トヨタ ルーミーのラゲッジルーム(荷室)を解説！容量やサイズ、収納機能に注目

ルーミーの荷室を語る上で、まず注目したいのがその広さです。跳ね上げ式のテールゲートを開けると、そこには想像以上の空間が広がります。

荷室の開口部は幅1,077mmもあり、大きな荷物でも楽々積み込めます。さらに、フロア高はわずか527mmと低く設計されているため、重い荷物の積み下ろしも楽々です。

では、具体的な数字を見ていきましょう。


■通常時

- 荷室容量：205L
- 荷室長：500mm
- 荷室幅：1,300mm
- 荷室高：1,080mm


■最大積載時

- 荷室容量：958L
- 荷室長：1,540mm
- 荷室幅：1,300mm
- 荷室高：1,080mm

この数字を見ると、リアシートを倒すことで荷室容量が約4.7倍になることがわかります。これだけの容量があれば、日常の買い物はもちろん、旅行や趣味の道具の運搬にも十分対応できそうですね。

ルーミーの荷室の素晴らしさは、実際に使ってみるとよくわかります。例えば、旅行の際のスーツケース積載を考えてみましょう。

• 小型スーツケース（50Lまで）なら6個
• 中型スーツケース（50～70L）なら4個
• 大型スーツケース（70L以上）なら2個

これだけのスーツケースが積めるとなると、家族旅行や友人との長期旅行も余裕で対応できそうです。

自転車を運ぶ際も、ルーミーなら簡単です。リアシートを倒し、ペダルとハンドル、前輪を取り外せば、26インチまでの自転車なら1台積むことができます。自転車愛好家の方にとっては、とても魅力的なポイントですね。

積載量の面でも、ルーミーは頼もしい存在です。

• 乗員を含む総重量：1,360kg
• 物の最大積載量：350kg（乗員5名の場合は約50kg）

2名で乗車する場合は、なんと約200kgもの荷物を積むことができるのです。引っ越しや大型家具の運搬など、様々なシーンで活躍しそうです。

ルーミーの荷室は、標準装備でも十分実用的ですが、オプションを追加することでさらに使い勝手が良くなります。

例えば、ラゲージソフトトレイとラゲージトレイは、撥水・防水性に優れているため、濡れた荷物や汚れやすいものを気兼ねなく積むことができます。アウトドア好きの方には特におすすめです。

ラゲージマットは、カーペットタイプで取り外しも簡単。荷室を傷や汚れから守りつつ、高級感もアップさせる一石二鳥のアイテムです。

トノカバーは、荷物の目隠しとして重宝します。貴重品を積んでいる時や、人目を気にせず荷物を置いておきたい時に便利です。

リヤバンパーステップガードは、荷物の積み下ろし時にバンパーを保護してくれます。車名ロゴ入りなので、さりげないドレスアップ効果も期待できますよ。

これらのオプションを組み合わせることで、自分好みにカスタマイズした理想の荷室空間を作り出すことができるのです。

ルーミーの魅力は荷室だけではありません。車内の収納スペースも、細部にまでこだわって設計されています。

全部で15箇所もある収納スペースは、使い勝手の良さを追求して配置されています。例えば、助手席オープントレイやセンターコンソール両サイドの買い物フックは、ちょっとした小物や買い物袋を置くのに便利です。

フロントシート左右の回転式カップホルダーは、ペットボトルやマグカップをしっかり固定。運転中の不安を解消してくれます。

センターダストボックスは取り外し可能で、清掃が簡単。いつでも清潔な車内を保てます。

シートバックテーブルやシートバックポケットは、後部座席の方の快適性を高めてくれます。長距離ドライブの際にも重宝するでしょう。

これらの収納スペースを上手に活用すれば、車内はいつもスッキリ。整理整頓が苦手な方でも、自然と片付けられる車内環境が整います。

ルーミーの魅力は、その名の通り「広々とした室内空間」にもあります。

頭上空間はフロントで1,250mm、リアで1,240mmもあり、背の高い方でも窮屈さを感じません。足元空間も、フロントで1,060mm、リアで960mmと十分なゆとりがあります。

この広さのおかげで、大人5人が乗車しても余裕があるのです。家族でのお出かけや友人とのドライブも、快適に楽しめそうですね。

さらに、大きな窓と高めの天井が開放感を演出し、明るい色調の内装が広さを強調しています。圧迫感のない、心地よい空間で過ごせるのも、ルーミーの大きな魅力です。

ここまで、トヨタ ルーミーの荷室を中心に、その魅力を詳しく見てきました。

コンパクトカーでありながら、驚くほどの荷室容量と使い勝手の良さを兼ね備えたルーミー。日常の買い物から旅行、アウトドアまで、様々なシーンで活躍してくれる頼もしいパートナーとなりそうです。

広々とした室内空間と相まって、人も荷物も余裕を持って運べるルーミーは、まさに「ゆとりある暮らし」を実現してくれる一台と言えるでしょう。

車選びの際は、ぜひルーミーの荷室の魅力を実際に体感してみてください。きっと、新しい生活の可能性が広がるはずです。