目的地を通り過ぎたら「特別転回」! 今更聞けない高速道路のルール
更新日:2024.09.09
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高速道路を走っている時うっかりしていて、目的のインターチェンジを通りすぎてしまったことはないですか?
目的地に戻るために一度インターチェンジを降りて、また高速道路に乗ってということをしているとお金がもったいないですよね。
実は高速道路には、目的地を通り過ぎた場合でも無料で引き返すことができる「特別転回」という制度があります。
今回はその「特別転回」に加え、「知っておきたい高速道路のルール」を詳しく解説します。
目的地に戻るために一度インターチェンジを降りて、また高速道路に乗ってということをしているとお金がもったいないですよね。
実は高速道路には、目的地を通り過ぎた場合でも無料で引き返すことができる「特別転回」という制度があります。
今回はその「特別転回」に加え、「知っておきたい高速道路のルール」を詳しく解説します。
特別転回とは、追加でお金を払うことなく目的のインターチェンジまでUターンできる制度
特別転回は、高速道路を走行中に何かしらの理由で目的のインターチェンジで降りられなかった場合、追加でお金を払うことなく目的のインターチェンジまでUターンできる制度です。
現金払いとETCでの支払いの両方を選ぶことが可能ですが、どちらの場合も必ず有人の料金所に行ってください。
ETCカードを利用している方は、あらかじめETCカードを手元に置いておくのがおすすめです。
現金払いとETCでの支払いの両方を選ぶことが可能ですが、どちらの場合も必ず有人の料金所に行ってください。
ETCカードを利用している方は、あらかじめETCカードを手元に置いておくのがおすすめです。
特別転回は手順を誤らないように注意が必要
料金所で係員に事情を説明すると「特別転回証明証」を発行してもらえますが、場合によっては通行券に承認印を押す場合や、ETC払いだと何も発行されない場合もあります。
発行後はインターチェンジ入り口の有人料金所へ進み、特別転回証明書や承認印の押された通行券を提示します。
ETCカードを利用している方はカードを提示し、特別転回の理由を説明することで係員が手続きをしてくれるので、手続き完了後に料金所を出発したら、ETCカードを挿入して大丈夫です。
特別転回はドライバーにとって非常にありがたい制度ですが、利用する場合は手順を誤ることがないよう注意が必要です。
発行後はインターチェンジ入り口の有人料金所へ進み、特別転回証明書や承認印の押された通行券を提示します。
ETCカードを利用している方はカードを提示し、特別転回の理由を説明することで係員が手続きをしてくれるので、手続き完了後に料金所を出発したら、ETCカードを挿入して大丈夫です。
特別転回はドライバーにとって非常にありがたい制度ですが、利用する場合は手順を誤ることがないよう注意が必要です。
知っておかないと損!?高速道路でのルールを一挙紹介!
ここからは、知っておかないと損する高速道路でのルールを一挙にご紹介します。
今後のドライブの際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
・追い越し車線を走り続けない
高速道路で追い越し車線を走り続けると「通行帯違反」となります。
追い越し車線は通常、「追い越しをするとき」、「道路標識や道路標示により通行区分が指定されているとき」、「接近してきた緊急自動車に一時進路を譲るとき」、「進路の変更の禁止に従ってそのまま通行するとき」、「道路の状況その他の事情によりやむを得ないとき 」などの限られた場合に走行するものです。
・左車線からの追い越しは禁止
左車線など追い越し車線でない車線で追い越しをした場合も「通行帯違反」になってしまい、加点2点と普通車で9,000円の罰金が科せられます。
ただ、車線変更を伴わない、いわゆる「追い抜き」で他車線のクルマの前に出た場合は、違反になりません。基準は曖昧ですが、追い越し車線ではない車線で他の車線のクルマより前に出た場合は、しばらく同じ車線を走行するようにしましょう。
・駐停車しない
高速道路は駐停車禁止で、違反した場合には道路交通法により罰則の対象になってしまいます。ただ危険防止や故障などによる止むを得ない停車で、路肩や路側帯などの十分幅のある場所に停車する場合は罰則の対象にはなりません。
・渋滞時はハザードランプで後続車に合図
これは法律で定められているわけではありませんが、高速道路走行時の暗黙のルールです。渋滞時の最後尾ではどうしても追突事故が増えてしまうので、ハザードランプを焚いて渋滞ということを後続車に知らせ、事故のリスクを軽減しましょう。
・最低速度未満で走らない
高速道路では道路標識や掲示板などで速度指定がない場合、危険防止のため止むを得ない場合を除いて、時速50km未満で走ってはいけません。
・車間距離は一般道よりもさらに空けよう
路面が乾いた状態かつ、新しいタイヤを装着しているクルマの場合でも、80km/h走行で約80m、100km/h走行で約100mの車間距離を空けないといけません。
さらに路面が雨や雪で濡れていたり、タイヤがすり減っている場合は上記の約2倍もの距離を取らないといけないと言われています。一般道でもそうですが、前走車がトラブルで急に停車する可能性もあるので、追突しないようにしっかりと車間距離を空けましょう。
・車両故障時に路肩に停車した際、車内に残らない
もしクルマの故障などで止むを得ず車両を路肩に停車した際は、必ず車内に残らないようにしましょう。実際に緊急停車中のクルマに後続車が追突し、死亡するという事故も起きています。
クルマを緊急停車させ、JAFなど助けを待っている間は車内に残らず、できるだけ安全な場所に避難すると良いでしょう。
今後のドライブの際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
・追い越し車線を走り続けない
高速道路で追い越し車線を走り続けると「通行帯違反」となります。
追い越し車線は通常、「追い越しをするとき」、「道路標識や道路標示により通行区分が指定されているとき」、「接近してきた緊急自動車に一時進路を譲るとき」、「進路の変更の禁止に従ってそのまま通行するとき」、「道路の状況その他の事情によりやむを得ないとき 」などの限られた場合に走行するものです。
・左車線からの追い越しは禁止
左車線など追い越し車線でない車線で追い越しをした場合も「通行帯違反」になってしまい、加点2点と普通車で9,000円の罰金が科せられます。
ただ、車線変更を伴わない、いわゆる「追い抜き」で他車線のクルマの前に出た場合は、違反になりません。基準は曖昧ですが、追い越し車線ではない車線で他の車線のクルマより前に出た場合は、しばらく同じ車線を走行するようにしましょう。
・駐停車しない
高速道路は駐停車禁止で、違反した場合には道路交通法により罰則の対象になってしまいます。ただ危険防止や故障などによる止むを得ない停車で、路肩や路側帯などの十分幅のある場所に停車する場合は罰則の対象にはなりません。
・渋滞時はハザードランプで後続車に合図
これは法律で定められているわけではありませんが、高速道路走行時の暗黙のルールです。渋滞時の最後尾ではどうしても追突事故が増えてしまうので、ハザードランプを焚いて渋滞ということを後続車に知らせ、事故のリスクを軽減しましょう。
・最低速度未満で走らない
高速道路では道路標識や掲示板などで速度指定がない場合、危険防止のため止むを得ない場合を除いて、時速50km未満で走ってはいけません。
・車間距離は一般道よりもさらに空けよう
路面が乾いた状態かつ、新しいタイヤを装着しているクルマの場合でも、80km/h走行で約80m、100km/h走行で約100mの車間距離を空けないといけません。
さらに路面が雨や雪で濡れていたり、タイヤがすり減っている場合は上記の約2倍もの距離を取らないといけないと言われています。一般道でもそうですが、前走車がトラブルで急に停車する可能性もあるので、追突しないようにしっかりと車間距離を空けましょう。
・車両故障時に路肩に停車した際、車内に残らない
もしクルマの故障などで止むを得ず車両を路肩に停車した際は、必ず車内に残らないようにしましょう。実際に緊急停車中のクルマに後続車が追突し、死亡するという事故も起きています。
クルマを緊急停車させ、JAFなど助けを待っている間は車内に残らず、できるだけ安全な場所に避難すると良いでしょう。
高速道路で目的地を通り過ぎた際に役立つ特別転回の仕組みと、高速道路のルールを一挙にご紹介しました。
なお、首都高や阪神高速では降りるインターチェンジ間違えた場合に料金を調整するといった措置は行っていません。首都高速道路によると、首都高では出口ごとに料金所が設けられていないため、対応が難しいとのことです。
このように、現地の設備やインターチェンジの構造によっては特別転回を利用できない場合もあるため、やはり降りるインターチェンジを間違えないように運転することが一番でしょう。
※2021年6月現在
なお、首都高や阪神高速では降りるインターチェンジ間違えた場合に料金を調整するといった措置は行っていません。首都高速道路によると、首都高では出口ごとに料金所が設けられていないため、対応が難しいとのことです。
このように、現地の設備やインターチェンジの構造によっては特別転回を利用できない場合もあるため、やはり降りるインターチェンジを間違えないように運転することが一番でしょう。
※2021年6月現在