レクサスのSUV「LX」「RX」「NX」「UX」の違いは?どんな人におすすめか?
更新日:2024.09.09
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今回は、レクサスSUVについて紹介します。
日本が世界に誇る高級ブランド「レクサス」。このチャネルにはLX、RX、NX、UXの4モデルのSUVが存在しますが、それぞれどんなキャラクターを持ったクルマで、どんなライフスタイルに合っているのでしょうか?
各モデルの違いや特徴とともに見ていきましょう。
日本が世界に誇る高級ブランド「レクサス」。このチャネルにはLX、RX、NX、UXの4モデルのSUVが存在しますが、それぞれどんなキャラクターを持ったクルマで、どんなライフスタイルに合っているのでしょうか?
各モデルの違いや特徴とともに見ていきましょう。
この記事をざっくり言うと
- レクサスのSUVラインナップはLX、RX、NX、UXの4モデルがあり、それぞれ特徴とターゲット層が異なる
- LXは最上位モデルで、ランドクルーザーをベースにした高級SUVであり、RXは「高級クロスオーバーSUV」というジャンルを確立した代表モデル
- NXとUXはより小型で都市向けのモデルで、NXはコンパクトながら高級感とスポーティさを兼ね備え、UXは最もコンパクトで比較的手頃な価格帯となっている
レクサス孤高のSUV「LX」
ラインナップの上、SUVの中で最上位に位置しているのがLX。歴代LXは、ランドクルーザーと兄弟車の関係性にあります。初代はランドクルーザーの80系、2代目は100系、現行型である3代目は200系と基本的なシャシーを共用しているのです。
とは言え、レクサスの名を冠している以上は、その大部分が別物になっています。ランドクルーザーが4.6L V8エンジンを搭載しているのに対して、LXは5.7L V8エンジンと、より大型のパワーユニットを搭載。もちろんインテリアの豪華さ、安全装備の充実度などもランドクルーザーに勝っています。
とは言え、レクサスの名を冠している以上は、その大部分が別物になっています。ランドクルーザーが4.6L V8エンジンを搭載しているのに対して、LXは5.7L V8エンジンと、より大型のパワーユニットを搭載。もちろんインテリアの豪華さ、安全装備の充実度などもランドクルーザーに勝っています。
またオフロードでの走りに重きを置いているランドクルーザーに対して、オンロードでの快適性を重視しているのがLXとなっていて、それぞれのモデルのキャラクターが現れています。LXのボディーサイズは全長5,080mm×全幅1,980mm×全高1,910mmとなっていて、その大柄なボディから鈍重なイメージがあるかもしれません。
しかし排気量にゆとりのあるエンジンと、快適なオンロード性能によって高速クルーズも得意としていて、都会生活者が広い大陸を快適に移動するにも最適です。もちろん、並のSUVは足元にも及ばないランドクルーザー譲りの高いオフロード性能も備わっています。
パッケージングは5人乗りと8人乗りがあり、ユーザーのニーズによって選べるのも嬉しいポイントと言えます。
しかし排気量にゆとりのあるエンジンと、快適なオンロード性能によって高速クルーズも得意としていて、都会生活者が広い大陸を快適に移動するにも最適です。もちろん、並のSUVは足元にも及ばないランドクルーザー譲りの高いオフロード性能も備わっています。
パッケージングは5人乗りと8人乗りがあり、ユーザーのニーズによって選べるのも嬉しいポイントと言えます。
レクサスSUVの歴史を築いたモデル「RX」
モデルグレード的にはLXが上位に位置づけされていますが、レクサスのSUVを代表するモデルと言えば、やはりRXでしょう。初代RXが北米市場を中心にヒットしたことにより、「高級クロスオーバーSUV」という新たなジャンルが誕生しました。レクサスのSUVの歴史を語る上で外せない存在と言えます。
初代と2代目のRXは、日本国内ではトヨタブランドからハリアーとして販売されましたが、3代目からは差別化。かつてはプラットフォームを共用していましたが、現在では別々のものを使用し、4代目RXは現行の4代目ハリアーよりも一回り大きなボディーサイズとなっており、そのサイズは全長4,890~5,000mm×全幅1,895mm×全高1,710~1,725mmとなっています。
初代と2代目のRXは、日本国内ではトヨタブランドからハリアーとして販売されましたが、3代目からは差別化。かつてはプラットフォームを共用していましたが、現在では別々のものを使用し、4代目RXは現行の4代目ハリアーよりも一回り大きなボディーサイズとなっており、そのサイズは全長4,890~5,000mm×全幅1,895mm×全高1,710~1,725mmとなっています。
現行型に搭載されるエンジンはダウンサイジングの2.0L 直4ターボと、3.5L V6+モーターのハイブリッドシステムの2種類。燃費という点ではハイブリッドに軍配が上がりますが、ドライブフィール的にはダウンサイジングターボエンジンの方が好評です。駆動系はそれぞれに2WDと4WDが用意されていて、ハイブリッドの4WDはプロペラシャフトを有さず、前後それぞれ独立したモーターが駆動する4WDシステムE-Fourです。
また安全装備も充実しており、Lexus Safety System +が全車に標準化されているのと同時に、安全運転支援システムのITS Connectが全車にオプション設定されています。
さらなる高級感とスポーティな雰囲気を求める人には、専用のエクステリアパーツを纏った450h Fスポーツがおすすめ。さらに2017年12月には、3列シートを擁したロングボディバージョン・450h Lもラインナップに加わりました。
日本ブランドで最高のクロスオーバーSUVが欲しい…という方にとって、間違いなくRXはオススメの1台と言えます。
また安全装備も充実しており、Lexus Safety System +が全車に標準化されているのと同時に、安全運転支援システムのITS Connectが全車にオプション設定されています。
さらなる高級感とスポーティな雰囲気を求める人には、専用のエクステリアパーツを纏った450h Fスポーツがおすすめ。さらに2017年12月には、3列シートを擁したロングボディバージョン・450h Lもラインナップに加わりました。
日本ブランドで最高のクロスオーバーSUVが欲しい…という方にとって、間違いなくRXはオススメの1台と言えます。
レクサスの初のコンパクトクロスオーバーSUV「NX」
2014年に日本で登場した、レクサスブランド初のコンパクトクロスオーバーSUVがNXです。NXのボディーサイズは全長4,640mm×全幅1,845mm×全高1,645mmで、プラットフォームは3代目ハリアーや4代目RAV4(日本未販売)と同じMCプラットフォームを使用。ホイールベースはハリアーと同じ2660㎜ですが、全長は90㎜短くなっています。
搭載されるパワーユニットは2.5L 直4エンジン+モーターのハイブリッドシステム、2L 直4ターボエンジンの2つ。2Lダウンサイジングターボエンジンの8AR-FTS型はRXと共用ですが、レクサスでは初めてこのNXに搭載されました。
駆動方式はRX同様、全車に2WDと4WDを設定。ガソリンエンジン車には、走行状態に合わせて前後輪の駆動トルクを100:0から50:50まで変えるダイナミックコントロールAWDが採用されています。
搭載されるパワーユニットは2.5L 直4エンジン+モーターのハイブリッドシステム、2L 直4ターボエンジンの2つ。2Lダウンサイジングターボエンジンの8AR-FTS型はRXと共用ですが、レクサスでは初めてこのNXに搭載されました。
駆動方式はRX同様、全車に2WDと4WDを設定。ガソリンエンジン車には、走行状態に合わせて前後輪の駆動トルクを100:0から50:50まで変えるダイナミックコントロールAWDが採用されています。
2017年9月に実施されたマイナーチェンジでは、全車にLexus Safety System +が標準化され、安全性が大幅に向上しました。ちなみに、このマイナーチェンジでRX200tがRX300に名称変更されています。
車両重量で見ればハリアーの方が軽量ですが、走りの質感ではNXの方が上です。特にFスポーツは剛柔のバランスが非常に良く、ラグジュアリーな乗り心地という点でも上位機種のRXに劣っていません。
価格はガソリンエンジンの2WD標準モデルで450万7000円(消費税込み)と、レクサスブランドのSUVとして考えればリーズナブルと言えるもの。スポーティなドライブフィールとラグジュアリーな乗り心地のバランスが取れたコンパクトな高級SUVが欲しい…という人には、このNXが候補の筆頭に上がりそうです。
車両重量で見ればハリアーの方が軽量ですが、走りの質感ではNXの方が上です。特にFスポーツは剛柔のバランスが非常に良く、ラグジュアリーな乗り心地という点でも上位機種のRXに劣っていません。
価格はガソリンエンジンの2WD標準モデルで450万7000円(消費税込み)と、レクサスブランドのSUVとして考えればリーズナブルと言えるもの。スポーティなドライブフィールとラグジュアリーな乗り心地のバランスが取れたコンパクトな高級SUVが欲しい…という人には、このNXが候補の筆頭に上がりそうです。
レクサスの SUVで最もコンパクトなモデル「UX」
レクサスSUVラインアップの中で最もコンパクトなモデルとして2018年11月に登場したのがUXです。UXはC-HRと同じTNGA思想に基づいたGA-Cプラットフォームを採用、レクサスのSUVとしては初めてTNGAプラットホームを採用しています。
ボディサイズは全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mmとなっていて、全長と全幅はC-HRよりも大きくなっていますが、全高が低く抑えられていることが特徴です。これにより、SUV車が入庫しづらいとされる立体駐車場へも問題なく入庫でき、都会の市街地でも使いやすいサイズになっています。
ボディサイズは全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mmとなっていて、全長と全幅はC-HRよりも大きくなっていますが、全高が低く抑えられていることが特徴です。これにより、SUV車が入庫しづらいとされる立体駐車場へも問題なく入庫でき、都会の市街地でも使いやすいサイズになっています。
パワーユニットは、2.0L直4エンジンと2.0L直4エンジン+モーターの2種類を用意。C-HRよりもパワフルなものとなっていて、コンパクトSUVながら力強いスポーティな走りを味わうことのできるモデルです。
駆動方式は、ガソリン車では2WDのみ、ハイブリッド車では2WDと4WDの設定となっています。価格は、ガソリンエンジンの2WD標準モデルで397万2,222円からとなっており、400万円以下の価格でレクサスSUVを手に入れることができることも大きな特徴です。
この価格でもLexus Safety System +が標準化されており、手ごろな価格でまずはレクサスに乗りたい、コンパクトで扱いやすいSUVが欲しい、という方に向いているモデルと言えるでしょう。
駆動方式は、ガソリン車では2WDのみ、ハイブリッド車では2WDと4WDの設定となっています。価格は、ガソリンエンジンの2WD標準モデルで397万2,222円からとなっており、400万円以下の価格でレクサスSUVを手に入れることができることも大きな特徴です。
この価格でもLexus Safety System +が標準化されており、手ごろな価格でまずはレクサスに乗りたい、コンパクトで扱いやすいSUVが欲しい、という方に向いているモデルと言えるでしょう。
レクサス「LX」「RX」「NX」「UX」の中古価格
手ごろな価格のものがあるとは言え、新車で手に入れるとなると、400万円ほどからのラインナップとなり、けっして安く気軽に手を出せる価格とは言えません。価格が気になるという方には、中古車を探すというのもひとつの選択です。
大手中古車情報サイトによると、3代目LXの最低価格は729.9万円、最高価格は1700万円。4代目RXの最低価格は335万円、最高価格は1169.6万円。NXの最低価格は207.3万円、最高価格は735万円。UX最低価格は342.1万円、最高価格は630.7万円となっています。
LXやRX、NXの場合、新車価格に比べて価格が落ちているものが多くありますが、そのほとんどはマイナーチェンジが行われる前のモデルです。安全機能などに違いがあるので、中古車を検討するときには参考にしてみてください。
UXの場合は流通している台数が他のモデルに比べると少なく、価格も新車価格とあまり変わらないものが多いことが確認できました。販売されてからあまり年数が経っていないこともあり、中古車だからと言って大幅な値引きは期待できないでしょう(2020年7月5日時点)。
大手中古車情報サイトによると、3代目LXの最低価格は729.9万円、最高価格は1700万円。4代目RXの最低価格は335万円、最高価格は1169.6万円。NXの最低価格は207.3万円、最高価格は735万円。UX最低価格は342.1万円、最高価格は630.7万円となっています。
LXやRX、NXの場合、新車価格に比べて価格が落ちているものが多くありますが、そのほとんどはマイナーチェンジが行われる前のモデルです。安全機能などに違いがあるので、中古車を検討するときには参考にしてみてください。
UXの場合は流通している台数が他のモデルに比べると少なく、価格も新車価格とあまり変わらないものが多いことが確認できました。販売されてからあまり年数が経っていないこともあり、中古車だからと言って大幅な値引きは期待できないでしょう(2020年7月5日時点)。
今回は、レクサスSUVの4モデル紹介しました。日本の道路事情や幅広いライフスタイルへの適応性などをいろいろな条件を考慮すれば、必然的にNXやUXが候補に挙がってきます。ただ、海外市場を考慮した作りとは言え、上級モデルのLXやRXの魅力もやはり捨てがたいものがありますね。
どんなに良いクルマでもライフスタイルや使い方にあったものでなければ、魅力は半減してしまいます。楽しいカーライフを送るためには、それぞれの特徴を見極め、自分にあったモデルを選択することも大切なポイントといえるでしょう。
どんなに良いクルマでもライフスタイルや使い方にあったものでなければ、魅力は半減してしまいます。楽しいカーライフを送るためには、それぞれの特徴を見極め、自分にあったモデルを選択することも大切なポイントといえるでしょう。
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