トヨタ 初代ルーミーの乗り心地はいかに?
更新日:2024.09.09
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今回は、トヨタ 初代ルーミー(DBA-M910A・DBA-M900A)の乗り心地について紹介します。ルーミーはスライドドアを採用していることや収納機能が車内のあらゆるところに装備されていることで利便性が良く、使い方に合わせて多彩なシートアレンジができる使い勝手の良さもあり、高い支持を得ています。
この特徴以外にも、クルマにとって大事な乗り心地の良さも兼ね備えているモデルとなっているのですが、具体的にはどういったポイントがあるのでしょうか。早速見ていきましょう。
文・PBKK
この特徴以外にも、クルマにとって大事な乗り心地の良さも兼ね備えているモデルとなっているのですが、具体的にはどういったポイントがあるのでしょうか。早速見ていきましょう。
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トヨタ 初代ルーミーの車内は静粛性が高い!
クルマの乗り心地の良さを判断するときに、車内に響く雑音が少ないといった静粛性の高さは大事なポイントになります。ルーミーの静粛性については、軽自動車よりも雑音が少なく満足しているという声がありますが、一方でコンパクトカーとしては、エンジンなどの音が響きやすく気になるといった声も見受けられます。
ルーミーでは、1.0L直列3気筒のエンジンが搭載されており、最高出力は51kW(69PS)/6,000rpm、最大トルクは92Nm(9.4kgm)/4,400rpmとなっています。平坦な道や街中を走行するときには、スムーズでストレスとなるほどの雑音は感じにくく、乗り心地は良いものとなっているようです。
ただ、加速したいときや高速道路などスピードを求められる場面では、エンジンの音が大きく響くようになってしまいます。このようなときに感じる大きなエンジンの音が、静粛性があまり良くないという声があがる理由のひとつです。
しかし、エンジンをよりパワーのあるターボエンジンにするだけで静粛性が大きく変わります。なぜなら、エンジンの音が大きくなってしまう原因はエンジンのパワー不足によるものと考えられるからです。
ターボエンジンの最高出力は72kW(98PS)/6,000rpm、最大トルクは140Nm(14.3kgm)/2,400~4,000rpmとなっており1.5Lクラス相当のトルクを幅広い回転域で発揮してくれます。
通常のエンジンよりもパワーがある分、加速したときや高速道路などでスピードを出したときでも、エンジンの音などの雑音は少なくなり、静粛性の高い空間を生み出してくれるのです。
ちなみにターボエンジンは、G-TグレードとカスタムG-Tグレードに搭載されています。燃費は、通常のエンジンで24.6km/L(JC08モード)、ターボエンジンでは21.8km/L(JC08モード)となり少し違いはありますが、静粛性の高さを重視する方は、これらのターボエンジンが搭載されているグレードを選択した方が良いでしょう。
ルーミーでは、1.0L直列3気筒のエンジンが搭載されており、最高出力は51kW(69PS)/6,000rpm、最大トルクは92Nm(9.4kgm)/4,400rpmとなっています。平坦な道や街中を走行するときには、スムーズでストレスとなるほどの雑音は感じにくく、乗り心地は良いものとなっているようです。
ただ、加速したいときや高速道路などスピードを求められる場面では、エンジンの音が大きく響くようになってしまいます。このようなときに感じる大きなエンジンの音が、静粛性があまり良くないという声があがる理由のひとつです。
しかし、エンジンをよりパワーのあるターボエンジンにするだけで静粛性が大きく変わります。なぜなら、エンジンの音が大きくなってしまう原因はエンジンのパワー不足によるものと考えられるからです。
ターボエンジンの最高出力は72kW(98PS)/6,000rpm、最大トルクは140Nm(14.3kgm)/2,400~4,000rpmとなっており1.5Lクラス相当のトルクを幅広い回転域で発揮してくれます。
通常のエンジンよりもパワーがある分、加速したときや高速道路などでスピードを出したときでも、エンジンの音などの雑音は少なくなり、静粛性の高い空間を生み出してくれるのです。
ちなみにターボエンジンは、G-TグレードとカスタムG-Tグレードに搭載されています。燃費は、通常のエンジンで24.6km/L(JC08モード)、ターボエンジンでは21.8km/L(JC08モード)となり少し違いはありますが、静粛性の高さを重視する方は、これらのターボエンジンが搭載されているグレードを選択した方が良いでしょう。
トヨタ 初代ルーミーの車内空間はリビングのようにゆったりくつろげる!
乗り心地の良さは、静粛性の高さに加えて、シート質や車内の広さでも左右されます。
ルーミーで採用されているシートは、ほとんどのグレードでファブリック素材となっており、カスタムGグレードとカスタムG-Tグレードのシートは、ファブリック素材に撥水機能が加えられたものです。ファブリックは、通気性が良く1年を通して快適な乗り心地を提供してくれる優秀な素材です。
さらに、装備がつけくわえられるのが、特別仕様車となるG“Cozy Edition(コージーエディション)”のシートです。特別仕様車には、撥水機能が施されたファブリックシートにシートヒーターがつけくわえられます。
このシートヒーターは、運転席と助手席のどちらにもついており、通常ではオプションとなりますが、特別仕様車の場合は特別装備として搭載されています。これがあれば、寒さを感じたときにすぐにあたためてくれ、車内温度を適切に保つことができます。
ルーミーで採用されているシートは、ほとんどのグレードでファブリック素材となっており、カスタムGグレードとカスタムG-Tグレードのシートは、ファブリック素材に撥水機能が加えられたものです。ファブリックは、通気性が良く1年を通して快適な乗り心地を提供してくれる優秀な素材です。
さらに、装備がつけくわえられるのが、特別仕様車となるG“Cozy Edition(コージーエディション)”のシートです。特別仕様車には、撥水機能が施されたファブリックシートにシートヒーターがつけくわえられます。
このシートヒーターは、運転席と助手席のどちらにもついており、通常ではオプションとなりますが、特別仕様車の場合は特別装備として搭載されています。これがあれば、寒さを感じたときにすぐにあたためてくれ、車内温度を適切に保つことができます。
このように、乗り心地の良さはシートの素材ひとつにとっても大切なポイントであることがわかりましたが、やはりインテリア(内装)の中では、車内空間の広さも大きなポイントです。
ルーミーは、最大で全長3,725mm×全幅1,670mm×1,735mmとコンパクトなボディーとなっていますが、室内長2,180mm×室内高1,355mmと5人乗車していても余裕のある広い車内空間となっています。
また、使い方に合わせてシートアレンジすることで、よりゆったり座ることのできる空間をつくることも可能です。ルーミーでは、6:4分割可倒式のリアシートが採用されており、最大240mmも前後にシートをスライドすることができるので、最大まで後ろにスライドさせると、足を伸ばして座ることができるほど、広いスペースができます。
このように、リビングにいるかと思えるほど、ゆったりと過ごすことができる広い車内空間が、ルーミーの乗り心地を良くしてくれていると言えます。
ルーミーは、最大で全長3,725mm×全幅1,670mm×1,735mmとコンパクトなボディーとなっていますが、室内長2,180mm×室内高1,355mmと5人乗車していても余裕のある広い車内空間となっています。
また、使い方に合わせてシートアレンジすることで、よりゆったり座ることのできる空間をつくることも可能です。ルーミーでは、6:4分割可倒式のリアシートが採用されており、最大240mmも前後にシートをスライドすることができるので、最大まで後ろにスライドさせると、足を伸ばして座ることができるほど、広いスペースができます。
このように、リビングにいるかと思えるほど、ゆったりと過ごすことができる広い車内空間が、ルーミーの乗り心地を良くしてくれていると言えます。
トヨタ 初代ルーミーは車高の高さを補うようにふらつきを軽減する工夫がある!
ルーミーは、車高を高く設定していることで、広い車内空間をつくり出しています。ただ、車高が高いことはメリットになるだけではありません。一般的に車高が高いと、風を受けやすくなり、ボディーがふらつく原因になるといわれています。このふらつきが大きいと乗り心地は悪くなってしまうのです。
しかし、ルーミーは、この車高が高いことによって起こりやすいふらつきを軽減できるよう設計されています。
ふらつかないよう走るために重要なボディーとサスペンションの剛性を高めることにより、安定した走りを可能にしています。また、このふらつきの少なさにくわえて、小回りのききやすさ、運転時の視界の良さといった走行性能の部分でカバーすることで、他の観点から乗り心地の良さを感じさせてくれる仕様になっています。
ルーミーは、5人乗り仕様の普通車でありながら、最小回転半径は4.6メートルと軽自動車並みに小回りがきくようになっており、高いアイポイントと広いガラスエリア、水平基調のインパネとフロントピラーに組み込んだガラスによって前方と周囲の状況をしっかりと見渡すことができる、見晴らしの良さも実現されています。
これら、ふらつきの軽減や走行性能を良くするための、さまざまな工夫により、どんな場面でも乗り心地の良いものとなっています。
しかし、ルーミーは、この車高が高いことによって起こりやすいふらつきを軽減できるよう設計されています。
ふらつかないよう走るために重要なボディーとサスペンションの剛性を高めることにより、安定した走りを可能にしています。また、このふらつきの少なさにくわえて、小回りのききやすさ、運転時の視界の良さといった走行性能の部分でカバーすることで、他の観点から乗り心地の良さを感じさせてくれる仕様になっています。
ルーミーは、5人乗り仕様の普通車でありながら、最小回転半径は4.6メートルと軽自動車並みに小回りがきくようになっており、高いアイポイントと広いガラスエリア、水平基調のインパネとフロントピラーに組み込んだガラスによって前方と周囲の状況をしっかりと見渡すことができる、見晴らしの良さも実現されています。
これら、ふらつきの軽減や走行性能を良くするための、さまざまな工夫により、どんな場面でも乗り心地の良いものとなっています。
トヨタ 初代ルーミーの多彩な収納スペースは運転中にも便利!
収納スペースと乗り心地とはあまり関係ないように思いますが、走行中に欲しいものを欲しい時にスムーズに出し入れができるというのは、実は大幅なストレス削減につながり、乗り心地へと間接的につながると言えます。そんなトヨタ ルーミーの収納スペースはというと、運転席周辺だけを見てもあらゆる収納スペースが用意されています。
助手席のオープントレイには長財布ほどのサイズのものを収納するのに適していて、回転式のカップホルダーにはペットボトルやタンブラーだけではなく、紙パックの飲み物をしまうことも可能です。さらに、こちらのホルダーは運転席と助手席に1つずつあるので、1人乗りをするときにはコーヒーとミネラルウォーターのように2つのホルダーを有効活用することもできます。
そして、パネルのすぐ下にあるセンタークラスターポケットは、運転席から近く、薄い形状となっているので、スマホやメモ帳等を置く場所として最適と言えます。
また、ドアポケットにも比較的大きなA4サイズのファイルや書類を入れるのに適したフロントドアポケットと、ガムのような本当に小さなものを置く場所として便利なフロントドアプルハンドルポケットの2種類が用意されています。
このように、一通りの収納スペースが運転席の周りにしっかりと施されているため、細かい余計なストレスを抱える運転しなければならないという心配はありません。
トヨタ 初代ルーミーはオプションで乗り心地の良さをさらに向上できる!
ここまで紹介してきたように、ルーミーには、標準でも乗り心地を良くするための機能や装備が備わっていますが、オプションをくわえることで、さらに乗り心地の良さを向上させることができます。
長時間の運転やシートに座っているときなど、身体にかかる負担が気になる方には、ランバーサポートクッションというものがあり、これは、エクスジェルを埋め込んだクッションのことです。
エクスジェルは優れた体圧散性と衝撃吸収性を合わせもったもので、身体にフィットしやすい立体サポート構造を採用したエプロンタイプのクッションになっています。お尻や腰、背中への負担が気になるドライバーをサポートしてくれるものとなっているため、運転席のみに装備が可能です。
リアシートに座っているときに身体への負担が気になる方には、サイドサポートパッドというものが効果的です。これは、身体を両サイドから支え、乗車中の揺れを軽減してくれるパッドです。これがあることで、安定した姿勢が保持できるので、快適な乗り心地をサポートしてくます。
さらに、乗車中の身体をサポートしてくれるものとして、コンフォートクッションというものもあり、これは、身体の動きや体形の違いにも柔軟にフィットする樹脂弾性体のファインレボが採用されているクッションです。
ほどよい柔軟性でシートの座り心地を高め、圧力を分散して人間の身体を疲れにくくしてくれます。このクッションは、運転席・助手席・リアシートのすべてのシートに装備することが可能です。
これらのオプションを活用することで、身体への負担も軽減され、ルーミーの乗り心地の良さをさらに向上させてくれます。
長時間の運転やシートに座っているときなど、身体にかかる負担が気になる方には、ランバーサポートクッションというものがあり、これは、エクスジェルを埋め込んだクッションのことです。
エクスジェルは優れた体圧散性と衝撃吸収性を合わせもったもので、身体にフィットしやすい立体サポート構造を採用したエプロンタイプのクッションになっています。お尻や腰、背中への負担が気になるドライバーをサポートしてくれるものとなっているため、運転席のみに装備が可能です。
リアシートに座っているときに身体への負担が気になる方には、サイドサポートパッドというものが効果的です。これは、身体を両サイドから支え、乗車中の揺れを軽減してくれるパッドです。これがあることで、安定した姿勢が保持できるので、快適な乗り心地をサポートしてくます。
さらに、乗車中の身体をサポートしてくれるものとして、コンフォートクッションというものもあり、これは、身体の動きや体形の違いにも柔軟にフィットする樹脂弾性体のファインレボが採用されているクッションです。
ほどよい柔軟性でシートの座り心地を高め、圧力を分散して人間の身体を疲れにくくしてくれます。このクッションは、運転席・助手席・リアシートのすべてのシートに装備することが可能です。
これらのオプションを活用することで、身体への負担も軽減され、ルーミーの乗り心地の良さをさらに向上させてくれます。
ルーミーは、利便性や使い勝手の良さなどで、幅広いユーザーから支持されていますが、それだけではなく、静粛性の高さや広くゆったりとした車内空間、優れた走行性能、ストレスフリーな収納スペース、乗り心地を良くするための機能や装備が数多く施されています。
さらに標準価格もリーズナブルに設定されているため、もし標準モデルでも、かゆい所に手が届かないと言った方にも、オプションを加えるという選択肢が比較的選びやすいモデルと言えます。もちろん、特別仕様車やカスタマイズパッケージというチョイスも可能です。
シンプルに乗り心地が良いというポイントはもちろん、様々なユーザーのニーズに合わせて、乗り心地をドライバー自身で組み立てることができるということも、間接的にルーミーの乗り心地の良さであり、人気のひとつであると言えるでしょう。
さらに標準価格もリーズナブルに設定されているため、もし標準モデルでも、かゆい所に手が届かないと言った方にも、オプションを加えるという選択肢が比較的選びやすいモデルと言えます。もちろん、特別仕様車やカスタマイズパッケージというチョイスも可能です。
シンプルに乗り心地が良いというポイントはもちろん、様々なユーザーのニーズに合わせて、乗り心地をドライバー自身で組み立てることができるということも、間接的にルーミーの乗り心地の良さであり、人気のひとつであると言えるでしょう。