ジープ 4代目ラングラーの乗り心地は?武骨なエクステリアにそぐわぬ快適さがある?

ジープ 4代目ラングラー

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2018年にモデルチェンジし、ハイブリット車も登場したジープ 4代目ラングラー(3BA-JL36S/JL36L/JL20L型)は、先代に引き続いて高い人気を誇っているクルマです。

しかし、オフローダーであるゆえ、その乗り心地が気になって購入に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、4代目ラングラーの気になる乗り心地を詳しくチェックしていきます。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
ジープ 4代目ラングラーとはどんなクルマ?
ジープ 4代目ラングラーの乗り心地をチェック
ジープ 4代目ラングラーの安全性能にも注目

ジープ 4代目ラングラーとはどんなクルマ?

ラングラーは、2018年のフルモデルチェンジで4代目となった、世界を代表するSUVです。

ラングラーには通常モデルと上位モデルのアンリミテッドがあり、上位モデルはさらにそこから4つのモデルに分かれています。通常モデルは2ドアなのに対し、アンリミテッドは4ドアという違いがあり、車体の大きさもアンリミテッドのほうが大きいという特徴があるのです。

もともと軍用車であったウィリスをベースに作られているため、ラダーフレームを採用したボディの強度に定評があるほか、武骨なエクステリア(外装)とは裏腹に、代を追うごとに進化する機能も注目されており、見た目と中身のギャップに驚く方も少なくありません。

また、輸入車でありながらレギュラーガソリンで動くのも、人気の理由といえそうです。

世界一過酷な独自走行テストをクリアした車体だからこそつけられるTRAIL RATEDバッジは、普通の走行だけではなく、渡河、トラクション、起動性といったジープならではの品質の証でもあります。

どんな道を走行する際も、快適なドライブを約束してくれること間違いないでしょう。

ジープ 4代目ラングラーの乗り心地をチェック

ラングラーは高い走破性を誇る反面、オフローダー特有の「乗り心地が悪い」という印象を受ける方も少なくないようですが、その心配は不要です。

さらに、背が高く乗り降りがしにくい印象を持たれがちですが、サイドステップがあるため乗り降りに不自由を感じることはありません。グラブハンドルはオプションになりますが、こちらを装着することでさらに乗りやすくなるでしょう。

また、インテリア(内装)の上質感は、ほかの高級SUVに引けを取らず、ブラックを基調にしたインテリアカラーは、オフローダーでありながら高級車の顔も覗かせます。通常モデルから最上位モデルまで採用されている革製ステアリングホイールは、グリップもしやすく非常に快適なドライブを演出してくれるでしょう。

エンジンが2タイプあるラングラーですが、運転中の振動はほぼ気になりません。8速ATにより、MT特有の振動もなければ、AT車によくある切替時の違和感も感じることもほぼないのです。

セレクトラックフルタイム4×4の採用で、走る道に合わせてクルーズのレンジを自由にチェンジできるのも、ラングラーの特徴です。

ジープ 4代目ラングラーの安全性能にも注目

ジープ ラングラーの乗り心地を支えるのは、ステアリングホイールやエンジンだけではありません。現代の交通事情に合わせて追加された安全性能で、より快適なドライブを楽しむことができるようになっています。

ボディは剛性の高いラダーフレームを採用していますが、万が一事故を起こした時のために、ブラインドスポットモニターを搭載しており、クルマ前方に物体が入ってきたときや、死角にあるドライバーが見落とす障害物も即座にキャッチし、警告してくれます。

また、リアにも同様に、リアクロスパスディテクションが搭載されているので、後退時も安心です。

また、アウトドアでの活躍が多いラングラーならではの機能もあり、中でもトレーラースウェイコントロールは、トレーラーけん引時に起こるトレーラーのふらつきを抑制してくれる便利な機能。これは、エレクトロリック・スタビリティ・コントロールの一種です。

このほかにも、セントリーキー盗難防止装置や、エンハンストアクシデントレスレスポンスシステムにも対応しています。
これらの機能によって、高い安全性と防犯性、どちらもを実現することができているのです。

エクステリアはレトロなオフローダーですが、インテリアを見ると最新の設備が多く搭載されていることから、ラングラーの乗り心地は見た目以上に良いといえるでしょう。
ラングラーはエクステリアが武骨でレトロであるにもかかわらず、インテリアや機能は常に進化し続けており、各時代にあった機能を搭載したクルマだということがわかりました。

見た目だけで判断せず、その乗り心地を一度ご自身で体感してみるのも良いかもしれません。

普段使いからアウトドア時まで、さまざまな場面で活躍してくれる素敵な相棒になってくれるでしょう。

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