レクサス 初代NXは車内の随所に利便性が抜群な収納機能を備えている!

レクサス 初代NX

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レクサス 初代NXはレクサス初のコンパクトSUVとして2014年に発売され、コンパクトながらSUVらしい力強さも兼ね備えているクルマです。

今回はそんな初代NXの利便性が抜群な収納機能をご紹介します。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
レクサス 初代NXの歴史を振り返る
レクサス 初代NXはどんなクルマ?
レクサス 初代NXは多彩で利便性抜群な収納機能を持っている!
レクサス 初代NXのラゲッジルームも優れた収納機能を実現
レクサス 初代NXのオプションで装備可能な収納機能
レクサス 初代NXは収納機能だけでなく安全装備も充実

レクサス 初代NXの歴史を振り返る

レクサス NXは2014年に都会を軽快に走り抜ける高い走破性と、SUVらしい力強さを併せ持ったレクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVとして発売されました。

ラインナップはターボエンジン搭載モデルの「NX200t」、ハイブリッドシステム搭載の「NX300h」の2タイプ用意されていました。

全グレード2WDと4WDが選択可能で、各モデルに標準仕様・「I Package」・「F SPORT」・「version L」の4種類の仕様があります。

2016年8月には一部改良が施され、ボディカラーに「F SPORT」の専用色として、ラヴァオレンジクリスタルシャイン・ヒートブルーコントラストレイヤリングが追加され全12色のラインナップになりました。これにより、さらにカラーバリエーションを楽しむことができるようになりました。

2017年にはマイナーチェンジが行われ、エクステリア(外装)ではフロントバンパーやフロントグリル、ヘッドランプ・リアコンビネーションランプのデザインが変更されました。

パワーバックドアは全車標準装備、ハンズフリーパワーバックドアが新設定され、両手がふさがっている状態でもリアバンパーの下に足を出し入れするだけでバックドアを開閉できるようになりました。

そして2020年7月に一部改良、特別仕様車である「Spice&Chic」、「Cool&Bright」が発売されました。

一部改良では今までメーカーオプションだったパーキングサポートブレーキが標準装備されました。

レクサス 初代NXはどんなクルマ?

まずはレクサス NXの概要を見ていきます。

NXのボディサイズは全長4,640mm×全幅1,845mm×全高1,645mmとなっています。

エクステリアデザインは、レクサスの特徴的なフロントグリルが採用されておりSUVらしい力強さを表現しています。

三眼フルLEDヘッドランプ、NXとしての個性を表現する三角に配置されたL字の超小型LEDランプユニット、リア部分に配置されたL字のフルLEDリアコンビネーションランプの採用により、レクサスのスポーティさを演出しています。

またNXは走行性能が優れており、エンジンには2.0L 直噴ターボエンジンが用意されておりそのスペックは、最高出力175kW(238PS)/4,800~5,600rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)/1,650~4,000rpmとなっており、高い走破性を誇ります。

さらにレクサス独自の先進安全システムであるLEXUS Safety System+(レクサスセーフティシステム+)が搭載されています。

ロードサインアシストは、単眼カメラで認識した最高速度や車両侵入禁止などの道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示・必要な場合には表示の反転や点滅で告知します。これにより、運転中の情報をわかりやすく収集できることができます。

NXは安全機能も充実しており、安心してドライブを楽しむことができると言えるでしょう。

レクサス 初代NXは多彩で利便性抜群な収納機能を持っている!

まずはインパネ付近の収納機能を見ていきます。

運転席と助手席の間にあるセンターコンソールには長時間のドライブには欠かせないドリンクホルダーがあります。

他にもセンターコンソールにはCDや財布などの小物を収納可能なスペース、スマートフォンやサングラスなどのさらに小さなものを収納できるフタ付きのボックス、大型のスマートフォンがピッタリ収まるトレイが装備されています。

そして助手席側にある大型のグローブボックスにはティッシュケースや冊子などある程度大きなモノを収納することができ、フロントドアポケットにはペットボトルや冊子・ノートなどを収納することが可能です。

さらにサンバイザーには駐車券などのチケットを収納できるチケットホルダー、フロントシート(前席)の背面にはノートや冊子などを収納できるバックポケットが搭載されています。

次にリアシート(後席)の収納機能を見ていきます。

リアシートにもセンターアームレストがあり、こちらもフロントシート同様にドリンクホルダーが内蔵されています。

そしてリアドアにもフロントドアよりは小さめサイズですが、ペットボトルを収納できるスペースがあります。

レクサス NXには車内のいたるところに大小さまざまで便利な収納機能が搭載されているということがわかりました。

レクサス 初代NXのラゲッジルームも優れた収納機能を実現

レクサス NXは室内長2,080mm、室内幅1,520mm、室内高1,180mmとなっており、ラゲッジルーム(荷室)は、約950mmの奥行きと内側の張り出しを抑え、ワイドなスペースを確保することで、9.5型のゴルフバッグを3個横向きに、その上に1個積載することができます。

それでもまだ足りないという人は、リアシートをすべて倒すことでラゲッジルームの広さを広げることができます。

また、リアシートは6:4の分割可倒式になっており、乗車人数や荷物の量に合わせて自由にシートアレンジすることが可能で、格納・引き起こしは運転席とラゲッジルーム内にあるスイッチを操作するだけでできるので、力の弱い方や小柄な方でも簡単に操作できます。

ラゲッジルームには視認性を高めるLEDランプが搭載されており、夜間でもシートアレンジやラゲッジルームの利用がスムーズに行えます。

レクサス 初代NXのオプションで装備可能な収納機能

レクサス NXのオプション装備には上質感のあるカーペット仕様のラゲージマットが用意されています。ラゲージマットを装備することで荷物の傷つきやラゲッジルームの汚れを防ぐことができます。

そしてフロアマットと同様にメダルプレートのロゴが使用されているので、車内の統一感も維持できます。また、消臭・抗菌機能付きなのもうれしいポイントです。

他にも便利な収納機能としてシートバックストレージが用意されています。多彩なポケットが装備されており、フロントシートのヘッドレストに装着することで用途に応じて使い分け可能です。

そして、シートと一体感のある素材の採用、LEXUSのロゴを取り入れることで、車内との統一感を実現しています。

さらに、助手席のコンソール側面に装着可能なクリーンボックスも用意されています。このクリーンボックスは500mlペットボトルが2本まで収納可能で、フタは開閉可能なマグネット式になっています。

革調表皮に型押しのLEXUSロゴがあしらわれており、高級感を演出するとともに、車内との統一感も維持できます。

レクサス 初代NXは収納機能だけでなく安全装備も充実

レクサス NXにはLexus Safety System+(レクサスセーフティシステム+)という先進予防安全システムが搭載されています。

レクサスセーフティシステム+に装備されているプリクラッシュセーフティはミリ波レーダーと単眼カメラで前方のクルマや歩行者・障害物を検知し、衝突の危険性がある場合に警報やブレーキ操作で衝突回避・被害軽減に寄与します。

アダプティブハイビームシステムは単眼カメラで前方のクルマの光を検出し、ヘッドランプの配光を前方のクルマや対向車に直接当てないように最適な状態に切り替えます。

他にもレーダークルーズコントロールはミリ波レーダーと単眼カメラで前方を走るクルマを検知し、あらかじめ設定した車間距離を保ちながら、自動で追従走行をサポートします。

また、レーントレーシングアシストはレーダークルーズコントロール作動時にステアリング操作を制御することで車線維持をサポートします。

車線逸脱警報・抑制機能は車線から逸脱する危険性がある場合にディスプレイへの表示、ステアリングの振動・警報ブザー、ステアリング操作の支援により、クルマが車線からはみ出さないようにサポートします。

また緩やかなカーブでの支援・ふらつきを少なくレーン中央をキープして走行可能にする車線維持支援機能などが装備されています。
今回はレクサス NXの利便性が抜群な収納機能についてご紹介しました。

収納機能はクルマ選びの際に重要なポイントの一つです。

NXにはフロントシートから、ラゲッジルームに至るまで多くの便利な収納が搭載されているということがわかりました。

今後クルマを購入される際は、検討してみてはいかがでしょうか。

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