ボルボ 2代目XC60のインパネは機能が充実！(UB420TXCM/UB420TXCMA/UB420TXCM/UB420XCP/UB420XCPA型)

ボルボ 2代目XC60は、センターディスプレイがインパネ中央に設置され、操作ボタンなどは必要最低限に抑えたレイアウトで視認性も良好となっており、上品かつ落ち着いたスウェーデンらしさあふれる独自のラグジュアリー感があるインパネとなっています。

そしてその雰囲気のカギとなっているパネルは、グレードごとに違いがあり、「B5 AWD Momentum」と「XC60 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscription Expression」ではアイアンオレ・アルミニウム・パネル、「B5 AWD Inscription」と「XC60 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscription」ではドリフト・ウッド・パネル、「B6 AWD R-Design」は専用の用メタルメッシュ・アルミニウム・パネルが採用されています。

また、フロントスピーカーがインパネ端から伸びるように設置されており、室内のおしゃれさを際立たせるインテリアの一部となっています。

ボルボ 2代目XC60は、12.3インチのデジタル液晶ドライバー・ディスプレイが採用されており、左側はスピードメーターにトリップメーター、クルーズコントロールや速度リミッター情報が表示され、右側はタコメーターにECOゲージ、インジケーター類やドライブモード、そのほかにも燃料系や走行可能距離、アプリメニューなどの表示がされます。

中央では、インジケーターおよび警告灯に、メディアプレーヤーや案内地図、電話や音声情報に、メッセージなどの表示がされ、さまざまな車両情報を表示してくれます。

そしてディスプレイのテーマをGlass、Minimalistic、Performance、Chrome Ringsといった4パターンからお好みの選択ができ、輝度の自動調整機能が搭載されているので、いかなるときでも見やすくなっています。

また、操作の切り替えなどは、ステアリングに設置されたボタンで操作を行うようになっており、そのほかにも、ボイスコントロールボタンを押すことで、エアコンディショナーにナビゲーションシステム、エンターテイメントメディアやスマートフォンなどを声での操作をすることができ、運転へのサポートをしてくれます。

ボルボ 2代目XC60のインパネ中央には、縦長の珍しい形状をした9インチのタッチスクリーン式センターディスプレイ設置されています。この縦長の形状はスマートフォンを見るような感覚で、各種情報の羅列や、マップなどでの情報を把握しやすくなっています。

タッチの感度も良好で、スマートフォンのようなスワイプ動作やピンチインなどの操作をできるほか、手袋をしたまま操作をしても反応してくれるほどの優れた応答性をもっています。

そして、オーディオやナビをはじめとしたほとんどの機能の操作が、このセンターディスプレイによって行うことができます。

基本的には5つのビューに分けられており、基本画面のホームビューでは、ナビゲーションに最近使用したメディア、電話機能に、最近使用したアプリや車両機能などを表示するエキストラサブビューといった項目が並んでいます。

上部にあるタブマークを下にスワイプ操作すれば設定やオーナーズマニュアル、プロファイルといった項目があるトップビューが表示されます。下部にある温度調整やシートヒーターなどの設定を行うクライメート列があり、中央にあるシンボルをタップすると詳細設定ができます。

機能ビューでは、スポーツモードや、レーンアシストにパークアシストといった機能のオン/オフ、ヘッドレストの操作など、さまざまな車両機能の操作ができます。また、アプリケーションビューでは、ダウンロードしたアプリや、オーディオ切り替えなどの操作選択ができるようになっています。

ボルボ 2代目XC60のインパネは、落ち着いた上品なデザインと、抜群の機能性を兼ね備えています。特にタッチスクリーンからほぼすべての操作ができることは、大きな魅力となるでしょう。残念ながら、この記事ですべての機能をお伝えすることができていないので、興味をお持ちの方は、試乗車などで実際に触れてみてはいかがでしょうか。

※ 2021年1月現在