スズキ 3代目 アルトラパン(HE33S型)の収納機能は利便性が抜群!

今回はスズキ アルトラパンの収納機能についてご紹介します。若い女性をターゲットとして開発されたラパンは、子供っぽくない可愛さをテーマにデザインされました。
シンプルに洗練されたインテリア(内装)は、見た目の可愛さだけではない実用性にあふれています。今回は、利便性に富んだアルトラパンの収納機能についてご紹介します。
文・PBKK
スズキ アルトラパンの運転席周辺の収納機能
スズキの公式ホームページからも、収納機能にわざわざ項目を設けて紹介するほど、ラパンの収納機能は特筆すべき点であることが読み取れます。コクピット周辺の収納だけを見ても、5箇所に収納が設置されています。
まずは、運転席右側にあるドリンクホルダーです。一般的に円筒状になっていることが多いドリンクホルダーですが、ラパンのドリンクホルダーは四角い形になっています。
この形状になっている利点として、ペットボトルや缶だけではなく、パックのドリンクもしっかり保持することが可能である点が挙げられるでしょう。この形状のドリンクホルダーは珍しく、容器の形状を選ばないので非常に使い勝手が良くなっています。
さらに、ステアリングの下にも収納スペースが隠されています。インパネアンダートレイと呼ばれるこの収納は、高さこそないものの幅と奥行きがある設計となっているため、財布や携帯を入れておくのにもってこいのスペースです。車外からは見えにくい場所にあるため、ちょっとしたアメニティーを入れておくのもいいかもしれません。
スズキ アルトラパンは助手席側にも豊富な収納を備えている
運転席側だけではなく助手席側にもドリンクホルダーが用意されています。しかし、助手席側のドリンクホルダーは運転席側のモノとは異なり格納タイプとなっています。そのため、使っていない時はホルダー自体を収納できるので邪魔になることがありません。
もちろん、形状も運転席側ドリンクホルダーと同様、四角い形状なので使い勝手に差はありません。
また、助手席前方のインパネにも収納があり、引き出しのように使えるインパネボックスは、前述したドリンクホルダーのように格納タイプであるため、インテリアの統一感を崩さないデザインです。このインパネホルダーは比較的大きな収納空間を備えているため、ボックスティッシュほどの大きさのものなら余裕で飲み込んでしまいます。
案外、車内で置き場所に困るボックスティッシュを目隠ししながら入れておくことができるのは嬉しいポイントでしょう。さらに、インパネホルダー下には他の車種と同様グローブボックスが存在し、奥行きこそ形の都合上確保されていませんが、幅はそれなりにあるため車検証以外も収納することができます。
そして、センターロアトレイ左側には買い物袋やバッグを掛けておくことができるショッピングフックが設置されています。このショッピングフックも、ボタンを押すことで展開する構造となっているので、ドリンクホルダーやインパネホルダーのように、使っていない間邪魔になってしまうことがないような配慮がなされています。
買い物袋やバッグを運転席に置かなくて済むようになるうえ、ちょっとしたゴミ袋をひっかけておくような使い方ができるとても便利な機能となっています。