スズキ 4代目スイフトに欠点はあるのか？室内や荷室のサイズなどをチェック！

更新日：2023.01.04

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スズキ 4代目スイフト(ZC13S/ZC43S/ZC53S/ZC83S/ZD53S/ZD83S型)は抜群の走行性能や燃費性能、それらを活かす新プラトフォームの「HERTECT」など、多くの長所があるクルマです。

そんな4代目スイフトには、どのような欠点があるのでしょうか。

室内のサイズなどをチェックしながら、詳しく紹介していきます。

吉田恒道｜よしだつねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」（扶桑社）など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」（学習研究社）がある。

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Chapter: スズキ 4代目スイフトの室内は狭い？; スズキ 4代目スイフトの荷室は小さい？; スズキスイフトは収納スペースが少ない？

スイフトの中古車一覧

スズキスイフト 1.2 XG 1年保証・ナビTV・ドラレコ・ETC

本体価格

26.8万円
支払総額

38.5万円

年式：2010年
走行距離：7.6万km
車検：車検整備付
なし

スズキスイフト 1.2 RS-DJE 一年間走行無制限保証付き

本体価格

64.8万円
支払総額

74.8万円

年式：2015年
走行距離：7.2万km
車検：R.7年02月
なし

スズキスイフト 1.4 スポーツ 6速MT ターボ純正アルミ社外ナビ

本体価格

132万円
支払総額

146.3万円

年式：2018年
走行距離：7.7万km
車検：車検整備付
なし

スズキスイフト 1.2 XG-DJE デュアルジェットエンジンスマートキー

本体価格

68万円
支払総額

78.7万円

年式：2014年
走行距離：6.6万km
車検：車検整備付
なし

スズキスイフト 1.2 RS 自社ローン走行距離無制限保証1年付

本体価格

49.9万円
支払総額

62.8万円

年式：2012年
走行距離：5.8万km
車検：車検整備付
なし

スズキスイフトの中古車一覧を見る

スズキ 4代目スイフトの室内は狭い？

スイフトは全長3,845mm×全幅1,695mm×全高1,500mmというコンパクトなボディーサイズが魅力な1台です。

スイフトの室内の広さを、ライバル車であるホンダフィットやトヨタアクアと比較してみましょう。

スイフト：室内長1,910mm×室内幅1,425mm×室内高1,225mm
フィット：室内長1,955mm×室内幅1,445mm×室内高1,260mm
アクア　：室内長2,015mm×室内幅1,395mm×室内高1,175mm

スイフトの室内はフィットよりは小さく、アクアよりは室内幅、室内高は大きいですが、室内長は短くなっていることがわかります。

このことを踏まえると、スイフトの室内は決して広いとはいえないかもしれませんが、スイフトの室内には乗車した方が狭く感じないための工夫が凝らされています。

スイフトのボディーには新プラットフォーム「HERTECT」が採用されていますが、HERTECTではエンジンルームを最小化することで、ゆとりのある室内空間を実現しているのです。

さらに、ヒップポイントを下げることでフロントシート(前席)、リアシート(後席)の両方でゆとりのあるヘッドクリアランスを確保するとともに、リアシートでは膝周りのスペースにもゆとりを持たせています。

運転席は好みに合わせて自由にドライビングポジションを調節可能で、シートスライドは前後に10mmずつ24段階の240mm、シートリフターは上下に60mm調節でき、窮屈さを感じることはないでしょう。

スズキ 4代目スイフトの荷室は小さい？

スイフトの室内には窮屈さを感じさせない工夫が凝らされていることがわかりましたが、荷室(ラゲッジルーム)の大きさはどうなっているのでしょうか。

スイフトの荷室の大きさは荷室長675mm、荷室幅1,140mm、荷室高870mmで、荷室容量は265Lと少々心許ないように感じてしまうかもしれません。

実際、スイフトのライバル車であるホンダフィット、トヨタアクアの荷室容量を見てみると、フィットは330L 、アクアは299L となっており、スイフトの荷室はライバル車よりも小さいです。

ライバル車よりも小さいスイフトの荷室ですが、通常時でも小サイズのスーツケースを2つ積み込むことは可能な大きさとなっており、日常での買い物や軽い旅行の際には不便さを感じさせません。

さらに、リアシートは6:4分割可倒式となっているため、リアシートを倒すことで荷室を拡大可能です。荷室拡大時には荷室容量は最大579L となり、ゴルフバッグなどの長尺物も問題なく積み込めるようになります。

スズキスイフトは収納スペースが少ない？

スイフトの室内には、収納スペースがあまり用意されていません。

室内にある収納スペースはグローブボックス、センターコンソールトレイ、センターコンソールドリンクホルダー、リアドリンクホルダー、フロントドアポケット、リアドアペットボトルホルダーのみです。

このうち、フロントシートにはグローブボックス、センターコンソールトレイ、センターコンソールドリンクホルダー、フロントドアポケットがありますが、大きな荷物を収納できるのはグローブボックスとフロントドアポケットのみとなっています。

さらに、グローブボックスは基本的にクルマ関係の書類を入れるといっぱいになってしまうため、実質的にはフロントドアポケットのみなのです。

また、リアシートの収納スペースはリアドリンクホルダーとリアドアペットボトルホルダーのみであるため、収納スペースとしてはドリンクホルダーしかありません。

そのため、スイフトに乗車する際は、荷物の置き場所に少々困るかもしれません。

今回はスズキスイフトの欠点についてご紹介しました。

スイフトの室内と荷室はライバル車と比較するとコンパクトではありましたが、スイフトには狭さや不便さを感じさせないための工夫が凝らされており、使い勝手は抜群であることがわかりました。

スイフトはその分車格もコンパクトで運転のしやすいモデルとなっているため、多くの方におすすめできる1台でしょう。

※ 2021年6月現在