トヨタ 4代目プリウス ZVW50/ZVW51型のおすすめグレードは「S」!?グレード間の違いを徹底比較【50型】

トヨタ 4代目プリウス

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トヨタ 4代目プリウス(DAA-ZVW50/ZVW51/ZVW55型)には、7つのグレードがラインナップされています。

エンジンをはじめとする動力部分に差はないものの、各グレードによって装備や性能が少しずつ違ってきます。長い付き合いになるクルマなだけに、慎重に選びたいところです。

今回は、プリウスのをグレードごとにそれぞれ詳しく解説いたします。

※ 2020年7月のマイナーチェンジ後

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
4代目プリウスのグレード: E【価格:260万8000円】
4代目プリウスのグレード: S【価格:265万5000円~】
4代目プリウスのグレード: S“ツーリングセレクション”【価格:282万6000円~】
4代目プリウスのグレード: A【価格:291万円~】
4代目プリウスのグレード: A“ツーリングセレクション”【価格:307万7000円~】
4代目プリウスのグレード: Aプレミアム【価格:324万8000円~】
4代目プリウスのグレード: Aプレミアム “ツーリングセレクション”【335万9000円~】

4代目プリウスのグレード: E【価格:260万8000円】

トヨタ プリウスのエントリーモデルである「E」は、燃費性能が4グレードの中で最高の数値をたたき出しています。

WLTCモードで32.1km/Lという驚異的な低燃費を実現しており、まさにプリウスの代名詞的存在でもあります。Toyota Safety Senseも標準装備されているため、先進安全技術も文句なしです。


燃料タンクの容量は、他のグレードが43Lなのに対して、「E」だけが38Lと少なめになっていますが燃費の良さを考えれば燃料タンクの大きさはあまり気にならないでしょう。

価格は、全グレードの中でもっとも安い260万8000円です。

4代目プリウスのグレード: S【価格:265万5000円~】

トヨタ プリウスの中で最も標準的なグレードが「S」です。プリウスと言えばという機能を網羅している1台でもあります。

燃費性能は2WDが30.8km/L、4WDが28.3km/Lと、「E」と比較すると劣ってしまいます。しかし燃料タンクの容量が43Lあるので、航続距離に問題はないでしょう。

スタビライザーがフロントとリアに装着されるため、走行性能も文句なしと言えます。


「E」よりも4万7000円ほど高い、265万5000円~が「S」の価格になります。

4代目プリウスのグレード: S“ツーリングセレクション”【価格:282万6000円~】

トヨタ プリウス「S」以上のグレードには“ツーリングセレクション”というグレードが用意されています。「S“ツーリングセレクション”」の基本性能は「S」と大差ないものの、タイヤとホイールが17インチになったり、リアバンパーがブラックになったりといった違いがあります。

ただし燃費性能はタイヤが大型化した分、27.2km/Lと下がってしまいます。しかし燃費は同格の他車よりも抜群に良いので、気になることはないでしょう。

新車時価格は「E」よりも21万8000円高い、282万6000円~となります。

4代目プリウスのグレード: A【価格:291万円~】

トヨタ プリウスの上位モデルが「A」です。最大の特徴は「ブラインドスポットモニター」がついていることです。運転席からは見えにくい位置にある接近する車両を警告する機能で、安全性能向上に一役買っています。

また、「シンプルインテリジェントパーキングアシスト」も搭載されており、駐車サポートまでしてくれるようになっています。燃費性能は「S」と同じなので、より安全面を確保したい場合は「A」を選択するといいでしょう。

「E」よりも30万2,000円高い291万円~が新車価格ですが、得られる安心感はお値段以上です。

4代目プリウスのグレード: A“ツーリングセレクション”【価格:307万7000円~】

トヨタ プリウス「A」のスポーツモデルが「A“ツーリングセレクション”」です。大きな違いは「S」同様タイヤ・ホイールサイズと燃費の違いぐらいで、それ以外に大きな違いはありません。

リアサスペンションがダブルウィッシュボーンではないため、多少乗り心地の硬さを覚える人もいるでしょう。しかし、普通の舗装された道路を走る分には大きな違和感はない1台です。見た目にもこだわりたいなら「A“ツーリングセレクション”」がいいでしょう。

新車価格は「E」よりも46万9000円高い307万7000円~となります。

4代目プリウスのグレード: Aプレミアム【価格:324万8000円~】

トヨタ プリウスの最上位グレードが「Aプレミアム」です。安全性能・燃費などは「A」と同じですが、内装が様変わりします。それまでのグレードではオプション扱いであった本革シートや本革ステアリングホイールが標準装備になり、高級感をさらに演出してくれます。

また、フロントシート(前席)だけですが快適温熱シートが採用されており、寒い冬でも暑い夏でも快適なドライブが楽しめるように仕上がっているのです。燃費性能こそ「E」には勝てませんが、それを補って余りあるポテンシャルが「Aプレミアム」には備わっています。

新車価格はエントリーモデルの「E」よりも64万円高い324万8000円~となります。

4代目プリウスのグレード: Aプレミアム “ツーリングセレクション”【335万9000円~】

トヨタ プリウスのスポーツモデルの最高峰が「Aプレミアム “ツーリングセレクション”」です。「S“ツーリングセレクション”」「A“ツーリングセレクション”」の最上位モデルで、価格に見合った高級感とスポーツモデルらしい見た目が印象的な1台です。

安全装備も文句なしの1台で、見た目も高級感も、そして安全性も確保したい人におすすめの1台と言えるでしょう。もちろん燃費も27.2km/Lと高いので、プリウスらしさも忘れていません。

新車価格は「E」と比べて75万1000円高い335万9000円~となります。
トヨタ プリウスのグレードを紹介しました。価格差がエントリーモデルと最上級モデルで大きいですが、大きな差は内装や見た目の違い程度です。

普段の街乗りを想定しているのなら、「S」が一番おすすめのグレードでしょう。

安全性も内装もこだわりたいならさらに上の「A」や「Aプレミアム」を、見た目もカッコよくしたいのなら「“ツーリングセレクション”」を選択できます。

自分好みの選択ができることがプリウスの特徴といえそうです。
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