スズキ 6代目エブリィの長所(メリット)は？

スズキ 6代目エブリィの最大の魅力は、軽自動車とは思えないほどの積載能力。ラゲッジルームが広く開口部も大きいので、荷物の積み下ろしもしやすいのが特徴です。荷室長は2名乗車時で1,910mm、荷室幅1,385mm、荷室高1,240mmと、スズキによると軽キャブバンNo.1とされています。

ラゲッジルームが広く、後席がフラットにできるので、荷物を積み込むためだけでなく、車中泊やアウトドア用としても人気です。大人が足を伸ばして寝ることもできるほどの荷室長で、座っていても圧迫感のない荷室高を確保しているので快適に過ごせます。

また、助手席シートは前方向に畳むように倒すことができるので、1名乗車であれば最大2,640mmまでの長尺物の積載も可能。丸めた状態のカーペットや車のマフラーのような大きな部品、スキー板なども余裕をもって積載できます。

車中泊やアウトドア用途での使用をさらに快適にする純正オプションも多数展開されており、より便利な空間を演出できるのも6代目エブリィの魅力です。

スズキ 6代目エブリィのグレードは「JOINターボ」「JOIN」「PC」「PA」「GA」の全5種。それぞれに2WD(2輪駆動)と4WD(4輪駆動)の駆動方式、4ATと5MTのトランスミッションが設定され、JOINターボ以外のグレードでは5AGSというマニュアルモード付ATも選択できます。

グレード構成がシンプルなので、欲しい機能や装備で買うべきグレードを絞りやすくなっています。

走行時のパワーを重視する方ならターボエンジンを搭載した「JOINターボ」がおすすめですが、ターボエンジン非搭載でも物足りるという方は、装備面からグレードを選ぶことができます。「JOIN」は後席シートが分割式になっており、前席シートも快適性を向上したシートが採用されています。

荷物よりも人が乗る機会が多く、後席を座席として利用したい方には「JOIN]「JOINターボ」が適しています。

後席を倒してラゲッジルームとして使用することが多い方には、後席がフラットになる「PC」「PA」がおすすめです。「GA」は標準ルーフとなるので荷室高が1,140mmになり、商用のベースグレードなので装備も最低限。

乗用として利用したい方やラゲッジルームが広いほうがいいという方は先進安全装備を追加できる「PC」「PA」の方が良いでしょう。

仕事で使用される機会の多い商用車だからこそ、運転席周りの機能が充実しているスズキ 6代目エブリィ。乗降ステップ高は355mmとなっており、巡回業務や積み下ろし作業で乗り降りすることが多い車ならではの乗り降りのしやすさも実現しています。

また、路肩に車を停めても助手席側から安全に乗り降りできるよう、ウォークスルーもしやすい構造になっています。

前席には小物入れが多く設置されており、車内の整理がしやすいです。ドリンクホルダーはインパネとドアに備わっており、トレイやポケットもあるので伝票や手帳、スマートフォン、タバコなどを定位置に置くことができます。

ボックスティッシュなどは頭上のオーバーヘッドシェルフに収納しておけるので、無駄な動きをせずにすべて運転席に座ったまま取り出せて便利です。運転している人の便利を一番に考えた豊富な収納が備わっており、長時間過ごしていても快適です。

スズキ 6代目エブリィは、その広い車内空間を活かし商用だけでなく乗用としても活躍しています。長尺物も積むことができるので、スキーやスノーボード、釣り、キャンプで使用するアイテムも余裕をもって積載できます。

また、リアスペースは布団やカーテンを設置すれば車中泊スペースとしても十分な広さです。6代目エブリィ用の純正オプションパーツには、このようなアウトドア用途での快適性を向上するアイテムが多く展開されています。

本格的なキャンプを楽しむことができるカータープやカーテン、2段ベッドセット、プライバシーシェードも純正オプションで購入が可能。車中泊を快適にするベッドマットや、ロードバイクを安全に積載できるラッシングベルトなども取り扱っています。

荷室高を活かすルーフラックや、各種キャリアも展開しているので空間を最大限に活用できます。純正オプションを取り入れて、より便利で快適な6代目エブリィに仕上げるのもよいのではないでしょうか。

スズキ 6代目エブリィは、「広さ」、「低燃費」、「使いやすさ」を追求し、ラゲッジルームサイズ、低燃費と力強い走り、豊富な収納スペースと優れた積載性を特長としている為、乗用車としても商用車としても頼もしいパートナーになってくれることでしょう。

※ 2020年11月現在


なお、エブリィの値引き情報について知りたい場合はくるまはっくの記事が参考になります。