トヨタ タンク/ルーミーで車中泊は可能!?シートアレンジを確認してみた

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トヨタから新型トールワゴンのタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)が
2016年11月に新発売されましたね。

今回新発売されたこの新型モデルは廃盤になったbBやラクティスの後継車種と
言われているだけあって車内の広さ・居住性の良さは抜群!特に頭上空間の
広さは、とても良いと思いました。

車内の広さや過ごしやすさが特徴のこのタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)ですが、
車中泊をする事は可能なのでしょうか?

先日、このクルマを試乗した時にこの新型モデルのシートアレンジを
確認してきたので、紹介します。

※2016年12月5日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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トヨタ タンク/ルーミでは車中泊はできる?

トヨタ タンク/ルーミでは車中泊はできる?

今回新発売されたトヨタのタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)では、
フロントシートの背もたれを倒して、後部座席の座面と密着させる
シートアレンジ”フルフラットモード”が用意されています。

そして、このフルフラットモードがタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)で
車中泊をするのに一番適しているシートアレンジになっています。

実際にこの新型モデルでフルフラットモードにした時の様子は、このような感じ。
かなり広くなりましたよね。

また、今回新発売されたトヨタのタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)の後部座席の
背もたれは、残念ながら垂直までリクライニングする事はできないのですが、
約70度ほど傾ける事が可能です。
この新型モデルの競合車スズキ ソリオよりも背もたれのリクライニング幅が
大きくゆったりと座ることができるのは好印象でした。また、後部座席の位置を
調節すれば、隙間がなくフロントシートと後部座席をピッタリとくっつける事が
できるのも好印象でした。

足も伸ばせてゆったりと座る事ができるこのフルフラットモードが
車中泊に一番適しているシートアレンジなのですが、車中泊をするのには、
ちょっと長さが足りません。
私は身長が175㎝あるのですが、私が横になると頭がちょうど後部座席の
背もたれ部分に来てしまい、首が窮屈な感じに…。

後部座席のリクライニング幅が大きいのでちょっとした仮眠程度ならとても
快適なのですが、成人男性の私が車中泊をするには少し窮屈すぎる感じがしました。

また、今回新発売されたトヨタのタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)では、
荷室・ラゲッジスペースをフラットにするシートアレンジを用意しています。
ネッツトヨタのディーラーさんも言っていましたが、今回新発売された
トヨタのタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)は、もともと車中泊を考えてつくられた
クルマではありません。

なので、このようにフルフラットモードにした時に外したフロントシートの
ヘッドレストの置き場にも困るくらいの収納スペースしかありません。

もし車中泊をする事をメインで考えるのなら、今回新発売されたトヨタの
タンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)よりも、先日、ホンダからフルモデル
チェンジをして新発売されたコンパクトカー”フリード プラス(Freed Plus)”の
方が良いのかなと思いました。

■新型フリードのシートアレンジの様子
今回トヨタから新発売されたタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)で車中泊ができるか
確認してきたのですが、このようになっていました。

サービスエリアなどで仮眠をする程度なら良いですが、このクルマで
しっかりと車中泊をするのは、ちょっと厳しい感じが…。もしできたとしても
まっすぐな態勢で寝ることができないので、快適さはそれ程ないと思います。

個人的には同じようなサイズのクルマで車中泊をしたいのなら、
迷わずホンダから発売されているフリードプラス(Freed Plus)を購入
するのかなと思いました。

私はタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)で車中泊をするのはあまり
おすすめではありませんが、もし気になるのなら、ぜひともご自分の目で
車中泊ができるか確認をしてみてくださいね。
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