ジープ 4代目グランドチェロキー(DBA-WK36T/DBA-WK36TA/DBA-WK36TA/ABA-WK64型)の4グレード間の違いを徹底比較!おすすめはこれだ!

ジープ 4代目グランドチェロキー

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ジープ 4代目グランドチェロキー(DBA-WK36T/DBA-WK36TA/DBA-WK36TA/ABA-WK64型)は、力強さとラグジュアリーを融合させたプレミアムなSUVです。グレードが上がるごとに機能が追加されているので、それぞれのグレードの特徴を含めて紹介いたします。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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4代目グランドチェロキー Laredo【価格:524万】
4代目グランドチェロキー Limited【価格:639万~】
4代目グランドチェロキー Summit 【価格:734万】
4代目グランドチェロキー SRT8 【価格:885万】

4代目グランドチェロキー Laredo【価格:524万】

「Laredo」はエントリーモデルであり、4つのグレードの中でもっとも価格を抑えています。

エンジンには、3.6Lペンタスター V型6気筒 DOHCエンジンエンジンを搭載しており、最高出力は213kW(290PS)/6,400rpm、最大トルクは347Nm(35.4kgm)/4,000rpmを発生します。駆動方式は4WD(四輪駆動)で、トランスミッションは電子制御式8速ATとなり、燃費性能はJC08モードで9.6km/Lになります。
エクステリア(外装)では、一体型のLEDデイタイム・ランニング・ライトにバイキセノンヘッドライトや、LEDフォグランプが装備されています。

インテリア(内装)では、メーター部には7インチマルチビュークラスターディスプレイを搭載しています。シートはフロント8ウェイパワーシート機構となっており、素材はファブリック仕様となっています。

安全性能では基本的な装備はされていますが、衝突回避機能やハンドル制御機能などはついていません。

走行性能では、悪路に適したセレクテレインシステムが搭載されており、価格は4つのグレードの中でもっとも安価な524万円です。

4代目グランドチェロキー Limited【価格:639万~】

「Limited」はパワートレインは「Laredo」と共通していますが、クォドラリフトエアーサスペンションの装備選択が可能です。

エクステリアでは、フロントバンパーやドアハンドルがクローム仕上げとなっています。

インテリアでは、シートがレザー仕様に変更されており、シートヒーター(フロント/リア)や8ウェイパワーシートにメモリー機能が搭載されています。音響面では、アルパイン製プレミアムサウンドシステムが採用されており、スピーカーが9基と、サブウーハー1基が追加されています。
安全性能においては、アドバンストブレーキアシストにアダプティブクルーズコントロール、衝突回避機能に車線逸脱警報や、パークアシストといった機能が装備されます。

価格は639万円~となっており、「Laredo」よりも115万円高く設定されています。

4代目グランドチェロキー Summit 【価格:734万】

「Summit」は「Limited」の上位モデルとなっており、さらなる機能や装備が追加されています。

パワートレインは同様に共通となっており、クォドラリフトエアーサスペンションは装備モデルのみです。またホイールが18インチから20インチへデザインと共に変更され、オールシーズンタイヤが装着されています。
エクステリアでは、ヘッドライトがアダプティブバイキセノンに変更され、グリルはメッシュ部分がシルバーハニカム仕様となっています。そのほかにも、コマンドビューデュアルペインパノラミックサンルーフが装備されています。

インテリアでは、シートがプレミアムナチューラ プラス レザーシートに変更され、ステアリングやインパネ(インストルメントパネル)に、本木目での装飾が加えられています。音響面は、harman/kardon製プレミアムサウンドシステムが採用されています。

価格は734万円となっており、「Limited」よりも95万円高く設定されています。

4代目グランドチェロキー SRT8 【価格:885万】

「SRT8」は強力なパワーを携えたモデルです。

エンジンには6.4L HEMIV型8気筒エンジンが搭載されており、最高出力は344kW(468PS)/6,250rpm、最大トルクは624Nm(63.6kgm)/4,100rpmというパワーを発生します。駆動方式は4WDで、燃費性能はJC08モードで5.5km/Lです。

エクステリアでは、ブラックグリルやピアノブラックベルトモールに、ブラックルーフモールディングといったパーツの変更があり、サスペンションにハイパフォーマンス チューンド サスペンションが採用されています。

インテリアでは、インパネなどの素材がカーボンファイバー/レザーに変更され、シートがSRTロゴ入りレザーシート(スエードインサート入り)となっています。
走行性能ではセレクトラックシステムや、クォドラトラック アクティブ オンデマンド4×4システムといった機能も搭載されています。

価格は885万円となっており、「Summit」よりも151万円高く設定されています。
ジープ 4代目グランドチェロキーは「SRT8」というパワーに特化したグレードがありますが、その他のグレードではデザインや走行能力での差はあまりありません。しかし、エアーサスペンションや衝突回避系の安全装備が不十分ということを考えると、エントリーモデルの「Laredo」よりも「Limited」の方が、満足度は高くなるでしょう。

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