ホンダ 初代N-VANの収納機能は利便性が抜群！

ホンダ 初代N-VANのラゲッジルームの大きさは軽とは思えないほどの大容量となっています。

初代N-VANのラゲッジルームは、ラゲッジルーム高1,365mm、ラゲッジルーム幅1,390mmとなっており、すみずみまで使えるスクエアパッケージとなっている点が特徴です。

そして、初代N-VANのもうひとつの特徴としてあげられるのが、助手席とリアシート(後席)のダイブダウン機構です。ダイブダウン機構とは、シートを車両床面に収納する仕組みを言います。

ホンダ独自の技術センタータンクレイアウトを採用することで、燃料タンクをフロントシート(前席)の下に設置して、助手席とリアシートを車両の床下深くに収納できます。床下深くに収納することでフラットなラゲッジルームを実現しています。

リアシートをダイブダウンした際のラゲッジルームの大きさについては、高さと幅は変わりませんが、ラゲッジルームの長さが大きく変わります。

リアシートのみをダイブダウンした場合はラゲッジルーム長1,585mm、リアシートと助手席を合わせてダイブダウンした場合はラゲッジルーム長2,635mmとなります。長尺物の荷物でもしっかりと積載できるようになっています。

大容量のラゲッジルームの実現とともに、ホンダ N-BOXゆずりの優れた駆動力と耐久性を兼ね備えた初代N-VANは、軽貨物車の最大積載量である350kgの確保を実現しています。

ホンダ 初代N-VANは「運転席以外の空間すべてに荷物が積める」をコンセプトに、エンジンルームを前方へコンパクトにレイアウトしています。

そのぶん、ラゲッジルームとして使えるスペースを増やして、助手席とリアシートをダイブダウンできる仕様なので、ワークスタイルに合わせたシートアレンジが可能となり、使い勝手がとても良好です。

ドライバーのみ乗車の時は、助手席とリアシートをダイブダウン、2名乗車の時はリアシートのみをダイブダウンすれば、その時のシーンに応じたシートアレンジが簡単にできます。

リアシートは左右分割で収納でき、助手席も座面ごとに足元に収納することによって、フラットで使い勝手の良いラゲッジルームになります。

助手席はダイブダウンできるだけでなく、背もたれを前方に倒すことで、ドライバーのテーブルにもなり、書類を書いたり、地図を見たりする時にとても便利です。

また、ダイブダウンした際に、取り外した助手席のヘッドレストとリアシートピローは、それぞれ、助手席側のドアとラゲッジルーム右後方にある収納部にベルトで固定できるのも使い勝手が良さそうです。

ホンダ 初代N-VANの収納機能はシンプルかつ実用的でとても利便性が高いです。

助手席側にはインパネトレーがあり、バインダーなどを保持できるスリットを設けています。ミドルトレーと呼ばれる大型のトレーを、通常はグローブボックスが置かれている場所に設置して、ティッシュボックスなどが置ける便利なスペースになっています。

助手席フロント面にはちょうどよい高さにコンビニフックを設置、同じく助手席ドア側にはにニール袋などを開いた状態で2ヶ所に掛けられるコンビニフックを設置して、利便性を高めています。

地図や雑誌が収納可能なフロントドアポケットと500mlペットボトルを置けるドリンクホルダーを運転席と助手席の両方に設置しています。

運転席と助手席の間にはボトルホルダー、運転席の背面にはシートパックポケットがあって、ちょっとした小物を収納するのにも便利です。もちろん、三角表示板の収納ポケットもあり安全に対する配慮もされています。

ドライバーだけでなく、同乗者の使い勝手もしっかりと考慮された収納機能が嬉しいポイントです。

ホンダ 初代N-VANには大容量で使い勝手の良いラゲッジルームと、同乗者のことも考えられた利便性が抜群の収納機能が備わっているので、商用車としてはもちろん、タウンユースやキャンプ、釣りなどのレジャーにも相性がピッタリの軽バンと言えるでしょう。

※ 2021年3月現在