レクサス 初代NX(AGZ10/AGZ15/AYZ10/AYZ15型)のグレード間の違いを比較!

レクサス・初代NX

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レクサス初代NXシリーズ(AGZ10/AGZ15/AYZ10/AYZ15型)は、2014年に登場したクロスオーバーSUVです。

RXシリーズよりもコンパクトなボディーサイズが特徴で、現在はレクサスのミドルサイズSUVとして幅広いユーザーから支持を集めています。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
レクサス 初代NXの価格帯は?
レクサス 初代NXの各グレード比較
レクサス 初代NX300
レクサス 初代NX300h
レクサス 初代NX300/NX300h "I package"
レクサス 初代NX300/NX300h "F SPORT"
レクサス 初代NX300"version L"【価格:521万8,000円~】
レクサス 初代NXの型式による違い
レクサス 初代NXとRXの違い
レクサス NXのグリルデザイン
レクサス 初代NXは欲しい性能でグレードを選ぼう

レクサス 初代NXの価格帯は?

レクサス NXの価格は、グレードや駆動方式によって異なります。NX300の2WDモデルは454万6,000円から、4WDモデルは481万1,000円からとなっています。

一方、ハイブリッドモデルのNX300hは、2WDが519万円から、4WDが545万5,000円からとなっています。

また、最上位グレードの"version L"や"F SPORT"になると、2WDで586万2,000円、4WDで612万7,000円と高額になります。

これらは新車価格であり、中古車市場では年式や走行距離によって価格が変動します。一般的に、3年落ちの初代NXは新車価格の60-70%程度で取引されることが多いようです。

レクサス 初代NXの各グレード比較

ここからはレクサス 初代NXのグレード比較をしていきます。

レクサス 初代NX300

NX300はエントリーグレードですが、レクサスらしい高級感と質感の高さを備えています。

LEDヘッドランプとLEDフォグランプを標準装備し、本革巻ステアリングとシフトノブを採用しています。

エンジンは2L直列4気筒ターボ(8AR-FTS型)を搭載し、最高出力175kW(238PS)/4,800~5,600rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)/1,650~4,000rpmを発揮します。

レクサス 初代NX300h

NX300hは、ハイブリッドシステムを搭載したモデルです。

2.5L直列4気筒エンジン(2AR-FXE型)とモーターを組み合わせ、2WDモデルではシステム最高出力217kW(295PS)、4WDモデルでは267kW(363PS)を発揮します。

優れた燃費性能(JC08モード:20.6km/L)と静粛性が特徴です。

レクサス 初代NX300/NX300h "I package"

"I package"は、基本モデルよりも装備を充実させたグレードです。3眼フルLEDヘッドランプや専用の「L texシート」(合成皮革)を採用ています。

また、オートスライドアウェイ&リターンメモリー機能付きパワーイージーアクセスシステムを装備しています。

レクサス 初代NX300/NX300h "F SPORT"

"F SPORT"は、走行性能を高めたスポーティーなグレードです。

パフォーマンスダンパー(フロント・リヤ)や専用メーター(ターボ圧、Gセンサー表示付き)を装備。

専用形状のスピンドルグリルやフロントロアバンパーモール、ブラック塗装のシャープなドアミラーなど、外観も特徴的です。

幅広タイヤ(235/55R18)をオプションで選択することもできます。

レクサス 初代NX300"version L"【価格:521万8,000円~】

version L"は、NXシリーズの最上位グレードです。本革シートや後席シートヒーターを標準装備し、豊富なインテリアカラーオプションが用意されています。

シートは手触りや座り心地に優れた本革を採用し、インテリアカラーのバリエーションも増加。ブラックとダークローズに加えて、ブラック&アクセントサンフレアブラウン、おーカー、リッチクリームの3色が追加されています。

レクサス 初代NXの型式による違い

レクサス NXには、AGZ10/AGZ15とAYZ10/AYZ15という異なる型式が存在します。

AGZ10/AGZ15はガソリンエンジン搭載モデル(NX300)、AYZ10/AYZ15はハイブリッドモデル(NX300h)を示しています。

各型式の末尾の数字は駆動方式を表し、10は2WD(前輪駆動)、15は4WD(四輪駆動)を意味します。

レクサス 初代NXとRXの違い

レクサス NXとRXは、どちらもSUVですが、サイズと位置づけが異なります。NXはミッドサイズSUV、RXはフルサイズSUVです。

NXはRXよりもコンパクトで価格も安価ですが、エンジンサイズや室内空間ではRXの方が上回ります

NXは2.0L(ガソリン)または2.5L(ハイブリッド)エンジンを搭載しているのに対し、RXは3.5Lエンジンを採用しています。

レクサス NXのグリルデザイン

レクサス NXのグリルデザインは、グレードによって異なります。標準グレードは通常のスピンドルグリルを採用しています。

F SPORTグレードではメッシュパターンの専用スピンドルグリルが特徴的です。

また、2017年のマイナーチェンジでは、グリルのデザインがより大胆になり、Lシェイプの LED デイタイムランニングライトが採用されました。

レクサス 初代NXは欲しい性能でグレードを選ぼう

レクサス NXは、幅広いグレード展開と2つのパワートレイン(ガソリン・ハイブリッド)で、多様なニーズに応えるミッドサイズSUVです。

価格帯は450万円台から600万円台と幅広く、装備や走行性能の違いで選択肢が豊富です。中古車市場でも人気が高く、新車購入から3年程度で60-70%程度の価格で取引されることが多いようです。

グレード選びの際は、予算だけでなく、求める装備や性能をよく検討することが大切です。
初代NXシリーズは、ガソリンエンジン仕様のNX300シリーズと、ハイブリッド仕様のNX300hシリーズに分かれていますが、どちらにも同様の装備を搭載したグレードがラインナップされています。そのため、ガソリンエンジンとハイブリッドのどちらを取るかがグレード選びの焦点となるでしょう。

また、レクサスではエントリーグレードでも標準装備が充実していることから「NX300」「NX300h」はお買い得感が強く、この2つが価格的におすすめのグレードと言えるのではないでしょうか。

※ 2020年9月現在

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