スバル 新型レヴォーグ(VN5型)のオススメポイント4つを紹介!

スバル 初代レヴォーグは、スバル初となる直噴エンジンの採用や、スバル レガシィツーリングワゴンの後継車種としてボディーサイズを小さくするなど、日本の道路事情にマッチした特徴を兼ね備えヒット車種となりました。

その初代レヴォーグと入れ替わるように2020年1月の東京オートサロンでプロトタイプが発表されたスバル 新型レヴォーグ(VN5型)は、同年8月から先行予約が開始されるなどすでに多くの話題を呼んでいます。今回は、初代レヴォーグユーザーはもちろん多くのユーザーにとって気になる新型レヴォーグの長所に迫ります。

文・PBKK

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1.スバル 新型レヴォーグ(VN5型)の長所は優れたパッケージングにあり!
2.スバル 新型レヴォーグ(VN5型)の長所はインテリアにもあり!
3.スバル 新型レヴォーグ(VN5型)はモデルチェンジ前より安全に!
4.スバル 新型レヴォーグ(VN5型)専用の新型エンジンも!

1.スバル 新型レヴォーグ(VN5型)の長所は優れたパッケージングにあり!

スバル 新型レヴォーグの優れた長所は、スバル 初代レヴォーグから引き継がれているパッケージングにあります。

初代レヴォーグが登場する2014年以前、スバルにはスバル 5代目レガシィツーリングワゴンがラインアップされていましたが、フルモデルチェンジのたびにボディーサイズは大きくなり全長4,790mm×全幅1,780mm×全高1,535mmまで拡大。

さらにセダンタイプのレガシィ B4は2014年のフルモデルチェンジで全長4,795mm×全幅1,840mm×全高1,500mmに達し、レガシィは日本よりも北米市場を意識したクルマへと変貌してしまいました。

そんななか、初代レヴォーグは日本の道路事情にフィットするよう寸法を縮小し扱いやすいサイズで登場したことで人気を獲得。新型レヴォーグも大きすぎないサイズであることを守り続けています。

ボディーサイズを比べてみると、初代レヴォーグが全長4,690mm×全幅1,780mm×全高1,490~1,495mmであるのに対して、新型レヴォーグは全長4,755mm×全幅1,795mm×全高1,500mmと、全長で65mm、全幅で15mm、全高で5~10mmの拡大にとどまっています。

フロントのヘキサゴングリルやボンネットのエアスクープ(空気取り入れ口)などが大型化され、初代レヴォーグよりも大きなクルマである印象を与えるエクステリア(外装)デザインとなっていますが、実際は日本国内でちょうど良いサイズにおさめられた優れたパッケージングと言えるでしょう。

2.スバル 新型レヴォーグ(VN5型)の長所はインテリアにもあり!

スバル 新型レヴォーグの長所は、ナビやメーターなどの進化した各種インテリアにも見ることができます。インパネ(インストルメントパネル)の中央には、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイが備わり、大画面ならではの見やすさや扱いやすさが魅力です。

通常は横長に配置されることが一般的なセンターディスプレイですが、新型レヴォーグでは画面を縦長に配置し、一番上には外気温や時計、一番下にエアコンパネルを表示し操作性を向上させています。

通常、中央部には道路マップなどのナビ画面が表示されますが、エアコンパネルに触れるとシートヒーターや運転席と助手席の温度などの細かい設定画面に切り替わり、大画面を活かしたインターフェイスとなっています。加えてスマートフォンと連携することでアプリを利用することも可能です。

新型レヴォーグでは、「アイサイトX」を搭載するグレードに12.3インチフル液晶メーターも装備されます。

これは初代レヴォーグの運転席メーターが従来のアナログ式メーターだったのに対して、タコメーターやスピードメーターなどを液晶表示させるもので、近未来的なコックピットを演出しています。

通常モードではタコメーターとスピードメーター、デジタル数値表示のスピードなどが表示されていますが、ナビゲーションマップを表示させるモードやアイサイトの情報を表示させるモードなどへの切り替えも可能となっています。

そのため、カーナビゲーションを利用する際にもセンターインフォメーションディスプレイではなく、液晶メーターを利用でき、道の間違いやよそ見運転などを防ぐことができます。モードごとに異なる情報を表示できるのは、液晶画面の強みを活かした長所と言える部分でしょう。

3.スバル 新型レヴォーグ(VN5型)はモデルチェンジ前より安全に!

スバル 新型レヴォーグの長所のなかでも特に優れているものが安全面です。スバル 初代レヴォーグにも搭載された「アイサイト」は、新型レヴォーグでは「アイサイトX」へと進化し、より多彩な機能を持つ安全装備へと進化を遂げています。

初代レヴォーグに搭載されていた従来のアイサイトは、フロントカメラに設置された2つのカメラで前方のクルマや歩行者、自転車などを検知してきましたが、アイサイトXでは2つのカメラが広角化されたことに加えてミリ波レーダー超音波を組み合わせ、さらに準天頂衛星「みちびき」やGPSなどとも連動した高度なセンサーを備えています。

そのため、前方だけではなく側面や後方など周囲の状況が検知可能となっています。その結果、高速道路などでの渋滞時にアクセル・ブレーキ・ステアリング操作を自動で行うハンズオフアシスト機能を実現。発進停止はもちろん、車線変更による割り込みなどにも対応する高度な運転支援機能となっています。

アイサイトXの中心的な機能と言えるプリクラッシュセーフティーは、主に前方を走行するクルマや対向車、自転車や歩行者などとの接触を防ぐもので、警報音と警告表示を出してドライバーに注意を喚起するとともに、回避操作が行われなかった場合はブレーキ制御により減速や停止を自動で行ってくれます。

また、カメラが広角化されたことやレーダーと超音波センサーを搭載したことで、見通しの悪い交差点や右左折時の接触に効果を発揮するでしょう。

さらに、ブレーキ制御だけでは接触が避けられない場合にステアリング操作を自動で行い接触を回避する緊急時プリクラッシュステアリング機能も搭載されています。日常的に運転をしているドライバーでも、道路状況や体調によって咄嗟の判断が間に合わない場合もあるため、クルマを運転するうえで非常に心強い装備と言えるでしょう。

また、11.6インチマルチインフォメーションディスプレイと連動したデジタルマルチビューモニターもレヴォーグの安全性を高める装備となっています。

これは、フロント、リア、サイドミラに設置されたカメラの映像を発進時や駐車時、幅寄せ時にセンターインフォメーションディスプレイに表示する機能で、狭い場所での駐車などでクルマをこすってしまう事態を防ぐことができます。

こうした機能は新型レヴォーグの持つ高い運動性能があってこそ実現した部分もあることから、大きな長所と言えるでしょう。

4.スバル 新型レヴォーグ(VN5型)専用の新型エンジンも!

エンジンもスバル 新型レヴォーグの長所として外せないポイントです。

搭載される排気量1.8L 水平対向4気筒エンジンは「CB18」という型式の新型エンジンで、新型レヴォーグで初めて採用されたユニットです。最高出力130kW(177PS)/5,200~5,600rpm最大トルク300Nm(30.6kgm)/1,600~3,600rpmを誇り、低回転から最大トルクを発揮するトルク型のエンジンです。

内径×行程は80.6mm×88mmとなり、スバル 初代レヴォーグに搭載されていたFB16エンジンの78.8mm×82mm、FA20エンジンの86mm×86mmよりもさらにロングストロークとなり、よりトルク型エンジンとしての性格を強めたことが伺えます。

一方、燃料は無鉛レギュラーガソリンとなっており、ハイオクガソリンを使用するFA20エンジンに対してランニングコストが大きく下がっています。また、レギュラーガソリンを使用していたFB16エンジンに対して最高出力と最大トルクが向上しているため、FB16エンジンの進化版と言える存在です。

燃費もFB16エンジンやFA20エンジンを上回っています。

初代レヴォーグでは、FB16エンジン搭載グレードがJC08モード燃費で16km/L、FA20エンジン搭載グレードが13.2km/Lだったのに対して、CB18エンジンを搭載する新型レヴォーグはJC08モード燃費で16.5km/L~16.6km/L実際の走行状況に近いとされるWLTCモード燃費でも13.6km/L~13.7km/Lを記録し、全体的に性能が向上しています。

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スバル 新型レヴォーグの長所は非常に多く、安全性能やエンジン性能など魅力的な点も少なくありません。

現在は自動車メーカー各社がコンパクトカーやSUV、燃費性能が大きく向上したハイブリッド車、さらに電気自動車などでユーザーの人気を集めているなかで、ハイブリッドシステムを持たず3列シートのミニバンでもない、ステーションワゴンの新型レヴォーグが話題となっているのは、こうした数々の長所はもちろん「他にはない存在」だからと言えるのではないでしょうか。

実際に国産車のラインナップを見渡してみると、レヴォーグのようなエンジンスペックや安全性能を持つクルマはもちろん、ステーションワゴンタイプの車種はほとんどありません。

現在では貴重となりつつある国産ステーションワゴンという特徴こそが、新型レヴォーグの長所なのかもしれません。