ジープ 4代目グランドチェロキーのシートアレンジを徹底解説|後部座席の倒し方は?

ジープ 4代目グランドチェロキー

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今回は、ジープ 4代目グランドチェロキー(WK36T/WK36TA型)のシートアレンジについて紹介します。

SUVでは他ジャンルの乗用車以上に、多用途に対応する機能性と乗員の快適性の両立が求められますが、その回答のひとつとしてシートアレンジがあります。

ジープブランドのSUVを代表する4代目グランドチェロキーでもそれは同様で、ラゲッジルーム(荷室)を広げるためのアレンジも、乗員の快適性を高めるアレンジ機能ももっています。

シートアレンジのバリエーションや機能性をチェックし、4代目グランドチェロキーを上手に使いこなす秘訣を掘り下げていきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
ジープ 4代目グランドチェロキーってどんなクルマ?
ジープ 4代目グランドチェロキーのリヤシート(後部座席)アレンジ!
ジープ 4代目グランドチェロキーのフロントシートはどのようなアレンジができるか?

ジープ 4代目グランドチェロキーってどんなクルマ?

ジープ 4代目グランドチェロキーは、ジープのフラッグシップSUVとして、2010年にアメリカ国内でデビューし、翌2011年には日本でも輸入が開始されました。

ジープはもともと軍用車のブランドとして発売されていましたが、その名残を残すのはラングラーのみです。それ以外のジープブランドの現行モデルは、グランドチェロキーも含めオンロード志向のSUVタイプに仕上がっています。

4代目グランドチェロキーのカタロググレードとしては、ベーシックな方から順に「LAREDO」「LIMITED」「SUMMIT」「SRT8」の4つがあります。

4代目グランドチェロキーのパワートレインとしては、「SRT8」には6.4LのV型8気筒エンジンが、それ以外のグレードには3.6LのV型6気筒エンジンが搭載されています。駆動方式はSUVとして一般的な4WD(4輪駆動)で、トランスミッションには8速ATが採用されています。

力強さとラグジュアリーが融合したデザインや高級感あふれるインテリア(内装)、オンロードでもオフロードでも高い走破性能も、4代目グランドチェロキーの大きな特徴と言えるでしょう。

ジープ 4代目グランドチェロキーのリヤシート(後部座席)アレンジ!

ジープ 4代目グランドチェロキーのリヤシート(後席)のアレンジ方法は、シートバックを倒すだけというシンプルなものです。

4代目グランドチェロキーの場合は、60:40の分割可倒式が採用されています。全部倒せば最大で1,554Lという大容量のラゲッジルームが現れるため、フロントにしか乗員がいない場合はより多くの荷物を積むことができます。

もちろんリヤシートは、人数や荷物の大きさによってアレンジ内容を変えることで、いっそう便利に使うこともできます。リヤシートの乗車人数が1、2人のときは、必要に応じた分を倒すことで、乗車人数とラゲッジルーム容量の両方を確保することが可能になります。

リヤシートのアレンジ機能はシンプルなものですが、機能さえ多ければいいというものでもありません。その点4代目グランドチェロキーのリヤシートは、アレンジ方法がわかりやすく、乗員重視とラゲッジルーム重視のパターンを、自在に使い分けることができそうです。

ジープ 4代目グランドチェロキーのフロントシートはどのようなアレンジができるか?

ジープ 4代目グランドチェロキーのフロントシート(前席)は乗員の快適性を追求したものになっています。

シート素材としては、最廉価グレードである「LAREDO」でこそファブリックを用いていますが、それ以外の「LIMITED」「SUMMIT」「SRT8」ではレザーシートが採用されています。レザーならではの高い質感が特徴で、グレードによる細かい差異がそれぞれの個性を引き立てています。

フロントシートの調整機能としては、全グレードに8ウェイパワーシートが採用されており、ドライビングポジションの調整が電動で行えます。「LIMITED」「SUMMIT」「SRT8」になると、パワーシートに運転席メモリー機能が付きます。ドライバー交代をする際も、もとのポジションを気にすることなく、記憶された位置にシート調整ができます。

フロントシートに搭載される機能としては、全グレードに標準装備されるパワーランバーサポートもあります。ドライビングポジションを決めるのに重要となる腰の位置を安定させることで、ドライビングが安定するだけでなく、疲れにくくなるというメリットもあります。
ジープ 4代目グランドチェロキーはリヤシートをアレンジすれば、クルマの実用性をさらに高めることができます。一方そのフロントシートは、あくまで乗員の快適性を重視されています。

4代目グランドチェロキーはボディサイズが大きくラゲッジルームも十分な広さが用意されていますが、シートアレンジによってより利便性と広さを確保できるので、様々なシーンに対応してくれるでしょう。

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