日産 3代目エルグランドとは? 乗り心地からエクステリア・インテリアまですべて解説

日産 3代目エルグランド

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高級ミニバンとして、1998年に日産から発売されたエルグランド。初代から現行モデルとなる3代目まで、継続した人気を得ている日産ミニバンのフラッグシップモデルです。

ミニバンらしからぬ高い走行性能と居住性あふれた車内空間で、ビジネスやレジャー、普段使いまで重宝する1台となっています。

今回は、そんな、日産 3代目エルグランド(5BA-PE52/5BA-TE52型)の魅力と、インパネについて紹介します。

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
日産 3代目エルグランドは走行性と居住性を両立!
日産 3代目エルグランドの長所
日産 3代目エルグランドの欠点
日産 3代目エルグランドの乗り心地は?
日産 3代目エルグランドのエクステリア
日産 3代目エルグランドのパワートレイン
日産 3代目エルグランドのユーティリティ
日産 3代目エルグランドのインテリア
日産 3代目エルグランドのインパネ
日産 3代目エルグランドのラゲッジルーム
日産 3代目エルグランドの収納
日産 3代目エルグランドのシート
日産 3代目エルグランドの安全装備
日産 3代目エルグランドのオプション
日産 3代目エルグランドのグレード
日産 3代目エルグランドの歴代モデル
日産 3代目エルグランドを先代と比較!
日産 3代目エルグランドの特別仕様車は?
日産 3代目エルグランドの見積価格は727万3,926円!

日産 3代目エルグランドは走行性と居住性を両立!

日産 エルグランドは、居住性だけでなく走れるミニバンとして日産のテクノロジーを投入したクルマです。

エルグランドでは、新しく開発されたプラットフォームを採用。それに伴い、駆動方式をFF駆動(前輪駆動)に変更しています。高剛性に合わせた構造の変更により、低床化を実現。優れた走行安定性を手に入れています。

走りの要となる足回りには、エルグランド専用に設計されたパーツを装備。アルミ製リンクで軽量化されたフロントストラットとリヤマルチリンクサスペンションを採用。制振性を高めるためにショックアブソーバーには、リバウンドスプリングを内蔵しています。

専用パーツを奢った足回りにより、路面のギャップなどの衝撃を確実に吸収し高速時カーブではブレのない安定したコーナリングを実現しています。ステアリングコラムは剛性を高めて、ドライバーのハンドリングに対して、素直に応えてくれます。

パワートレインは2つのエンジンをラインアップ。3.5L DOHC V型6気筒2.5L DOHC 直列4気筒を搭載しています。フリクションを極力低くして、街乗りから高速道路の運転までシーンに応じたレスポンスを見せるエンジン特性になっています。低速域から高速域までストレスのないドライブが楽しめます。

日産 3代目エルグランドの長所

リアシートは驚くほど快適!

エルグランドのリアシート(後席)には、コンフォタブルキャプテンシート、6:4分割ベンチシートという2種類の室内空間が設定されています。

この2種類は2列目シートの形状が異なっており、それぞれに長所といえる部分があるのです。

まずコンフォタブルキャプテンシートは、2列目シートが快適機能満載のキャプテンシートとなっており、広さに加えて考え抜かれた高効率パッケージを採用したモデルとなっています。

シート両側にアームレストが備わっており、走行中もゆったりと楽な体制で過ごせるのです。

また、2列目シートと助手席にはオットマンという豪華装備が備わっているだけでなく、全ての席で同時に使用することも可能なので、どの席でも快適な時間を過ごせるでしょう。

3列目シートは高いフィット感でゲストを優しく包み込む形状になっており、1列目と2列目同様、長時間のドライブも楽にこなせる快適な環境となっています。

3列目シート中央に備わっている収納式の大型アームレストは、中央の座席に人が座っていない時に使用可能な点も注目に値します。

続いて6:4分割ベンチシートは、使い勝手の良さはもちろん、シート中央に大型アームレストを備えるなど、キャプテンシート同様に高い快適性を実現しているシートです。

大型アームレストは中央のシートの背面にあるため、中央のシートを前面に倒すことで使用可能です。2つのドリンクホルダーも備わっているため、飲み物の置き場所にも困りません。

また、6:4分割シートは2列目シートに3名座れるため、2列目に2名しか乗車できないコンフォタブルキャプテンシートよりも乗車定員が多いです。

3列目シートにはコンフォタブルキャプテンシートと同様のものが備わっています。

大きな荷室が備わっている!

エルグランドの魅力のひとつとして、通常時でもゆとりのある大きな荷室(ラゲッジルーム)が挙げられます。

荷室長は通常時でも550mmあるため、通常時でも9インチのゴルフバッグを6セット、ベビーバギーを2台、30L のクーラーボックスを2個積載可能です。

シートスライド機能で3列目シートの位置を調整可能なので、荷室の大きさは積み込む荷物に合わせて拡大や縮小ができるのも嬉しいポイントといえます。

また、シートスライド以外にも、シートアレンジで荷室の拡大が可能となっています。

エルグランドの3列目シートは6:4分割可倒式となっているので、3列目シートを前面に倒すことで、3列目シートの広大なスペースを荷室として活用可能なのです。

シートアレンジにより荷室の拡大もできるため、アウトドア時や大人数での旅行など荷物の多い時にも重宝するでしょう。

エルグランドの荷室の魅力はこれだけではなく、実は荷室の床下にも収納スペースが備わっているのです。

荷室床下にあるラゲッジアンダーボックスは、荷室の横幅いっぱいに広がっているうえ深さも十分にあるため、さまざまなものを収納できます。

ラゲッジルームアンダーボックスにより、細々とした荷物が多い時にも置き場所に困ることはありません。

充実した安全装備が標準装備で備わっている!

エルグランドは、前方、側方、後方問わず全方位の安心を支える360°セーフティアシストを全車に標準装備しているのも特徴です。

前方支援アシストとして、前方車両との車間を保ちながら追従するインテリジェント クルーズコントロールや玉突き事故を防止するインテリジェント FCW、クルマや人との衝突回避をサポートするインテリジェント エマージェンシーブレーキなどが備わっています。

また側方支援アシストとして、車線逸脱防止支援システムや車線変更時の接触回避をアシストする後側方衝突防止支援システム、標識検知機能などが備わっているのです。

さらに、空から見下ろしたような映像で駐車をアシストするインテリジェント アラウンドビューモニターや、後退時の衝突回避をアシストする後退時車両検知警報などが後方支援システムとして備わっているのもポイントです。

これだけの安全装備が標準で備わっているため、万一の際にも安心してドライブできるでしょう。

日産 3代目エルグランドの欠点

室内は狭い?

エルグランドのライバルとしては、トヨタ ヴェルファイアとトヨタ アルファードが挙げられます。エルグランドの室内空間は、ライバル車と比較してみて小さいのでしょうか。それぞれの車格と室内の大きさを確認してみましょう。

・エルグランド :全長4,965〜4,975mm×全幅1,850mm×全高1,815mm、室内長3,025mm、室内幅1,580mm、室内高1,300mm
・ヴェルファイア:全長4,935mm×全幅1,850mm×全高1,935mm、室内長3,210mm、室内幅1,590mm、室内高1,400mm
・アルファード :全長4,945mm×全幅1,850mm×全高1,935mm、室内長3,210mm、室内幅1,590mm、室内高1,400mm

比較してみると、エルグランドはヴェルファイアとアルファードよりも全長は大きく、室内長、室内幅はヴェルファイアとアルファードよりも小さいことがわかります。そう考えると、エルグランドの室内はライバル車と比較して狭いといえるかもしれません。

しかし、エルグランドの室内も一般的な普通車と比較すると、広々快適な空間となっています。室内高は1,300mmと、ライバル車と比較すると一見小さく見えますが、一般的にみると十分にゆとりのある大きさで、背の高い方でも不便なく乗り降りできるのです。

そのため、エルグランドに乗っていても室内が狭いと感じることはないでしょう。

燃費は悪い?

日産 エルグランドの燃費は2WD(2輪駆動)のWLTCモードで2.5L が10.0km/L、3.5L が8.7km/Lとなっています。また、4WD(4輪駆動)のWLTCモードの場合は2.5L が9.7km/L、3.5L が8.4km/Lとなっています。

この数値も室内空間同様に、ライバル車であるトヨタ ヴェルファイア、トヨタ アルファードと比較していきましょう。

ヴェルファイア、アルファードの燃費はともにWLTCモードでガソリンモデルが9.9〜10.8km/L、ハイブリッドモデルが14.8km/Lとなっており、ガソリンモデル、ハイブリッドモデルのどちらもエルグランドよりも燃費が優れていることがわかります。

エルグランドの燃費はライバル車に劣ってはいますが、それほど悪いわけではありません。大きな車格や排気量を考えれば、エルグランドの燃費は十分な数値であるといえるでしょう。

また、エルグランドにはECOモードが備わっているため、燃費や環境に配慮した走りも可能です。ECOモードはスイッチをONにすることでアクセル操作の補正やCVTのレスポンス、変速スケジュールをトータル制御します。

この他にも、不要なエンジン回転数の変動を抑制するスマートレブコントロールやエコな発進をサポートするスムース発進アシストも備わっており、エコドライブをサポートしてくれるのです。

手を出しづらい価格?

エルグランドの車体価格は、478万600円〜556万500円となっています。購入時はこの価格に加えオプションの価格や税金などもかかるため、支払い総額はベースグレードでも600万円以上になることが考えられます。

同じ日産のミニバンであるセレナが400万円台で購入できることを考えると、エルグランドは少々手を出しづらい価格であるといえるかもしれません。

エルグランドの価格は、ライバル車であるトヨタ ヴェルファイア、トヨタ アルファードと比較しても高いのでしょうか。

ヴェルファイアとアルファードの価格をみてみると、ヴェルファイアの車体価格は424万円〜508万8,400円、アルファードの車体価格は394万1,000円〜775万2,000円となっています。

エルグランドは、最上位グレードの価格はライバル車と比較して安価ですが、ベースグレードの価格は高くなっています。そのため、エルグランドはライバル車に比べて手を出しづらい価格だといえるかもしれません。

日産 3代目エルグランドの乗り心地は?

乗り心地を歴代モデルで確認!

高級ミニバンのパイオニアと言える日産 エルグランドは、日産から発売されている人気モデルです。広々とした室内と迫力のルックスだけでなく、乗り心地にも配慮した1台となっています。ここでは、エルグランドの歴代モデルの乗り心地についてチェックしていきます。

1997年に誕生した初代エルグランドは、安定した走行性能とラグジュアリーなルックスで、高級ミニバンのパイオニア的存在になっています。初代エルグランドは、7人乗りのセカンドシートに回転対座を装備し、サードシートは横跳ね上げ方式を採用。使い勝手が良く、乗り心地を考慮したシートアレンジが可能です。

2002年に発売された2代目エルグランド。インテリア(内装)を含めて更なる改良が施されています。フロアをフラット化して低床化を実現。ルーフ幅を拡大して室内空間を見直し、初代よりも広々とした居住空間を手に入れて乗り心地を向上させています。

3代目エルグランドは、2010年に誕生。高級ミニバンのパイオニアとして新たなるコンセプトのもと、更なる進化を遂げています。プラットフォームや足回りパーツの刷新、駆動方式の変更、パワートレインの見直しなどにより、根本から全体をブラッシュアップして、ワンランク上の乗り心地を手に入れています。

最新のテクノロジーで乗り心地をアップ!

日産 エルグランドはボディを根本から見直し、プラットフォームを刷新。FF(前輪駆動)に駆動方式を変更して、燃料タンクを薄型にして床下へレイアウト。ロー&ワイドなフォルムと併せて、安定した直進走行性能と低い視座を手に入れています。

足回りにはエルグランドの専用パーツを採用。アルミ製リンクで軽量化したフロントストラットとリヤマルチリンクサスペンションを装備。ショックアブソーバーに振動を制御する機能を高めるリバウンドスプリングを内蔵。

剛性を高めたステアリングコラムと併せて、悪路のギャップなどによる振動を確実に吸収、スムースでブレのないハンドリングを味わえます。

パワートレインは2つのエンジンをラインアップ。3.5L DOHC V型6気筒エンジンと2.5L DOHC 直列4気筒エンジンは徹底した低フリクション化を実現しています。

低速域から高速域までストレスなく回るエンジン特性により、さまざまなシーンに応じた気持ちの良いエンジン特性を発揮。胸のすく乗り心地を体感できます。

マニュアルモード付きCVTとなるトランスミッションは、エクストロニックCVT-M6を採用。エンジン動力を無駄なく駆動系に伝達、アダプティブシフトコントロールにより、さまざまな道路環境において、最適な変速制御を行います。

4WDシステムとなるALL MODE 4×4では、電子制御4WDコンピューターが、アクセルの動きに応じて、走行状態を判断します。後輪へ適切な動力を伝達して、走行安定性と悪路走破性を向上、乗り心地に大きく貢献しています。

使い勝手の良い室内空間で乗り心地も上々!

日産 エルグランドは、機能性ある座り心地の良いシートと、居住性の高い広々とした室内で上質な乗り心地を実現しています。

エルグランドの室内サイズは、室内長3,025mm、室内幅1,580mm、室内高1,300mm、運転席座面高1,050mmとLサイズミニバンならではの広さを誇っています。

シートは通常ベース+ワディングに、スラブウレタン(ソフトウレタンフォーム)を加えた3層構造になっており、長時間のドライブでも疲れにくい快適な乗り心地を提供してくれます。

広い室内を有効活用できるようにシートスライド機能を装備。乗員人数や積載量に応じて多彩なシートアレンジが可能なため、無理のないゆとりのある室内空間を作り出せます。

トリプルオットマンと中折れ機能付セカンドシートを装備した7人乗りモデルは、シートスライド機能で足元スペースを拡大しながら、クルマとは思えない広々とした快適な空間を作り出せます。

グレード別にはなりますが、スイッチを入れてから素早く温まり、温める場所と時間をシーンにより最適化できるクイックコンフォートシートヒーターや、8wayパワーシートを採用した運転席、4wayパワーシートを採用した助手席など、快適なドライブを約束してくれる機能が装備されています。

日産 3代目エルグランドのエクステリア

FF化によって低く構えるプロポーションに

現行型のエルグランドは2010年に第3世代モデルとして登場しました。先代モデルとの最大の違いは、プラットフォームをFRベースからFFベースに変更したところにあります。

FRプラットフォームは、車体の中を、エンジン/トランスミッション/プロペラシャフト/後輪のデフというパワートレインが縦断しています。そのため床をフラットにしようとすると、どうしても床が高くなります。
それに対して3代目となった現行型エルグランドは、プラットフォームをFFとしました。エンジンを前に横向きに配置して、前輪を駆動するという方式です。このFFプラットフォームの採用によって、現行エルグランドは床を、先代よりも低くすることに成功します。また、低くなった分、全高も下げました。全高でいえば、100mm近くも低くなっているのです。

その結果、現行型エルグランドは同じワンボックスのスタイルのままで、先代よりも低く構えるフォルムとなっています

デザインに4つのキーワード

現行型エルグランドのエクステリア・デザインで目指したものは「ダイナミック&ラグジュアリー」というものでした。そして、それを実現させるために「堂々とした存在感」「エルグランドらしさ」「情感に訴える豊かさ」「ラグジュアリー」という4つのキーワードが使われたと日産のデザイナーは説明しています。
そしてデザインのポイントは「厚いものを低く作る」ということであったそうです。

歴代モデルの特徴を継承するエクステリア

また、エルグランドのデザイナーはフロント周りの特徴としては「2段式ヘッドライトから続くグリルの大きなマス感」があると説明します。何度かのマイナーチェンジを経た、エルグランドですが、ヘッドライト・アッシーが上下に2段になっています。これは、1997年に登場した初代モデルから続く、エルグランドの伝統とも言うべきものです。
ボディサイドは、フロントのフェンダーからの面とプラスラインが多面的な表情を見せます。また、前席の窓から後席窓、さらにはテールゲートの窓まで、車全周まで続く窓周りのクロームのモールディングもエルグランドの特徴となります。

そして、車の幅すべてを使う水平方向とボディの端に縦に続く、水平と垂直のコンビのリヤランプもエルグランドの伝統と言える部分です。

2トーンを含む5つのボディカラー

ボディカラーは5色。「ディープクリムゾン×ミッドナイトブラック」というピラーより上をブラックとする2トーンが1つ、そして、「ディープクリムゾン」、「ミッドナイトブラック」、「ピュアホワイト」、「ダークメタルグレー」のモノトーンが4つ用意されています。

ハイウェイスターを基本にAUTECHとNISMOを用意

現在のエルグランドは、基本がハイウェイスター仕様となっており、それ以外にカスタム仕様として「AUTECH」と「VIP」、「LV(ライフケアビークル仕様)」が用意されています。また、オプションとしてスポーティな「NISMO Performance Package」が用意されています。
ノーマルでは飽き足らない方は、これらのカスタム仕様やパーツをチェックしてみるといいでしょう。
日産のミニバンのトップに君臨するのがエルグランドです。そのエクステリア・デザインには、トップモデルに相応しいラグジュアリーさと、伝統が込められています。また、「AUTECH」や「NISMO Performance Package」なども用意されており、人とはひと味違う愛車にしたい人への配慮もあります。

日産 3代目エルグランドのパワートレイン

2つのパワートレインのスペック

エルグランドには、2つのエンジンが用意されています。ひとつは3.5リッターのV型6気筒で、VQ35DEのガソリン・エンジンです。プレミアム・ガソリン仕様となります。もうひとつが、2.5リッターの直列4気筒のQR25DEエンジンで、こちらはレギュラー・ガソリン仕様となります。
トランスミッションは、どちらも6速マニュアルモード付のCVTである「エクストロニックCVT-M6」。FFだけでなく、電子制御の4WDモデルも用意されています。

エンジンのスペックは、3.5リッターV6が、最高出力206kW(280ps)、最大トルク344Nm。燃費性能はFFで8.7km/l(WLTCモード)、4WDで8.4km/l(WLTCモード)。2.5リッターの直4は、最高出力125kW(170ps)、最大トルク245Nm。燃費がFFで10.0km/l(WLTCモード)、4WDで9.7km/l(WLTCモード)となります。

エンジン特性としては、3.5リッターV6エンジンは、低回転から高回転まで、よどみなくふけ上がるのが特徴です。206kW(280ps)もの十分なパワーがありますから、街中から高速道路まで、軽快で胸のすくような加速を味わうことが可能です。
2.5リッターの直4エンジンは、低回転域から力強いトルクを発生させることができるというキャラクターです。それでいて、ふけ上がりがスムーズというのも美点のひとつ。CVTとの組み合わせでスムーズな走りを実現します。

ロー&ワイドなシャシーが実現する走り

現行型エルグランドの特徴は、FFプラットフォームを採用することで、低床化を実現しているところにあります。その実現のためにエンジンの搭載位置を下げるだけでなく、燃料タンクも非常に薄いものとなりました。
また、床を低くするだけでなく、全高も下げることで、ロー&ワイドなプロポーションとなっているのも特徴のひとつ。全高が低いため、空力特性が良好で、横風を受けてもふらつきにくくなっています。
サスペンションは、フロントがストラットで、リアがマルチリンク式。フロントのストラットはアルミを多用することで軽量化が図られています。ダンパーには、リバウンドスプリング内蔵式を採用。これにより、路面からのショックをいなす、しなやかさと、伸び側のストロークを抑えた安定したコーナーリングを両立します。
ステアリングコラムの剛性も高められたことで、ハンドル操作に対する車の動きは、より正確になっています。

最小回転半径は5.7m。この数値は、より小型なセレナと同等のもの。大柄なボディに、18インチの大きなタイヤ&ホイールを装着しながらの数値としては、とても優秀なものと言えるでしょう。
日産のミニバンのトップモデルとなるエルグランド。そのため、パワートレインにも、セレナと比べると、より大きな排気量のエンジンが採用されています。特に3.5リッターのV6エンジンなどは、ミニバンの中でも最大級。また、全高の低い、ロー&ワイドな車体もあいまって、エルグランドは、胸のすくような気持ちのよい走りを実現します。

日産 3代目エルグランドのユーティリティ

ラゲッジスペースは3列目シートの移動で拡大可能

3列シートのエルグランドのラゲッジスペースは、3列目シートの後ろ側にあります。そこでポイントとなるのが、エルグランドの3列目シートは前後に最大240mmのスライド機構を備えていること。この機能は、2014年のビッグマイナーチェンジで追加されました。
このスライド機能を使うことで、ラゲッジスペースの前後寸法は、最大で550mmにまで拡大することができます。その場合、9インチのゴルフバックを最大で6セットを積載することができます。ベビーバギーであれば2台、30リットルのクーラーボックスも2個載せることができます。

電動のスライドドアとバックドア

スライドドアは、助手席側は、全グレードで電動開閉となるワンタッチオートスライドドアとなります。運転席側は、エントリーグレードとなる「250ハイウェイスターS」のみがオプションですが、それ以外のグレードではすべてが、電動のワンタッチオートスライドドアが装備されています。
バックドアは全グレードでワンタッチアンロック機能付きのバックドアオートクロージャーを装備。開けるほうまですべてを電動とするリモコンオートバックドアはグレード別設定となっています。また、オプションとして、ロングステップ&ステップイルミネーションが用意されています。スライドドアの開閉に連動して床下から出てくるステップで、LEDで足元を照らしながら、乗降をサポートします。

多彩なシートアレンジ

エルグランドは、2列目シートと3列目シートの両方に、前後スライド機能が備わっているため、多彩なシートアレンジを可能とします。
たとえば、1列目シートのシートバックを後ろに倒してフラットにして、2列目シートと一緒に使うことで、2列目シートに座って足を伸ばすことができます。また、2列目シートのシートバックを後ろに倒してフラットにして、2列目と3列目をあわせて広く使うこともできます。
また、3列目シートのシートバックを前に倒して、ラゲッジを広く使うようにもできます。そのとき2列目シートも前に詰めれば、より広いラゲッジにすることも可能です。

利便性に優れた数多くの収納スペース

エルグランドには、数多くの収納スペースが用意されています。ラゲッジの床下には、ラゲッジアンダーボックスが用意されています。

前席回りでは、センターコンソールの下にリッド付きポケットと、引き出し式のフロントインストカップホルダーが用意されています。運転席と助手席の間には、フロントセンターコンソールカップホルダーと引き出し式ボックス付きのフロントセンターコンソール、コンソールトレイが備えられています。
2列目シートには、セカンドカップホルダーがあり、7人乗り仕様では、左右のキャプテンシートの間に、カップホルダー付きシートサイドテーブルが用意されています。そして、3列目シート用には、シートサイドトレイ付きのサードカップホルダーが備わっています。
ミニバンのトップモデルであるエルグランド。Lサイズ・ミニバンならではの広い室内空間を生かした、便利なユーティリティが用意されています。

日産 3代目エルグランドのインテリア

高揚感と快適性を追求した上質な室内空間

インテリア・デザインのテーマは「高揚感と快適性を追求した上質な室内空間」です。それをベースに、「ワクワクさせるコクピット」と「乗員すべての快適性」「現代的な新しさ」がテーマにデザインされています。
「ワクワクさせるコクピット」は、ドライバーがドアを開けて車に乗り込んだときに、高揚感が得られるようなデザインを目標としたと、日産のデザイナーは説明します。そのため運転席まわりのデザインは、包まれ感と開放感のバランスに配慮されています。

また、フロントのパネルに左右に広がる大きな木目のフィニッシャーの存在もインテリア・デザインの特徴のひとつとなっています。その木目も艶感のあるものとすることで、高級感を生み出しています。

乗員すべてに快適性を提供するシート

乗員すべての快適性を提供するのが、こだわりを持って作られたシートです。シートはサポート力を高めることで快適性が高められています。
また、3列シートのうち、7人乗車仕様ではトリプルオットマンが採用されました。これは、2列目シートをオットマン(足台)付きのキャプテンシートとするだけでなく、助手席にもオットマンが付いているというもの。ちなみに8人乗り仕様は、2列目シートが3人掛けのベンチシートになりますが、それでも助手席は、オットマン付きとなっています。また、オットマン付きのキャプテンシートは、シートバックが中折れ式で、乗員の体に、よりフィットできるようになっています。

スライド機能を備える3列目シート

3列目シートは前後240mmのスライド機構を備えています。そして3列目シートのシートバックを前に倒すことで、ラゲッジスペースを拡大することも可能となっています。

多彩なシートアレンジを実現

1列目、2列目、3列目シートを倒すことで、多彩なシートアレンジを可能とします。例えば、1列目シートのシートバックを後ろに倒してフラットにして、2列目シートに広々と座る1~2列目リラックスモード。
2列目シートのシートバックを後ろに倒してフラットにし、3列目シートと合わせて使う、2~3列目リラックスモードなどの使い方があります。

シート表皮は本革と人工皮革

シートと内装色は、2種類が用意されています。上級グレードには、グランドブラックの本革シートと、ブラックウッドの木目調パネル(フィニッシャー)が採用されています。
スタンダードグレードなどには、人工皮革のネオソフィール×ジャカード織物のシート表皮と、ブラウンウッドの木目調パネル(フィニッシャー)が装着されています。

さらなる上質な室内空間を追求する「VIP」仕様

カスタム仕様として用意されているのが「VIP」です。これはインテリアの質感をさらに高めたもの。後席を2席だけにした4名乗車の「2列仕様」と、7人乗りの「3列仕様」が用意されています。

4人乗車の「2列仕様」は、1列目シートと2列目シートの間にキャビネットが設置されており、後席シートの特別感がさらに高められています。シートは、専用のホワイト・ギャザー付きの本革シート。
「3列仕様」は、ブラック・ギャザー付きの本革シートなどが特別装備となります。どちらの仕様も、読書灯、後席用AC100Vコンセント、助手席ドア・オートスライドドア連動ステップ、ツインサンルーフ、VIPエンブレムなどを特別装備とします。

ブランドカラーであるブルーのステッチを使う「AUTECH」仕様

カスタム仕様である「AUTECH」のインテリアも専用装備が満載されています。専用の本革巻きの木目調コンビステアリングと、専用本革巻きシフトノブには、「AUTECH」ブランドのイメージカラーであるブルーのステッチが入っています。シートもブラック本革にブルーのステッチの入ったキルティング仕様で、シートバックには「AUTECH」のブランド名が刺繍されています。「VIP」仕様とは、また違ったスポーティさと高級さがミックスしたインテリアとなっているのです。
日産の最上級ミニバンであるエルグランド。そのインテリアは、トップモデルならではの高級感と快適性が特徴となっています。特に注目なのは、そのシートです。オットマン付きの快適なシートに座れば、誰もが「さすがトップモデルだな」という快適さを実感できるのではないでしょうか。

日産 3代目エルグランドのインパネ

インパネ機能をチェック!

日産 エルグランドのコクピットは、運転席座面高1,050mmと余裕のある高さをキープ。ゆとりのある空間で快適にインパネ機能の操作ができます。

インパネには、モダンで先進的なコンビネーションメーターを搭載しています。ブルーリング照明が目をひく、大型化したメータークラスターは視認性抜群。大画面の5インチカラー液晶を使用したアドバンスドドライブアシストディスプレイを表示。運転に関する情報を分かりやすく表示します。

インパネのパネルで操作できる、インテリジェントエアコンシステムで快適なドライブを約束します。内外気自動切換え機能を搭載したシステムで、排出ガスや、車外のにおいを検知して、不快な空気をシャットアウトします。

プラズマクラスター搭載オートエアコンは、運転席・助手席・リアシート(後席)でそれぞれ独立した温度設定と自動制御が可能です。風量や吹き出し口モードの調整機能が搭載された使い勝手の良い装備となっています。

高性能のブドウポリフェノールフィルターを採用して、花粉やダニ糞などのアレルギー物質を除去、車内の酸素濃度を高いレベルで維持します。

インパネ周りの装備を確認!

日産 エルグランドのインパネには機能的、かつ高級感のあるデザイン性に優れた装備を採用しています。

本革巻ステアリング&シフトノブを「350 Highway STAR Premium」、「350 Highway STAR」、「250 Highway STAR Premium」、「250 Highway STAR S」に採用、手にフィットする操作性と質感の高いデザイン性を与えています。

木目調が美しい本革巻ステアリングと&本革巻シフトノブを「Highway STAR Premium Urban CHROME」、「350 Highway STAR Urban CHROME」、「250 Highway STAR Premium Urban CHROME」、「250 Highway STAR S Urban CHROME」に採用して、室内のインテリアの質感を高めています。

エルグランドのインパネ周りには、便利な収納機能が装備されています。インパネ中央部分のセンタークラスターには、インストセンターロアボックスをレイアウト、下部にはリッド付きのポケットがあります。

使わない時は格納可能で、場所を取らないインストール式のカップホルダーや、ちょっとした小物をしまっておける運転席アンダーボックスなどを装備して、実用性を高めています。

日産 3代目エルグランドのラゲッジルーム

広い室内とラゲッジルームで積載性抜群!

日産 エルグランドは、Lサイズミニバンらしい広い室内と、使い勝手の良いラゲッジルームを備えています。

迫力あるルックスを持つ車両のサイズは、全長4,965mm×全幅1,850mm×全高1,815mmです。グレード「Urban CHROME」・「Premium Urban CHROME」は全長4,975mm、「AUTECH」は全長5,020mmとクラス最大のサイズを誇っています。

大柄な3列シートを装備する室内サイズは、室内長3,025mm、室内幅1,580mm、室内高1,300mmとなっており、大人が7人乗車してもゆとりのあるサイズ感になっています。

室内には、グローブボックスやコンソールトレイ、運転席アンダーポケットなど複数の収納機能があり、積載性を高めています。エルグランドのラゲッジルームには、30Lのクーラーボックスを2個、ベビーバギーを2台収納可能なスペースがあります。

ラゲッジルームの床下には、大容量のラゲッジアンダーボックスを装備。セダンのトランクスペースのように荷物を隠してしまえるリッド付の大容量収納スペースです。

ラゲッジルームはシートアレンジで調整可能!

日産 エルグランドは、ゆとりのある室内を存分に活用できるシートスライド量を確保。広い室内空間をより有効に使えるシートアレンジを設定して、荷物が多い時などシーンに応じてフレキシブルに積載性を調整できます。

例えば、シートスライド機能によりサードシートを前方へスライド。ラゲッジルーム長を550mmに延長すると9インチのゴルフバッグを最大6セット積載可能になります。

シートアレンジとなるラゲッジモード1では、サードシートを倒してラゲッジルームを拡大しながら、ゆとりのある4人乗車を実現。ラゲッジモード2では、セカンドシートを前方にスライドすることで、2名乗車状態で最大のラゲッジルーム容量を確保できます。

広い室内だけでなくシートスライド機能や可倒式シートの採用などで、積載性能を向上する工夫を3代目エルグランドは施されています。

日産 3代目エルグランドの収納

広い室内とシートアレンジで収納性抜群

日産 エルグランドは広い室内を持ち、機能性のあるシートアレンジで収納性を自在にアレンジ可能です。

エルグランドのボディサイズは、全長4,965〜4,975mm、全幅1,850mm、全高1,815mmと、Lサイズミニバンらしい大柄のサイズ感となっています。

室内のサイズは、室内長3,025mm、室内幅1,580mm、室内高1,300mm、運転席座面高1,050mmと、こちらもミニバンならではの広い室内空間を確保しています。

エルグランドは、ゆとりのある室内を存分に活用できるシートスライド機能と、可倒式シートを装備。荷物が多い時や乗車人数によって、スライド機能や可倒式シートを活用した多彩なシートアレンジで収納スペースを調整できます。

ラゲッジルーム(荷室)を拡大したい場合は、サードシートを前方へスライド。ラゲッジルーム長を550mm延長すれば、最大6セットのゴルフバックを収納可能なスペースを生み出せます。

シートスライド機能や可倒式シートの活用をしたラゲッジモード1では、ゆとりのある4人乗車をキープしながら、サードシートを倒して収納スペースの拡大が可能。ラゲッジモード2では、2名乗車状態でセカンドシートを前方にスライドし最大の収納スペース容量を確保できます。

収納機能を紹介!

日産 エルグランドはシートアレンジによる収納スペースの調節だけでなく、便利な収納機能も装備されています。

ラゲッジルームの下部には、大容量の収納機能となるリッド付きのラゲッジアンダーボックスが設置されています。9.5インチゴルフバッグを丸ごとひとつ寝かせて収納可能。立たせた状態であれば、9インチのゴルフバッグを4つ収納できます。

インパネ周りでは、助手席側にグローブボックス、運転席側にアンダーポケットを装備。センターにインスト小物入れ、インストロアボックス、リッド付ポケット、引き出し式カップホルダーなど、使い勝手の良い多くの収納機能を装備して、利便性を高めています。

運転席と助手席の中央にレイアウトされたコンソールには、トレイと引き出しボックス、カップホルダーを装備して、デザイン性と実用性を兼ね備えた収納スペースとなっています。フロントシート(前席)・セカンドシート・サードシートの全てにカップホルダー付きのドアポケットを装備。飲み物やちょっとした荷物の収納も可能です。

運転席と助手席の背面には、ビニール袋や紙袋などを吊り下げられるシートバックフックと、雑誌などを収納できるシートバックポケットを装備しています。

日産 3代目エルグランドのシート

広い室内に機能性が高いシートを装備!

日産 エルグランドの特徴として、どこに座ってもゆったり乗れる居住性の高い室内が挙げられます。

室内のサイズは、室内長3,025mm、室内幅1,580mm、室内高1,300mm、運転席座面高1,050mmとミニバンならではの広々とした空間を確保しています。

シート構造は、通常ベース+ワディングに、新たにスラブウレタン(ソフトウレタンフォーム)を加えた3層構造シートを、フロントシート(前席)およびセカンドシートに採用。快適な乗り心地と疲労軽減に大きく寄与しています。

人間の生理学特性に着目したクイックコンフォートシートヒーターをグレード「Premium 」「 AUTECH」の運転席と助手席に装備。スイッチを入れてから素早く温まり、温める場所と時間をシーンにより最適化します。

「Premium 」「 AUTECH」「VIP」には、パーソナルドライビングポジションメモリーシステムを装備。インテリジェントキーのスイッチ、およびドアハンドルのリクエストスイッチを操作したときにシート、ドアミラーの位置を調整する機能です。

また、運転席には8wayパワーシート、助手席には4wayパワーシートを装備、すぐれた風合いの本革シートと相まって快適なドライブを約束します。

多彩なシートアレンジはシーンに応じて自由自在!

日産 エルグランドは、広い室内を存分に活用できるシートスライド量を確保し十分な可動域を持ったスライドシート機能を備えています。

スライドシート機能により、ゆとりのある室内空間をより有効に使えるシートアレンジを設定。荷物が多い時や、ゆったりとくつろぎたい時など、さまざまなシーンに応えてくれます。

荷物が多い時は、シートスライド機能を使ってラゲッジモードを設定します。サードシートを倒してラゲッジルーム(荷室)を拡張するラゲッジモード1や、ラゲッジモード1にプラスして、セカンドシートを前方にスライドするラゲッジモード2があります。

セカンドシートにはアームレストを装備したキャプテンシートを採用し、3席で同時に使用できるオットマンによりゆったりとくつげる室内空間を設定。リクライニング機能と合わせてリラックスモードを作り出します。

サードシートにも、大型のアームレストを装備して快適性を確保。シートスライド機能を使って前方に移動することで、ラゲッジルームを拡大して積載性を向上します。

日産 3代目エルグランドの安全装備

幾度の改良で最新の装備を備える

現行のエルグランドの誕生は、2010年8月。つまり、すでに12年以上も前になります。そのため、デビュー当時のエルグランドには、現在では義務化されている、衝突被害軽減自動ブレーキが装備されていませんでした。

ただし、約5年前となる2018年12月の一部仕様向上により、衝突被害軽減自動ブレーキの「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」、車線逸脱防止支援システムの「インテリジェントLI」などの、先進安全&運転支援機能を全車に標準装備するようになっています。
これにより、現在のエルグランドは、国が主導する安全運転サポート車の制度において、最上級に該当する「セーフティ‐・サポートカーS(サポカーS)<ワイド>」となっています。

デビュー年の古いエルグランドではありますが、先進安全&運転支援機能という点では、最新のものが備えられています。

車の周囲すべてをカバーする360°セーフティアシスト

エルグランドの安全に関するコンセプトは「360°セーフティアシスト」です。これは、前方、側方、後方という車の周囲360度をすべてカバーする先進安全&運転支援機能を備えるという考えとなります。

前方にある危険に対処する先進安全&運転支援機能たち

インテリジェント・クルーズコントロール
前方で走行する別車両に対して、一定の車間距離を保ちながら追従走行する機能が「インテリジェント・クルーズコントロール」です。
いわゆる「ACC(アダプティブクルーズコントロール)」とも呼ばれる機能です。前走車はレーダーで検知しています。


インテリジェント・エマージェンシーブレーキ
カメラとレーダーによって、自車の前方にある他車や歩行者を検知し、衝突の危険性があれば警告を発し、自動でブレーキを作動させます。昼間だけでなく、夜間もシステムは作動します。
いわゆる衝突被害軽減自動ブレーキという機能です。約10~80㎞/hの走行時に作動し、歩行者に対しては約60㎞/h以上では作動しません。


踏み間違い衝突防止アシスト
ブレーキと間違えてアクセルを踏んだときに、エンジン出力を抑制し、ブレーキを作動させます。前進だけでなく、後退走行中にも作動します。


ハイビームアシスト
夜間の走行中に、対向車や先行車のライトを検知すると、ヘッドライトをハイビームからロービームに自動で切り替えます。また、街灯などで明るい市街地や、車速が約15㎞/h以下でもロービームに切り替わります。

車の側方にある危険に対処する先進安全&運転支援機能たち

「インテリジェントLI(車線逸脱防止システム)」+「LDW(車線逸脱警報)」
走行車線から自車が逸脱しそうになると、「LWD(車線逸脱警報)」機能が、メーター内ディスプレイに表示で警告。さらに「インテリジェントLI(車線逸脱防止システム)」が、自車を車線内に戻すようにステアリング操作をサポートします。


「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」+「BSW(後側方車両検知警報)」
走行中に自社の後側方をレーダーで監視。後側方の隣の走行レーンに他の車両が近寄ってきたときに「BSW(後側方車両検知警報)」が、ドアミラー鏡面の表示灯をつけて注意喚起します。
そして、後側方に他の車両がいるにもかかわらず、その方向に自車がレーンチェンジを行った場合、「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」が、ドアミラー内の表示灯を点滅させて警報を発し、同時に隣車線の他車両との接触を避けるようにステアリング操作をサポートします。


「標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)」
自車が走行する道路の脇などにある道路標識をフロントカメラで認識。「進入禁止標識」「最高速度標識」「一時停止標識」をメーター内に表示。進入禁止路に入りそうになったときは表示に加えてブザーも発します。

車の後方の安全を確保するために

「インテリジェント・アラウンドモニター(移動物検知機能付き)」
駐車中の自車を、上空から眺めたような形でナビゲーション画面などに表示します。また、人や自転車など、動くものがある場合、それを表示とブザーで知らせます。


「RCTA(後退時車両検知警報)」
駐車場などで後退しながら出ようというときに、自車の後方をレーダーで警戒。後方を横切ろうとする他車を検知すると警報音などで、危険を知らせます。
デビュー年の古いエルグランドですが、何度かの改良により、現在は、今どきの先進安全&運転支援機能が備えられています。また、前方、側方、後方という、車の全方位をカバーする先進安全&運転支援機能が標準装備されているのも魅力のひとつ。日産のミニバンの最上位にふさわしい充実度ではないでしょうか。

日産 3代目エルグランドのオプション

おすすめオプションをご紹介!

日産 エルグランドには、機能性をアップするおすすめのオプションがあります。車内を彩るオプションとなるインテリアLEDバルブパックは、マップランプ、ルームランプとラゲッジランプをLED化し、車内をクールに仕立てるお得なパッケージです。

車内の快適性を上げるフロアカーペットは、消臭機能と吸音機能に優れています。非装着時と比べて室内吸音力が約70%アップ。運転時に後ろを振り返らずに、サードシートからの声が聞こえやすくなります。

実用性とデザイン性を兼ね備えたマルチファンクションコンソールは、保温と保冷をスイッチで切り替えられる保温・保冷庫機能だけでなく、ちょっとした小物をしまっておける収納性も併せもっています。

フロントとリアに装着可能なキッキングプレートは、乗降時にELGRANDロゴが、ブルーLEDによって足元に青く浮かびる機能を装備。室内をスタイリッシュな空間に演出します。

ラゲッジフラットボードは、バックドア開口部からラゲッジルーム(荷室)をフラットに使用できるオプションです。フラットなラゲッジルームなので、重い荷物でもラクに積載できます。

フロントカーテンと同じ生地の手動カーテンは、陽射しを遮るだけでなく車内での休憩や着替えなどにも役立ちます。

ディーラーオプションをチェック!

日産 エルグランドにはナビ・オーディオ機能をアップグレードするディーラーオプションが用意されています。

日産オリジナルナビゲーションMM520D-L(10インチ)は、従来の8インチ画面を拡大した日産のオリジナルナビゲーションです。地図画面の見やすさはもちろん、さまざまなインフォテインメントを表示します。

設定や画像の再生などをスマートフォンアプリから操作可能となる日産オリジナルドライブレコーダーは、ナビゲーションやオーディオとの連動だけでなく、車体後方の撮影もできるので安全性も向上します。

ETC2.0/ETCユニット ビルトインタイプは、ナビゲーション連動型で、場所を取らず、インパネ周りがスッキリとレイアウトされます。

お得なパッケージオプションとなる、ナビレコツインモニターパック+ETC 2.0は、日産オリジナルナビゲーションMM520D-L(10インチ)・日産オリジナルドライブレコーダー・ETC2.0/ETCユニット ビルトインタイプ・リアシート(後席)専用モニター(11インチHD液晶モニター)の4つをセットにした内容になっています。

日産 3代目エルグランドのグレード

基本グレードの4グレードとは

エルグランドは4グレード編成となります。名前を並べれば、上位から「350Highway STAR Premium Urban CHROME(350ハイウェイスター・プレミアム・アーバン・クローム)/250Highway STAR Premium Urban CHROME(250ハイウェイスター・プレミアム・アーバン・クローム)」、「350Highway STAR Urban CHROME(350ハイウェイスター・アーバン・クローム)/250Highway STAR Urban S CHROME(250ハイウェイスター・S・アーバン・クローム)」、「350Highway STAR Premium (350ハイウェイスター・プレミアム)/250Highway STAR Premium(250ハイウェイスター・プレミアム)」、「350Highway STAR(350ハイウェイスター)/250Highway STAR S(250ハイウェイスターS)」となります。
非常に数多くのグレード名が並びますが、そこには法則のようなものがあり、それを理解すれば、それほど難しいものではありません。

まず、エルグランドには3.5リッターV6エンジンと、2.5リッターの直4エンジンの2つのパワートレインが用意されており、3.5リッターには冒頭に「350」、2.5リッターには「250」の名称がつきます。そして、同じグレードであれば、その装備類は変わりません。また、すべてのグレードはドレスアップ仕様の「Highway STAR」となります。
これを除外すれば、上位から「プレミアム・アーバン・クローム」、「アーバン・クローム」、「プレミアム」、「名称なしのスタンダード(2.5リッターはS)」という4グレードになります。

日産 3代目エルグランド 250Highway STAR S【価格:369万4,900円~】

「250Highway STAR S」は、エルグランドの中で一番安く購入できるモデルです。

一番安く変えるモデルとはいえ、高級ミニバンであることには変わりがなく、ハイウェイスターの名を冠していることからも装備に不満はありません。

7人乗りと8人乗りを用意しているほか、駆動方式も2WD(2輪駆動)と4WD(4輪駆動)の2種類から選ぶことができます。

安全装備もSRSカーテンエアバッグシステム&運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムが標準装備となるなど、全ての支援システムや衝突安全システムは標準装備です。

価格は369万4,900円~と、エルグランドで一番安く抑えられた価格設定です。

日産 3代目エルグランド 250Highway STAR S Urban CHROME【価格:398万900円~】

「250Highway STAR S Urban CHROME」は、専用パーツで上質感を高めたモデルです。

エクステリア(外装)には、専用のUrban CHROME専用エンブレム、エアロパーツ 漆黒フロントグリル、Urban CHROME専用リヤコンビネーションランプ(クリアブラックタイプ)を装備し、「250Highway STAR S」と差別化を図っています。

インテリア(内装)には、本革巻・木目調コンビステアリング&本革巻シフトノブが装備され、このグレードからワンタッチオートスライドドアが運転席側にも標準装備になります。

価格は、398万900円~と「250Highway STAR S」に比べて28万6,000円高い価格設定です。

日産 3代目エルグランド 250Highway STAR Premium【価格:444万9,500円~】

「250Highway STAR Premium」は、快適装備を充実させたモデルで、7人乗りしか設定がありません。

「250Highway STAR S」からの主な変更点は、フロントシートにパーソナルドライビングポジションメモリーシステムや、運転席パワーシート(スライド、リクライニング、前後独立リフター、ランバーサポート)、助手席パワーシート(スライド、リクライニング、オットマン)、 前席クイックコンフォートシートヒーターが追加装備される点です。

価格は、444万9,500円~となり、「250Highway STAR S Urban CHROME」と比べて46万8,600円高い価格設定です。

日産 3代目エルグランド 350Highway STAR【価格:447万8,100円~】

「350Highway STAR」は、エンジン排気量を3.5Lに高めたモデルです。

装備は基本的に「250Highway STAR S」と変わりませんが、リモコンオートバックドアが標準装備になります。

2WDと4WDのどちらも選ぶことができ、価格は447万8,100円~と「250Highway STAR S」と比べると78万3,200円高く、「250Highway STAR Premium」より2万8,600円高く設定されています。

日産 3代目エルグランド 250Highway STAR Premium Urban CHROME【価格:465万8,500円~】

「250Highway STAR Premium Urban CHROME」は、内外装の質感を高めたモデルです。

「250Highway STAR Premium」をベースに、車内には本革シートを装備して快適性を向上させただけでなく、エクステリアデザインに漆黒さを増して高級感を高めています。

価格は465万8,500円~と、「250Highway STAR Premium」に比べて20万9,000円高い価格設定です。

日産 3代目エルグランド 350Highway STAR Urban CHROME【価格:468万7,100円~】

「350Highway STAR Urban CHROME」は、「350Highway STAR」のエクステリアデザインに特別加飾したモデルです。

エンジンが3.5Lに変更になっているので、それに伴いトランスミッションも変更されている他は同一です。

価格は468万7,100円~と「250Highway STAR S Urban CHROME」に比べて70万6,200円高く、「350Highway STAR」より20万9,000円高い価格設定です。

日産 3代目エルグランド 350Highway STAR Premium【価格:505万4,500円~】

「350Highway STAR Premium」は、快適装備を高めたエルグランドの上級モデルです。

主要装備として、リバース連動下向ドアミラー、本革巻ステアリング&シフトノブ、グランドブラック本革シート、フロント パーソナルドライビングポジションメモリーシステム、インテリジェント エマージェンシーブレーキといった快適装備が追加されます。

エアロパーツは、Highway STAR専用のフロントバンパー、フロントグリル、サイドシルプロテクター(クロームモール付)、リアバンパーが装着され、快適性だけでなくエクステリアデザインも上質に仕立てています。

価格は505万4,500円~と「350Highway STAR」に比べて57万6,400円高い価格設定です。

日産 3代目エルグランド 350Highway STAR Premium Urban CHROME【価格:526万3,500円~】

「350Highway STAR Premium Urban CHROME」は、エルグランドハイウエイスターの中で最上級モデルです。

エクステリアデザインに、Urban CHROME専用エンブレム、エアロパーツ 漆黒フロントグリルなどで、漆黒の架装を行い高級感と上質さを増しています。

価格は、526万3,500円~と「350Highway STAR Premium」より20万9,000円高い価格設定す。

日産 3代目エルグランド 3列仕様車VIP【価格:596万5,300円~】

「3列仕様車VIP」は、エルグランドにおもてなしを追求して、洗練された高級感を高めた7人乗り仕様です。

快適性と高級感を高めた装備には、セカンドシート左右の天井部に読書灯を備え、フロントセンターコンソール後端には100V電源が後席様に用意されます。

社外には、VIPのエンブレムが他のエルグランドとは違う存在感を放ち、見る者を圧倒します。

価格は、596万5,300円~と「350Highway STAR Premium Urban CHROME」より70万1,800円高い価格設定です。

日産 3代目エルグランド 2列仕様車VIP パワーシートパッケージ【価格:759万3,300円~】

「2列仕様車VIP パワーシートパッケージ」は、エルグランドの究極のリアシートを実現した4人乗り仕様のエルグランドです。

2列仕様の特別装備は、ホワイトギャザー付き本革シート若しくは、ブラックギャザー付き本革シートを選ぶことができ、2列目にもリクライニング、オットマン、シートヒーター付の本革シートが用意されます。

価格はエルグランドの中で一番高い759万3,300円~と「3列仕様車VIP」より162万8,000円高い価格設定です。

日産 3代目エルグランド AUTECH250Highway STAR S【価格:478万600円~】

「AUTECH250Highway STAR S」は、AUTECHの専用パーツを装備したモデルです。

「250Highway STAR S」をベースとして架装しており、7人乗りモデルのみの設定ですが2WDと4WDのどちらも選ぶことができます。

AUTECH専用エクステリアとして、ダーククロムフロントグリル、専用フロントプロテクター(メタル調フィニッシュ)、専用サイドシルプロテクター(メタル調フィニッシュ)、リヤバンパーフィニッシャー(メタル調フィニシュ)などの専用架装が施されます。

価格は478万600円~と、ベース車両の「250Highway STAR S」と比べると108万5,700円高い価格設定です。

日産 3代目エルグランド AUTECH350Highway STAR【価格:542万800円~】

「AUTECH350Highway STAR」は、「350Highway STAR」をベース車両としてAUTECHの専用パーツで架装したモデルです。

AUTECHで架装した装備は、「AUTECH250Highway STAR S」と同じで、2WDと4WDから選ぶことができますが、7人乗り仕様のみです。

選べるボディーカラーは、AUTECH専用色となるダークブルーとミッドナイトブラック、ピュアホワイト、ダークメタルグレーの4色のみです。

価格は542万800円~と「AUTECH250Highway STAR S」より64万200円高く、ベース車両の「350Highway STAR」より94万2,700円高い価格設定です。

日産 3代目エルグランドの歴代モデル

多くのユーザーから高い支持を得ている日産 エルグランド。ここでは、高級ミニバンのパイオニアたるエルグランドの歴代モデルたちの基本情報をひも解いていきましょう。

初代エルグランドは1997年5月に発売されています。ミニバンらしからぬ走行性とラグジュアリ一なフォルムで、より一躍 高級ミニバンのリーダー的存在になりました。

7人乗りと8人乗りの2パターンとなる室内は快適性を追求。7人乗りの「X」、8人乗りの「V」、べーシックとなる「J」の3つのグレードをラインアップ。使い勝手の良い機能的なシートが装備されています。

2002年に2代目エルグランドが誕生。日産を代表する高級ミニバンのフラッグシップモデルとして 更なるブラッシュアップを行っています。

当時の先進テクノロジーを余すことなく導入。フロアを低くフラットに変更、ルーフ幅を拡大することで高い居住空間を手に入れています。

3代目エルグランドは、2010年に発売を開始。プラットフォームを刷新して、FF(前輪駆動)に駆動方式を変更しています。これにより、ボディ全体の低床化を実現 優れた走行安定性と軽量化に成功しています。

足回りには3代目エルグランド専用に開発されたパーツを採用。今まで以上の乗り心地や走行安定性を実現しています。

日産 3代目エルグランドを先代と比較!

最高級ミニバンという路線をキープ

現行モデルのエルグランドは、第3世代モデルとして2010年8月にフルモデルチェンジをして発売開始となりました。「キング・オブ・ミニバン」を謳い、「ダイナミックでラグジュアリーな真の高級車」として開発されています。

一方、その前のモデルとなる2代目のエルグランドの登場は、2002年5月。「夢とくつろぎと感動を提供できる最高級ミニバン」をコンセプトに誕生しました。特徴は「ファーストクラスの室内空間」「圧倒的な存在感のある外観スタイル」「ミニバン最高峰の走行性能」「最先端の情報技術」というものでした。
言葉の違いはありますが、どちらも豪華で高性能なミニバンを目指しています。そういう意味では、「最高級ミニバン」を目指しているという点では先代も現行モデルも変わっていません。

プラットフォーム一新でパッケージングも新たに

最高級ミニバンを目指すエルグランドですが、先代から現行へのフルモデルチェンジで、最も大きな違いは、プラットフォームの一新です。しかも、駆動レイアウトも変化しています。先代モデルは、エンジンを縦に置いて、後輪を駆動するFRレイアウトのプラットフォームを使っていました。一方、現行モデルでは、エンジンを縦置きして、前輪を駆動するFFレイアウトの新型プラットフォームを採用したのです。
その結果、現行エルグランドは、プラットフォームを薄く、低くすることに成功。室内空間は、先代のままに、その低くなった分だけ全高を下げています。比較すると現行エルグランドの全高は先代モデルよりも100mm近くも低くなっているのです。

その結果、現行エルグランドは、よりロー&ワイドなフォルムになりました。また、重心も低くなることで、運動性能も高まります。さらに背が低いため、横からの風の影響も受けにくくなっています。

居住性は、先代のままに、よりロー&ワイドなルックスになり、より走行性能が高められているのです。

デザイン面での継承されたところと新しいところ

現行型エルグランドは、先代よりも背が低くなり、よりロー&ワイドなスタイリッシュなフォルムとなりました。しかし、「堂々とした、エルグランドらしいルックス」は継承されています。そのポイントとなるのが前後のライト類です。車のエクステリアに関して、ライト類は、そのキャラクターを決定づける重要なアイテムとなります。そのライトのデザインに、エルグランドの伝統が継承されているのです。
まず、ヘッドライトでいえば上下に2段になっているのが初代から続くエルグランドの伝統です。現行モデルは2010年のデビュー時から現在まで、何度かのマイナーチェンジや改良によってフロント周りのデザインも変化してきました。しかし、現在でも大きなウインカーが上にあり、その下にヘッドライトという2段のレイアウトになっています。また、リヤでいえば、左右に広がる水平基調のコンビランプと、ボディの四隅に縦に配置される、水平と垂直の組み合わせも、エルグランドの伝統となります。

全高を下げてフォルムは変わりましたが、前後のデザイン・テイストは、しっかりとエルグランドの伝統が継承されているのです。

パワートレインの変化

パワートレインは継承と新規が混じっています。先代エルグランドのパワートレインは3.5リッターと2.5リッターのV6エンジンに5速ATを組み合わせるもの。V6エンジンのみというラインナップだったのです。

一方、現行モデルでは、先代からの継承となる3.5リッターV6と、新規の2.5リッター直4エンジンの2種類となりました。トランスミッションは6速マニュアルモード付のCVTとなっています。
スペックは、先代の3.5リッターV6が最高出力177kW(240ps)・最大トルク353Nm、2.5リッターV6が137kW(186ps)・最大トルク232Nmに対して、新型では3.5リッターV6が206kW(280ps)・最大トルク344Nm、2.5リッター直4が125kW(170ps)・細田トルク245Nmとなっています。3.5リッターV6は、よりパワフルになっており、2.5リッターではV6から直4に代わったことで、パワーはややダウンするも、トルクは大きくなっています。

ロングライフの中で最新の運転支援を満載

現行のエルグランドと先代モデルとの違いで、大きなものは先進安全機能の充実でしょう。衝突軽減自動ブレーキなどの先進安全機能や、ACC(アダプティブクルーズコントロール)といった先進運転支援機能が普及したのは、直近の10年の話。それよりも前の時代に作られた先代のエルグランドには、そうした機能は備わっていません。
また、現行エルグランドも、デビュー直後は、やはり搭載されていませんでした。ただし、モデル・ライフの中で、何度かのマイナーチェンジや改良を加えることで、現在のエルグランドは、そうした最先端の先進安全機能と先進運転支援機能を備えるようになっています。
現行のエルグランドと先代モデルとを比べてみれば、最も大きいのは、プラットフォームの変更でしょう。FRからFFとなったことで、全高が下がり、フォルムだけでなく走行性能も変わっています。また、現代に使う車として考えたとき、先進安全機能や運転支援機能が備わっているところも、重要な違いと言えるでしょう。

日産 3代目エルグランドの特別仕様車は?

特別仕様車「ハイウェイスター ジェットブラックアーバンクロム」は2つのグレードをラインアップ!

日産 エルグランドの特別仕様車となる「ハイウェイスター ジェットブラックアーバンクロム」は2つのグレードがラインアップされています。

1つはVQ35DEエンジンを搭載の「350 ハイウェイスター ジェットブラックアーバンクロム」。もう1つはQR25DEエンジンを搭載の「250 ハイウェイスター S ジェットブラックアーバンクロム」です。

3.5L DOHC V型6気筒となるVQ35DEエンジンは、エルグランド用にチューニングを見直し。低フリクション化を徹底的に行い、低速から高速までストレスなく吹け上がるエンジン特性を手に入れています。

2.5L DOHC 直列4気筒となるQR25DEエンジンは、低速でのトルク感にフォーカス。力強い走りと素早いアクセルレスポンスが特徴です。軽やかに吹け上がりながら、厚いトルク感を楽しめます。

トランスミッションは両グレードとも、マニュアルモード付CVTとなるエクストロニックCVT-M6を採用。エンジンの力を最大限に発揮させながら、すぐれた走行性能と燃費性能を両立しています。駆動方式はユーザーのニーズに応え、それぞれ2WD(2輪駆動)と4WD(4輪駆動)の2つをラインアップしています。

特別仕様車「ハイウェイスター ジェットブラックアーバンクロム」には質の高い魅力的な装備が充実!

日産 エルグランドの特別仕様車となる「ハイウェイスター ジェットブラックアーバンクロム」には、高級感あふれる専用ハイエンドパーツが装備されています。

エクステリアには、精悍でワイルドなイメージを与える漆黒メッキフロントグリル・漆黒フォグランプフィニッシャーをフロントに装備。エルグランドのたくましさをより強調しています。

質感の高いダークグラファイトフィニッシュ18インチアルミホイールが、足元を力強く引き締めダイナミックな走りをサポートします。

インテリアには、高級感あふれるプレミアムタンレザーシート(ギャザー付)を採用。質感だけでなくプレミアムな座り心地を提供しています。

ドアトリムや本革巻・木目調コンビステアリング、シフトノブにはタンカラーのステッチを施し、室内の質感をより一層高めています。

「ハイウェイスター ジェットブラックアーバンクロム」には人気の機能が特別装備されています。

乗り降りをもっと便利にするワンタッチオートスライドドアや、バックドアを自動的に開閉するリモコンオートバックドアや、インフォテインメントと安全機能をカバーしたNissanConnectナビゲーションシステム+アラウンドビューモニター+リアシートエンターテイメントなどです。
日産 エルグランドの特別仕様車「ハイウェイスター ジェットブラックアーバンクロム」は、質感高いハイエンドパーツをふんだんに奢り人気のある機能を装備したスペシャルな1台と言えます。

エルグランドをより高次な次元にブラッシュアップした特別仕様車「ハイウェイスター ジェットブラックアーバンクロム」は、きっとあなたの所有感を満足させることでしょう。

日産 3代目エルグランドの見積価格は727万3,926円!

メーカー:日産
車種:エルグランド AUTECH [3500]
型式:5BA-PE52
外装色:ダークブルー
駆動:2WD(2輪駆動)
ドア:5
定員:7名
メーカーオプション:ダークブルー(5万5,000円)、ツインサンルーフ(15万4,000円)
付属品:ETC2セットアップ(3,300円)、CPCエクスG 3L(28万6,000円)、車検証入れ(385円)、抗菌防臭チタニアL(1万9,800円)、レスキューサポートS(2万2,000円)、スマート・ルームミラー(7万5,570円)、セキュリティ&セーフティパック スタンダード(6万2,173円)、ウィンドウ撥水 12ヶ月(8,228円)、フロアカーペット(8万8,330円)、プラスチックバイザー(3万9,270円)、ナビレコツインモニターパック+ETC2.0(49万1,236円)、カーライフコレクション 後方用ドライブレコーダー(5万5,440円)、ナンバープレートロック AUTECHロゴステッカー付(5,280円)

【見積もり内容】
車両本体:542万800円
メーカーオプション合計価格:20万9,000円
付属品合計価格:115万7,012円
課税販売諸費用:7万454円
非課税販売諸費用:18万7,790円
税金保険料等:22万8,870円

支払総額:727万3,926円

商品詳細