードにしても操作しやすいので、非常に便利な装備といえるでしょう。

ちなみに4人掛けにすると、このアームレストは常にリアシートセンター部分においてある状態になるうえ、リアシートのモニターはタブレットとして取り外しもでき、手元で操作することもできます。

これらはリアシートのパッケージについているもので、標準搭載ではありません。

しかし、Sクラスのリアシート周辺の利便性は非常に高く、快適なことに変わりはないのではないでしょうか。
ここまで、メルセデス・ベンツ Sクラスの使い勝手について詳しく説明してきました。

Sクラスはまだ市場に出たばかりで、新車価格も高額でなかなか手が出せるものではないかもしれません。

しかしその価格に見合った機能は随所にあり、リアシートも例外ではないことがわかりました。

今後も、電動自動車の開発にも力を入れるメルセデス・ベンツの動きに注目が集まりそうです。

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