BMW 初代X2はシートアレンジで収納性をアップ!

BMW 初代X2

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BMW 初代X2(3BA-YH15/3DA-YL20/3BA-YN20型)は、スタイリッシュなルックスだけでなく、走行性能を徹底的にブラッシュアップさせたコンパクトSUVです。

クラス随一のダイナミックで俊敏なパフォーマンスを実現。質感の高いインテリアと、革新的なテクノロジーを兼ね備えたクルマが初代X2です。

今回は、スポーティな走りを享受できる初代X2の実用性にスポットを当て、シートアレンジについてご紹介します。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
BMW 初代X2はスポーティなコンパクトSUV!
BMW 初代X2の居住性とシートをチェック!
BMW 初代X2のシートアレンジで積載性と収納性をアップ!

BMW 初代X2はスポーティなコンパクトSUV!

BMW X2のボディサイズは、全長4,375mm×全幅1,825mm×全高1,535mm、ホイールベース2,670mm、最小回転半径5.1mです。

X2のスポーティな走りを支えるサスペンションは、俊敏性と優れたステアリング特性を持っています。

フロントはシングル・ジョイント・トレーリングアーム・アクスル、リアは分離型のスプリングとダンパーで構成され、ボディ・ロールを抑えた俊敏な走りが可能です。

動力を足回りに伝えるトランスミッションと、駆動方式はグレードによって異なります。グレード「X2 sDrive18i M Sport X」は電子油圧制御式7速DCT・前輪駆動を採用。

「X2 xDrive20d M Sport X Edition Joy+」・「X2 xDrive20d M Sport X」・「X2 M35i」の3つのグレードは、電子油圧制御式8速AT・4輪駆動を採用しています。

電子油圧制御式7速DCTは、スポーツ・モードを選択すると、最大限のパフォーマンスを発揮。トラクションを最適化する自動変速機能を装備。

電子油圧制御式8速ATは、セレクター・レバーまたはマルチファンクション・スポーツ・レザー・ステアリング・ホイールに装備されたシフト・パドルにより、スムースかつ精確なギヤ・シフトを実現します。

BMW xDriveと呼ばれる4輪駆動システムは、前後アクスルに駆動力を的確に可動分配します。なので、あらゆるランニングシチュエーションにおいて、トラクションを最大限に発揮します。

また、コーナー走行時におけるオーバーステアやアンダーステアを打ち消し、クイックなハンドリングと俊敏性を享受可能です。

「X2 sDrive18i M Sport X」は、使い勝手の良いコンパクトサイズの1.5L 直列3気筒DOHCガソリンエンジンを搭載しています。

「X2 xDrive20d M Sport X Edition Joy+」・「X2 xDrive20d M Sport X」は、環境性能と燃費性能を考慮した、クーリンなディーゼルユニットの2.0L 直列4気筒DOHCエンジンを採用。

「X2 M35i」はパワー・トルクともに十分な走りを楽しめる、2.0L 直列4気筒DOHCガソリンエンジンを搭載しています。

新世代エンジンとして設計を見直し、時代に合ったエンジン特性を強化。アクセルの踏み込みに合わせてスムースに吹け上がり、使用頻度の高い低回転域のスポンス特性が高く、ダイレクトでスポーティーな味付けのエンジンと言えます。

BMW 初代X2の居住性とシートをチェック!

BMW X2はスポーティーな走りだけでなく、快適な居住空間を併せ持っています。質感高いマテリアルを使用したインテリア(内装)は、人間工学に基づいて設計され、機能性を兼ね備えた特徴があります。

ドライバーオリエンテッドと言える運転席周りをチェックしましょう。インパネ内に装備された、10.25インチの高解像度カラー・ワイド・ディスプレイは、ドライブに必要な情報を過不足なく的確にドライバーに提供します。

X2のシートポジションは高めに設定されており、前方確認が行いやすい視座を確保。実用性が考慮されたスポーツシートは、イエローのコントラスト・ステッチが施されたマイクロ・ヘキサゴン・クロス/センサテック・コンビネーションが採用され、質感の高さを演出しています。

フロントシート(前席)だけでなく、リアシート(後席)、アームレスト、センターコンソール、インパネにも同様のステッチが施され、室内のスポーティネスなイメージを高めています。

また、フロントシートとリアシートには、ゆったりと過ごせる大型のセンターアームレストをレイアウト。アームレストには便利なカップホルダー機能が付いています。

BMW 初代X2のシートアレンジで積載性と収納性をアップ!

BMW X2のシートアレンジはどういった内容なのかチェックしていきましょう。質感高いマテリアルで作られたスポーツシートは、乗り心地に配慮がされていますが、便利なシートアレンジ機能も併せ持っています。

X2は、さまざまな収納シーンに対応できるスルーローディング・システムを採用。スルーローディング・システムとは、リヤ・シートのバックレストを4:2:4の3分割で使用できる機能を指します。

X2のラゲッジルーム(荷室)容量は、通常時470L、リアシート折りたたみ時1,355LとコンパクトSUVとしては、大容量と言えるスペースを誇っていますが、スルーローディング・システムの活用で、より使い勝手の良い積載スペースを生み出せます。

リヤ・シートのバックレストを収納シーンに応じて、分割・格納できるシートアレンジ機能となるスルーローディング・システムにより、レジャーやビジネスで使う長尺の荷物でも、無理なく積載可能になります。
BMW X2は走りを楽しめる走行性能だけでなく、実用性を考慮したシートアレンジ機能を持った、使い勝手の良いコンパクトSUVと言えます。

気持ちの良い走りと、機能的なシートアレンジをこの機会に試してみてはいかがでしょうか。

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