トヨタ 3代目ハリアーの乗り心地を3つの観点から調べてみた!
更新日:2024.09.09
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トヨタ3代目ハリアーの乗り心をご紹介します。ハリアーは、上質なインテリア(内装)とSUVならではの快適な居住空間を持つ、プレミアムな1台です。
ごつごつとした悪路を駆け抜けていくようなイメージのSUVとは違い、都会的な印象を持つトヨタ3代目ハリアーは、乗り心地についても洗練されています。今回は、トヨタ3代目ハリアーの乗り心地について解説します。
文・PBKK
ごつごつとした悪路を駆け抜けていくようなイメージのSUVとは違い、都会的な印象を持つトヨタ3代目ハリアーは、乗り心地についても洗練されています。今回は、トヨタ3代目ハリアーの乗り心地について解説します。
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トヨタ 3代目ハリアーのパワートレーンとドライブフィールに注目!
トヨタ3代目ハリアーの乗り心地を確かめるために、まずは搭載される3種類のエンジンに注目してみましょう。まずは、通常のガソリンエンジンモデルです。このエンジンは、2.0L 直列4気筒DOHCとなっており、最高出力111kW(151PS)/6,100rpm・最大トルク193 Nm(19.7kg)/3,800rpmを発揮します。
吸気のためのバルブリフトを連続的に変化させるバルブマチックが採用され、吸気と排気のタイミングを制御するるDual VVT-iを搭載。速度を問わずハリアーらしいゆとりのある走りを楽しむことができます。
吸気のためのバルブリフトを連続的に変化させるバルブマチックが採用され、吸気と排気のタイミングを制御するるDual VVT-iを搭載。速度を問わずハリアーらしいゆとりのある走りを楽しむことができます。
次はハイブリッドエンジンです。トヨタ3代目ハリアーに搭載されるハイブリッドエンジンは2.5L 直列4気筒DOCHエンジンとモーターを組み合わせたモノ。
最高出力112kW(152PS)/5,700rpm・最大トルク206 Nm(21.0kg /4,400-4,800rpm)に加え、搭載されるフロントとリアのモーターは、それぞれ最高出力105kW(143PS)/50kW(68PS)、最大トルクは270 Nm(27.5kgfm)/139 Nm(14.2kgfm)を発生させます。
モーターの強烈なアシストもあり、低速からトルクのある走りが自慢。ハイブリッドエンジンならではの静粛性もさることながら、21.4km/Lという優れた燃費効率も魅力です。
最高出力112kW(152PS)/5,700rpm・最大トルク206 Nm(21.0kg /4,400-4,800rpm)に加え、搭載されるフロントとリアのモーターは、それぞれ最高出力105kW(143PS)/50kW(68PS)、最大トルクは270 Nm(27.5kgfm)/139 Nm(14.2kgfm)を発生させます。
モーターの強烈なアシストもあり、低速からトルクのある走りが自慢。ハイブリッドエンジンならではの静粛性もさることながら、21.4km/Lという優れた燃費効率も魅力です。
最後は、注目のターボエンジン。このターボエンジンは20.L 直列4気筒DOHCエンジンにターボチャージャーを組み合わせたエンジンとなっており、3つのエンジンの中でも特にスポーティな性能を持っています。最高出力170kW(231PS)/5,200-5,600rpm・最大トルク350 Nm(35.7kgfm)/ 1,650-4,000rpmを発揮。
ツインスクロールのターボチャージャーを採用することで、エンジンの全ての回転域において力強いトルクを実現しています。心地よい加速と、優れたアクセルレスポンスは、ターボエンジンでしか得られない感覚だといえるでしょう。
ツインスクロールのターボチャージャーを採用することで、エンジンの全ての回転域において力強いトルクを実現しています。心地よい加速と、優れたアクセルレスポンスは、ターボエンジンでしか得られない感覚だといえるでしょう。
トヨタ 3代目ハリアーの完成度の高いインテリア!
トヨタ3代目ハリアーの人気ぶりを支え、乗り心地を上質なモノにしているのは、インテリア(内装)の質感と完成度でしょう。
インパネ中央に配置されているディスプレイや一部のスイッチ類、スマホのように使えるタッチパッド機能付き。すいすいと指先で操作する感覚は、都会派SUVを謳うハリアーの先進性を良く現した装備であるといえるでしょう。
さらに、その周辺は柔らかい手触りのパッドと合皮で覆われており、高級感を演出するステッチもあいまって本革が使われているかのような雰囲気をかもしだしています。車高の高さのおかげで、運転席の視界も良好。見下ろすような恰好で運転することになるため、ボンネットの先端部分までしっかりと捉えることができるようになっています。
インパネ中央に配置されているディスプレイや一部のスイッチ類、スマホのように使えるタッチパッド機能付き。すいすいと指先で操作する感覚は、都会派SUVを謳うハリアーの先進性を良く現した装備であるといえるでしょう。
さらに、その周辺は柔らかい手触りのパッドと合皮で覆われており、高級感を演出するステッチもあいまって本革が使われているかのような雰囲気をかもしだしています。車高の高さのおかげで、運転席の視界も良好。見下ろすような恰好で運転することになるため、ボンネットの先端部分までしっかりと捉えることができるようになっています。
このフロントシートは、シートバックの高さが十分確保されており、肩へのサポートもバッチリ。腰の部分までカバーするスポーツシートにも似たデザインになっているので、シートに包み込まれるような感覚を味わえます。
シート表皮は、硬すぎず柔らかすぎず適度に身体が沈み込む程度。最適な硬度でしっかりと支えるタイプのため、運転中の姿勢の崩れも少なく設計されています。
また、居住性も快適そのもの。フロント/リアシートともにレッグルームおよびヘッドルームがしっかり確保されているため、窮屈さを感じることなくゆったりと座ることが可能。大人4人が搭乗しても、快適さは損なわれることはなく、SUVカテゴリの中においてもトヨタ3代目ハリアーは、広い居住空間を実現しています。
シート表皮は、硬すぎず柔らかすぎず適度に身体が沈み込む程度。最適な硬度でしっかりと支えるタイプのため、運転中の姿勢の崩れも少なく設計されています。
また、居住性も快適そのもの。フロント/リアシートともにレッグルームおよびヘッドルームがしっかり確保されているため、窮屈さを感じることなくゆったりと座ることが可能。大人4人が搭乗しても、快適さは損なわれることはなく、SUVカテゴリの中においてもトヨタ3代目ハリアーは、広い居住空間を実現しています。
トヨタ 3代目ハリアーの乗り心地を決める数々の技術と装備!
トヨタ3代目ハリアーは、走行安定性も抜群です。全高1,690mmという高い車高を持つモデルながら、安定性と路面への接地感はしっかりと確保されています。これは、ハリアーに採用されている様々なテクノロジーがもたらしています。
FADショックアブソーバーは、路面状況に合わせてサスペンションの動きを変化させ、振動の少ない快適な乗り心地を提供するための装備。車体が大きなコーナーに差し掛かれば減衰力を高く保ち、凹凸のある路面を走っている時は減衰力を弱めることで、車体に伝わる振動を最小限にしてくれます。
さらに、ハイブリッド車専用の装備となるばね上制振制御は、路面の状態に合わせてモーターのトルクをリアルタイムに制御。なめらかでフラットな乗り心地を実現します。
特に、ターボモデルにのみ採用されているパフォーマンスダンパーに注目です。このパフォーマンスダンパーは、足回りにダンパーを装着することでボディ剛性を高める装備です。
ボディ自体のねじれを減らす効果を持っているため、ステアリングの操作を機敏にするだけではなく、コーナーでのロール感を減らすことで乗り心地も更にアップしてくれます。
FADショックアブソーバーは、路面状況に合わせてサスペンションの動きを変化させ、振動の少ない快適な乗り心地を提供するための装備。車体が大きなコーナーに差し掛かれば減衰力を高く保ち、凹凸のある路面を走っている時は減衰力を弱めることで、車体に伝わる振動を最小限にしてくれます。
さらに、ハイブリッド車専用の装備となるばね上制振制御は、路面の状態に合わせてモーターのトルクをリアルタイムに制御。なめらかでフラットな乗り心地を実現します。
特に、ターボモデルにのみ採用されているパフォーマンスダンパーに注目です。このパフォーマンスダンパーは、足回りにダンパーを装着することでボディ剛性を高める装備です。
ボディ自体のねじれを減らす効果を持っているため、ステアリングの操作を機敏にするだけではなく、コーナーでのロール感を減らすことで乗り心地も更にアップしてくれます。
トヨタ3代目ハリアーは、高級セダンのような乗り心地を備えたSUVです。インテリアの質感はバツグンで、乗員の快適さもしっかりと確保されています。採用されている装備により、高められたドライブフィールは世間のSUVのイメージを覆す完成度を誇っています。上質感ある乗り心地は、ハリアーならではの個性だといえるでしょう。