ボルボ 2代目XC60の後部座席(リヤシート)の使い勝手を徹底解説!ヘッドレストを調節してドライバーの視認性を向上

ボルボ 2代目XC60

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ボルボ 2代目XC60(UB420TXCM/ UB420TXCMA/UB420TXCM/UB420XCP/UB420XCPA型)は、ダイナミックさとエレガントさを表現したデザインに、高い走行安定性も備わっているクルマです。そんな2代目XC60の、リアシート(後席)の使い勝手はいかなるものかをご紹介します。

※ 2021年1月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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ボルボ 2代目XC60の後部座席(リヤシート)の快適な環境
ボルボ 2代目XC60の広くて実用的な室内空間
ボルボ 2代目XC60の後部座席(リヤシート)はドライバーの視認性にも貢献

ボルボ 2代目XC60の後部座席(リヤシート)の快適な環境

ボルボ 2代目XC60のリアシートには、リアシート用のエアコンの吹き出し口が、フロントアームレスト後方と、フロントシート(前席)とリアシートの間にあるピラー部についていますので、快適な環境を得ることができます。

そして、フロントアームレスト後方のエアコンの吹き出し口の上部には、クライメートパネル式の温度・風量調整ボタンがついており、合わせてシートヒーターの調整ボタンも用意されています。

シートヒーターは「B5 AWD Inscription」「B6 AWD R-Design」「Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscription」の3グレードには標準装備となっており、「B5 AWD Momentum」と「XC60 Recharge Plug-in hybrid T8 AWD Inscription Expression」の2グレードはオプションでの装備が可能です。

また、クライメートパネルの誤操作を防ぐためにロックボタンもついていますが、使用しない状態で一定時間経つと、ボタンを押さなくでも自動的にロックがかかるようになっています。下にはアクセサリーソケットもひとつ備え付けられており、便利性も考えられています。

ボルボ 2代目XC60の広くて実用的な室内空間

ボルボ 2代目XC60のリアシートは、レッグルームを最大限に確保されるよう考えてデザインされているということで、広めの設計となっており、フロントシート下のスペースも足を入れるだけの余裕があるので、窮屈さを感じさせません。

そして、全長4,690mm×全幅1,900mm×全高1,660mmの車体サイズのラゲッジルーム(荷室)は、5人乗りのシート編成で468〜505L、2人乗りのシート編成では1,395〜1,444Lまで拡張されます。

リアシートは電動可倒式となっているので、スイッチ操作ひとつでカンタンに倒すことができ、手軽にラゲッジルームの調整ができるので、大変使い勝手がよくなっています。

ボルボ 2代目XC60の後部座席(リヤシート)はドライバーの視認性にも貢献

ボルボ 2代目XC60のリアシートのセンターバックレストは、高さの調整ができるようになっているので、乗員がいない場合はヘッドレストを下げて、ドライバーの視認性を向上させることができます。もちろんセンターだけでなく、両サイドのヘッドレストも個別に前方に倒すことができるようになっています。

まずは、電動可倒式リアシート装備車ですが、センターシートのヘッドレストを手動で下げ、ラゲッジルーム右後方にあるボタンを操作します。操作ボタンは左右それぞれL/Rのボタンがあるので、長押しすることで水平位置まで倒すことができます。

また、その他にも、センターディスプレイの機能ビューを使用して同様の操作をできるようにもなっています。


次に、電動可倒式リアシート非装備車の場合ですが、センターシートのヘッドレストを下げるまでは共通作業となりますが、このあとの操作に違いがあります。左右シートの外側上(肩付近)に引き上げレバー式のロックハンドルがあるので、それを持ち上げながら手動でバックレストを前方に倒します。
ボルボ 2代目XC60のリアシートは、快適な空間と使い勝手の良さといった特徴をもった1台に仕上がっています。また、乗員がいないときはヘッドレストを下げて、ドライバーのサポートをしてくれる機能の搭載といった配慮もされており、どのような状況でも乗る人を快適にしてくれるクルマとなっています。

※ 2021年1月現在
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