初代トヨタ タンクの現行モデルとマイチェン前とで何が違う?

トヨタ タンクの現行モデル(DBA-M900A・DBA-M910A)はモデルチェンジ前と比べてどこが変わったのでしょうか。2016年11月にトヨタ ルーミーとともに双子で登場したトヨタ タンク。直列3気筒1.0Lターボエンジンを搭載し、1.5Lクラスのトルクと室内空間、さらには当時最高水準の衝突回避支援システムを装備し話題になりました。

それから2年後の2018年11月にはマイナーチェンジが行われ、特別仕様車とともにさらなる進化を遂げています。見た目は、フロントグリルがほんのちょっと変わっていますね。でもそれだけではないはずです。外観以外は何が進化したのでしょう。詳しく見ていきます。

文・PBKK

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トヨタ タンクの大きく進化した安全機能!
トヨタ タンクは新たな安全機能を搭載!
トヨタ タンクはボディカラーのラインアップも一部変更!
トヨタ タンクの特別仕様車は特別装備で上質感を手に入れた!

トヨタ タンクの大きく進化した安全機能!

マイナーチェンジ後の大きな変化は、衝突回避支援システムの大幅な進化です。もともとタンクに装備されているシステムのスマートアシストⅡは、発売当時時代の最先端を行くものでした。

その後さらに安全と運転支援に関する社会的関心度も高まり、技術的にも大きく進歩しています。そのためわずか2年しか経っていませんが、タンクの衝突回避支援システムは「スマートアシストⅢ」へ更新されました。

マイナーチェンジ前の衝突回避支援システムのスマートアシストⅡは、「衝突警報機能(対車両・対歩行者)」と「衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)」、「誤発進抑制制御機能(前方・後方)」、「車線逸脱警報機能」、「先行車発進お知らせ機能」の5つの機能でドライバーをサポートするものでした。

進化後のスマートアシストⅢは、従来のスマートアシストⅡの基本機能を引き継ぎながら、対人安全機能を強化。スマートアシストⅢは、タンクX以外の全グレードに標準装備されています。

従来のクルマや歩行者を検知するセンサーは、前後のソナーセンサーと先方監視の単眼カメラでした。進化後はソナーセンサーに加えてステレオカメラが搭載され、検知機能が大幅に強化されています。

その他にも衝突回避支援ブレーキ機能が車両だけでなく歩行者も検知するようになりました。前方に急接近する車両を検知するとブレーキ操作を支援し、それでも衝突が避けられない場合には強力な緊急ブレーキがかかります。

スマートアシストⅡ対車両のみ約50km/hで走行時に作動しましたが、スマートアシストⅢでは対車両が80km/hに強化され、歩行者も50km/h以内で走行していた場合に検知できるようになりました。これで対人事故を大幅に軽減できます。

トヨタ タンクは新たな安全機能を搭載!

マイナーチェンジでは、新たな安全装備が搭載されました。障害物を検知し警告音が鳴るコーナーセンサーがフロントとリアのそれぞれ4ヶ所に標準装備。狭い路地や駐車場などで大きな威力を発揮してくれる装備です。タンクXには装備されていないので注意が必要です。

さらに、ヘッドライトの下向きと上向きを自動で切り替えるオートハイビーム機能も新たに搭載されています。対向車や先行車がいない場合はハイビームに切り替えて、遠くまでの視界を確保し安全運転をアシストします。

トヨタ タンクはボディカラーのラインアップも一部変更!

ボディーカラーは3色が生産中止になり、新たに3種類の新色が加わりました。ボディー全体が1色からなるモノトーン車は、フレッシュグリーンメタリックがなくなり、ファイアークォーツレッドメタリックが新たに設定されています。以前からある明るいレッド系のマゼンダベリーマイカメタリックよりも渋い落ち着いたレッド系のカラーです。

カスタム車専用のツートーン車からは、グリーン系とブルー系の2色が抜け、渋いレッドを基調としたブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリックと輝くホワイトを基調としたブラックマイカメタリック×パールホワイトⅢが加わっています。

トヨタ タンクの特別仕様車は特別装備で上質感を手に入れた!

トヨタ タンクはマイナーチェンジ時に、Gグレードをベース車にした特別仕様車タンク コージーエディションを設定しました。

ステアリングスイッチ(オーディオ操作)や運転席と助手席のシートヒーター、汚れにくい撥水機能付の専用ファブリックシートが注目すべき特別装備。ほかにもバックカメラやシートバックテーブル、助手席シートバックポケット、メッキバックドアガーニッシュが特別に装備されています。

マイナーチェンジ後のトヨタ タンクは安全装備を中心に大きく進化していることが分かります。町中を走っていると遭遇する危ない場面もタンクであればしっかりと対応できます。安全装備はもちろん、クラス最大級の室内空間や多彩なシートアレンジ、使いやすいラゲッジルームも強み。ファミリーにおすすめしたい1台です。