BMW 初代X2の荷室(ラゲッジスペース)は大容量！(3BA-YH15/3DA-YL20/3BA-YN20型)

BMWの革新的なテクノロジーを惜しみなく投入したBMW X2。卓越した走行性能だけでなく、リスクを先読みする最先端のテクノロジーが、ドライバーと乗員を360°の安心で包み込みます。

ペダルの操作性を高め、操作ミスを軽減するオルガン式アクセルペダルや、万が一のパンクの際に、安全に停車させるランフラット・テクノロジー・タイヤなどが採用されています。

ドライビング・アシストとして、システムが周囲の状況を判断し、ステアリングの操作力にも介入する衝突回避・被害軽減ブレーキや、車線からクルマが逸脱しそうになると、ステアリング・ホイールを軽く振動させてドライバーにアラートするレーン・ディパーチャー・ウォーニングなどの機能を、全グレードで標準装備。

「BMW X2 xDrive20d M Sport」と「BMW X2 M35i」では、前方の車両との車間距離を維持しながら自動で加減速や、緊急時の自動ブレーキを行うアクティブ・クルーズ・コントロールがプラスされています。

万が一の事故の際には、車両標準装備の専用通信機器から、自動的にSOSコールを発進するBMW SOS コールシステムが対応します。24時間体制のコールセンター専門スタッフが、必要に応じて救急や消防などに連絡。事故以外の緊急事態において､手動でBMW SOS コールを作動させることも可能です。

X2はさまざな安全機能を充実させて、ヨーロッパで自動車の安全性を評価する、Euro NCAPの衝突安全試験にて、最高評価の総合5つ星を獲得。乗員だけでなく歩行者への安全配慮においても高い評価を得ています。

BMW X2のラゲッジルームをチェックする前に、X2のボディサイズや室内の収納機能などについて確認しておきましょう。

X2のボディサイズは、全長4,375mm×全幅1,825mm×全高1,535mm、ホイールベース2,670mm、最小回転半径5.1mとなってます。大きすぎないサイズ感は、狭い日本の公道でも、無理なく運転が可能です。

フロントシート(前席)とリアシート(後席)の背面には、メッシュタイプのシートバック収納を装備。フロント・リアのアームレストには、それぞれ2つのカップを置けるホルダーを設置。インパネには、便利な照明付きグローブボックスをレイアウトしています。

X2はスルーローディング・システムを採用して、ラゲッジルームスペースの拡大が可能です。スルーローディング・システムとは、リヤ・シートのバックレストを40:20:40で3分割できるシステムです。

スルーローディング・システムにより、ラゲッジルームの有効活用が可能になり、リアシートに2名が乗った状態で、長尺物の荷物でも積載できます。

BMW X2は多すぎない収納機能と、スルーローディング・システムによるラゲッジルームの有効活用により、室内に過不足のない積載性を作り出していますが、ラゲッジルーム自体の容量はどのくらいなのか気になるところです。

X2のラゲッジルーム容量は通常時470L、リアシート折りたたみ時は1,355Lとなっています。コンパクトSUVとしては広いラゲッジルーム容量だと言えるのではないでしょうか。

ファブリックが貼られたラゲッジルームは、ホイールハウスの張り出しもなく、使い勝手の良い作りになっています。ラゲッジルームへのアクセスは、テールゲートのエンブレムを押すか、コンフォート・アクセスシステムを使うことになります。

コンフォート・アクセスは、リモート・コントロール・キーをポケットやハンドバッグなどに入れたまま、ドアのロック／ロック解除、さらにエンジンスタート／ストップができるシステムです。

上記以外のラゲッジルームへのアクセス方法としてオートマチック・テールゲート・オペレーションがあります。

オートマチック・テールゲート・オペレーションは、荷物で手がふさがっているときに便利なテールゲートのスマート・オープン／クローズ機能付きシステムで、テールゲート全体が開閉します。

オートマチック・テールゲート・オペレーションは、「X2 xDrive20d M Sport X Edition Joy+」・「X2 M35i」に標準装備されています。

BMX X2は、クルマとしての安全性能を向上しながら、必要にして十分な積載性能を誇る使い合っての良いコンパクトSUVと言えます。

スタイリッシュな外観と実用性を、一度、味わってみてはいかがでしょうか。

※2021年6月現在