アルファロメオ 3代目ジュリエッタ(94018P型)の長所(メリット)は?

アルファロメオ 3代目ジュリエッタ

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1954年に初代モデルが誕生したアルファロメオ ジュリエッタ。アルファロメオが量産車メーカーとしてさらなる生産規模の拡大を図るために開発された小型車でした。現行モデルは2010年にイタリアで発売され、日本では2012年2月から販売を開始。

「一般市民でも手が届くスポーティカー」として大ヒットした初代モデルから引き継がれる盾形のグリルを採用し、よりスポーティえ美麗なフォルムと、上質感あふれるエクステリアデザインが目を引きます。スペックや利便性などの観点から、アルファロメオ 3代目ジュリエッタ(94018P型)にはどのような長所があるのかご紹介していきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
1.8L直噴ターボエンジンでパワフルなドライビングを楽しめる!
上質感あふれる内装デザイン!レザーシートが標準装備!
6つのエアバッグが標準装備され、安全装備も充実!
スポーティなデザインを引き立てる純正オプションも豊富

1.8L直噴ターボエンジンでパワフルなドライビングを楽しめる!

昨今の車市場は、「エコで低燃費で静か」という方向性の車種が増えています。エンジンはハイブリッド化やEV化が進み、燃費はリッター20km前後、排気音も静かです。しかし、アルファロメオ 3代目ジュリエッタに搭載されているエンジンは、240馬力の排気量1,750cc直噴ターボエンジン。

トランスミッションには、6速ツインクラッチトランスミッションを採用し、駆動力をスムーズに伝えながら変速し、普段はATモード、運転を楽しみたいときはMTモードを選択することができます。

国産車と大きく異なるのは、エンジン音を運転席に伝える「サウンドジェネレーター」を採用している点。国産車の多くは、静粛性や快適性の観点から、できるだけエンジン音やタイヤのロードノイズを車室内に伝えないように設計されています。

一方3代目ジュリエッタは、サウンドジェネレーターを搭載することにより、車室内にエンジンの音を伝え、回転数の変化などをしっかりと聞き取れるようにしているのです。エンジンのパワーを音でも感じることができ、「走ること」を楽しめるスポーティカーとして高い仕上がりを実現しています。

上質感あふれる内装デザイン!レザーシートが標準装備!

アルファロメオ 3代目ジュリエッタはエクステリア(外装)・インテリア(内装)ともに、シンプルながらも上質感あふれるディールが魅力です。ワイドでボリューム感のあるフェンダーや、アルファロメオの伝統的な「トライローブ」デザインを採用したフロントマスクは、スポーティさとエレガントさを両立しています。

インテリアデザインはブラックを基調とし、レザーやカーボンファイバーなどの素材の違いでスポーティさと上質感を演出。レザーシートを標準装備としており、疲れにくくホールド性に優れたシート形状の採用によって、快適なドライブを楽しむことができます。

レザーシートはブラックとレッドの2色展開となっており、ボディカラーがホワイトとレッドの場合はブラックレザー、ボディカラーがブラックの場合はレッドレザーが適用されます。インテリアとエクステリアのカラーコントラストも楽しむことができ、カラー選びが楽しくなるでしょう。

6つのエアバッグが標準装備され、安全装備も充実!

アルファロメオ 3代目ジュリエッタには様々な安全装備が備わっています。国産車のような「誤発進抑制機能」や「緊急ブレーキ」のような装備ではありませんが、走ることを純粋に楽しむことをサポートする電子制御機能や、優れた衝突安全性能を標準装備としています。

3代目ジュリエッタに装備されているエアバッグは6つ。フロントデュアルエアバッグ、サイドエアバッグ、ウインドウエアバッグです。

国産車の多くは、サイドエアバッグやウインドウエアバッグがオプションでの設定になっていたり、上位グレードのみ標準装備となりますが、3代目ジュリエッタはグレードが1つしかないこともあり、標準装備となっています。

他にも、安全なドライブをアシストする「アンチスリップレギュレーション」や「コーナリングブレーキコントロール」などの電子制御や、急ブレーキを後続車に知らせる高速ハザード点滅、タイヤの空気圧の低下を知らせる「タイヤプレッシャーモニターリングシステム」などが備わっています。

スポーティなデザインを引き立てる純正オプションも豊富

純正の状態でも美麗なフォルムや大胆なデザインが目を引くアルファロメオ 3代目ジュリエッタですが、純正オプションパーツを取り入れることでさらにスポーティな印象を与えることが可能です。

クルマ全体の印象を引き締める「リアカーボンスポイラー」と「サイドスカート」、ボディカラーとのコーディネートを楽しめる5種類のホイール、さりげないけれど目を引くカーボンやクロームメッキなどのドアミラーカバーなど、純正の洗練されたスタイルを崩さず、ワンポイントでオリジナリティを表現できるアイテムが豊富です。
力強く加速するターボエンジンと滑らかな変速を可能にしたトランスミッション、エンジン音の変化を楽しめるサウンドジェネレーターなど、「走ることを楽しむ」ことに特化したアルファロメオ 3代目ジュリエッタ。

走行性能、デザイン、ユーティリティ、安全性が高い次元で両立された3代目ジュリエッタは、静かで燃費がいい車とはまた違った世界を見せてくれるのではないでしょうか。

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