トヨタ 初代ルーミー(DBA-M910A・DBA-M900A)の乗り心地はいかに!?

トヨタ ルーミー

今回は、トヨタ 初代ルーミー(DBA-M910A・DBA-M900A)の乗り心地について紹介します。ルーミーはスライドドアを採用していることや収納機能が車内のあらゆるところに装備されていることで利便性が良く、使い方に合わせて多彩なシートアレンジができる使い勝手の良さもあり、高い支持を得ています。

この特徴以外にも、クルマにとって大事な乗り心地の良さも兼ね備えているモデルとなっているのですが、具体的にはどういったポイントがあるのでしょうか。早速見ていきましょう。

文・PBKK

Chapter
トヨタ ルーミーの車内は静粛性が高い!
トヨタ ルーミーの車内空間はリビングのようにゆったりくつろげる!
トヨタ ルーミーは車高の高さを補うようにふらつきを軽減する工夫がある!
トヨタ ルーミーの多彩な収納スペースは運転中にも便利!
トヨタ ルーミーはオプションで乗り心地の良さをさらに向上できる!

トヨタ ルーミーの車内は静粛性が高い!

クルマの乗り心地の良さを判断するときに、車内に響く雑音が少ないといった静粛性の高さは大事なポイントになります。ルーミーの静粛性については、軽自動車よりも雑音が少なく満足しているという声がありますが、一方でコンパクトカーとしては、エンジンなどの音が響きやすく気になるといった声も見受けられます。

ルーミーでは、1.0L直列3気筒のエンジンが搭載されており、最高出力は51kW(69PS)/6,000rpm最大トルクは92Nm(9.4kgm)/4,400rpmとなっています。平坦な道や街中を走行するときには、スムーズでストレスとなるほどの雑音は感じにくく、乗り心地は良いものとなっているようです。

ただ、加速したいときや高速道路などスピードを求められる場面では、エンジンの音が大きく響くようになってしまいます。このようなときに感じる大きなエンジンの音が、静粛性があまり良くないという声があがる理由のひとつです。

しかし、エンジンをよりパワーのあるターボエンジンにするだけで静粛性が大きく変わります。なぜなら、エンジンの音が大きくなってしまう原因はエンジンのパワー不足によるものと考えられるからです。

ターボエンジンの最高出力は72kW(98PS)/6,000rpm最大トルクは140Nm(14.3kgm)/2,400~4,000rpmとなっており1.5Lクラス相当のトルクを幅広い回転域で発揮してくれます。

通常のエンジンよりもパワーがある分、加速したときや高速道路などでスピードを出したときでも、エンジンの音などの雑音は少なくなり、静粛性の高い空間を生み出してくれるのです。

ちなみにターボエンジンは、G-TグレードとカスタムG-Tグレードに搭載されています。燃費は、通常のエンジンで24.6km/L(JC08モード)、ターボエンジンでは21.8km/L(JC08モード)となり少し違いはありますが、静粛性の高さを重視する方は、これらのターボエンジンが搭載されているグレードを選択した方が良いでしょう。

トヨタ ルーミーの車内空間はリビングのようにゆったりくつろげる!

乗り心地の良さは、静粛性の高さに加えて、シート質や車内の広さでも左右されます。

ルーミーで採用されているシートは、ほとんどのグレードでファブリック素材となっており、カスタムGグレードとカスタムG-Tグレードのシートは、ファブリック素材に撥水機能が加えられたものです。ファブリックは、通気性が良く1年を通して快適な乗り心地を提供してくれる優秀な素材です。

さらに、装備がつけくわえられるのが、特別仕様車となるG“Cozy Edition(コージーエディション)”のシートです。特別仕様車には、撥水機能が施されたファブリックシートにシートヒーターがつけくわえられます。

このシートヒーターは、運転席と助手席のどちらにもついており、通常ではオプションとなりますが、特別仕様車の場合は特別装備として搭載されています。これがあれば、寒さを感じたときにすぐにあたためてくれ、車内温度を適切に保つことができます。

このように、乗り心地の良さはシートの素材ひとつにとっても大切なポイントであることがわかりましたが、やはりインテリア(内装)の中では、車内空間の広さも大きなポイントです。

ルーミーは、最大で全長3,725mm×全幅1,670mm×1,735mmとコンパクトなボディーとなっていますが、室内長2,180mm×室内高1,355mmと5人乗車していても余裕のある広い車内空間となっています。

また、使い方に合わせてシートアレンジすることで、よりゆったり座ることのできる空間をつくることも可能です。ルーミーでは、6:4分割可倒式のリアシートが採用されており、最大240mmも前後にシートをスライドすることができるので、最大まで後ろにスライドさせると、足を伸ばして座ることができるほど、広いスペースができます。

このように、リビングにいるかと思えるほど、ゆったりと過ごすことができる広い車内空間が、ルーミーの乗り心地を良くしてくれていると言えます。

<次のページに続く>
次ページ
トヨタ ルーミーは車高の高さを補うようにふらつきを軽減する工夫がある!