トヨタ 4代目プリウスの特別仕様車を解説｜標準仕様車との違いは？

更新日：2024.09.09

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世界初の量産型ハイブリッド車として誕生したトヨタプリウス。

エンジン+電気モーターのハイブリッド車は2021年5月現在の主流と言えますが、初代プリウスが誕生した1997年当時は画期的なシステムでした。まさに未来から来た車だったと言えるでしょう。今やプリウスを見ない日はないと言っても過言ではないくらい、街中をプリウスは走り回っています。

この記事では1997年に発売されて以来多くの人に愛されてきたプリウスの歴代モデルについて、簡単におさらいしていきます。

さらに、現行モデルであるトヨタ 4代目プリウス(DAA-ZVW50/ZVW51/ZVW55型)の特別仕様車についても徹底的に確認していきます。

吉田恒道｜よしだつねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」（扶桑社）など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」（学習研究社）がある。

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Chapter: トヨタプリウスの歴代モデルを簡単におさらい！; トヨタ 4代目プリウスの特別仕様車「S “Safety Plus Ⅱ”」; トヨタ 4代目プリウスの特別仕様車「S “Safety Plus Ⅱ”」はお買い得！

プリウスの中古車一覧

トヨタプリウス 1.8 S LEDエディション

本体価格

73万円
支払総額

80.2万円

年式：2011年
走行距離：10.5万km
車検：検なし
あり

トヨタプリウス 1.8 S LEDエディション車検整備付き/ナビ/地デジ/Bカメラ

本体価格

65万円
支払総額

78万円

年式：2011年
走行距離：8.4万km
車検：車検整備付
なし

トヨタプリウス 1.8 E 社外ナビワンセグTV BT ETC

本体価格

115万円
支払総額

123万円

年式：2017年
走行距離：10.1万km
車検：車検整備付
なし

トヨタプリウス 1.8 S ツーリングセレクションナビ・TV・Bluetooth・Bカメラ

本体価格

225万円
支払総額

242.7万円

年式：2020年
走行距離：4.9万km
車検：検なし
なし

トヨタプリウス 1.8 S 社外ナビ Bカメラ ETC

本体価格

109万円
支払総額

119.8万円

年式：2017年
走行距離：8.9万km
車検：車検整備付
なし

トヨタプリウスの中古車一覧を見る

トヨタプリウスの歴代モデルを簡単におさらい！

まだ21世紀が訪れる前の1997年にトヨタ初代プリウスは誕生します。世界初の量産型ハイブリッド車として全世界から注目されました。

全長4,275mm×全幅1,695mm×全高1,490mmの5ナンバー車であり、コンパクトで丸っぽいボディが印象的な1台です。28.0km/L(10･15モード)の燃費効率は、1997年当時に発売されていた一般的なガソリン車の約2倍の数値であり、画期的だったと言えるでしょう。

2003年に初めてフルモデルチェンジが実施され、2代目プリウスが発売されました。全長4,445mm×全幅1,275mm×全高1,490mmの3ナンバー車に生まれ変わり、燃費効率も35.5km/L(10･15モード)と飛躍的に向上しました。

2009年には3代目プリウスが誕生します。全長4,460mm×全幅1,745mm×全高1,490mmと2代目プリウスより少し大きくなり、1.5Lエンジンから1.8Lエンジンにサイズアップしたことで、よりパワフルな走行ができるようになりました。

そして、2015年には現行モデルである4代目プリウスが誕生します。全長4,575mm×全幅1,760mm×全高1,470mmとさらにスケールアップしたボディが特徴的です。低重心のシルエットで、スポーティーな印象を受けるでしょう。

4代目プリウスは燃費効率40.8km/L(JC08モード燃費)を達成し、乗り心地や安全機能のどれをとってもプリウス史上最高の仕上がりだと言えるでしょう。

トヨタ 4代目プリウスの特別仕様車「S “Safety Plus Ⅱ”」

トヨタプリウスには特別仕様車として「S “Safety Plus Ⅱ”」が設定されています。これはスタンダードモデルの「S」がベースモデルです。

「安全と安心で選ぶなら、このプリウス」をキャッチコピーとしており、特に安全装備を強化した特別仕様車だと言えるでしょう。

「S “Safety Plus Ⅱ”」は、他のモデルにも標準装備されている予防安全パッケージToyota Safety Senseに加えて、インテリジェントクリアランスソナー、ブラインドスポットモニターなどが装備されています。

インテリジェントクリアランスソナーは、駐車時などアクセルとブレーキの踏み間違いにおける衝突回避の軽減に寄与するシステムです。ブラインドスポットモニターは見えにくい後方の車両を検知します。どちらも安全、安心に運転する為には、あった方が良い機能だと言えるでしょう。

さらに、プリウス「S “Safety Plus Ⅱ”」には駐車場からバックで出る時に他の車の接近を知らせてくれるリヤクロストラフィックアラートも装備されています。

トヨタ 4代目プリウスの特別仕様車「S “Safety Plus Ⅱ”」はお買い得！

プリウス「S “Safety Plus Ⅱ”」の価格は2WD(2輪駆動)仕様が275万5,000円、4WD(4輪駆動)仕様が295万3,000円とこれだけの安心機能がついてこの値段なのでお買い得と言えるでしょう。

ボディカラーはプラチナホワイトパールマイカ、シルバーメタリック、グレーメタリック、アティチュードブラックマイカの4色から選択が可能です。

また、スタンダードモデルの「S」ではメーカーオプションとなっているLEDフロントフォグランプやオートワイパー、インナーミラーの自動防眩機能なども、特別装備されており、安全機能は申し分ないと言っても過言ではないでしょう。

さらに、プリウス S “Safety Plus Ⅱ”には、ハンドルから手を離すことなくハンズフリー通話が可能なナビレディセットが特別装備されています。このセットは通常、税抜3万円のメーカーオプションです。

トヨタプリウスの特別仕様車であるプリウス「S “Safety Plus Ⅱ”」を確認してきました。安全と安心にとことんこだわった特別仕様車であり、通常のオプション設定が特別装備されているお買い得な価格設定だと言えるでしょう。

ドライブを安心して楽しみたい人にはぴったりの1台だと言えます。

※ 2021年6月現在