【プロ解説】ランクルの維持費は安い?高い? ディーゼルとガソリンでコスパを徹底比較!!

2017年10月、マイナーチェンジを果たしたトヨタランドクルーザー プラド。ランドクルーザープラドは、力強さと先進性をより一層高めたエクステリアに変更され、「Toyota Safety Sense P」という安全装備を全車に標準装備しています。さらに、ランドクルーザーシリーズとして初めてリヤディファレンシャルに採用したトルセンLSD。TZ-Gには、シーンに合わせて5つの走行モード(NORMAL、ECO、COMFORT、SPORT S、SPORT S+)を選択できるドライブモードセレクトを標準装備しています。
今回は、トヨタランドクルーザープラドの外装、内装、安全装備、グレード別の違い、人気カラー、座席や荷室(ラゲージスペース)、オプション装備にライバル比較など、あらゆる視点からトヨタランドクルーザープラドをひも解いていきます。

文/写真・萩原文博

Chapter
現行型トヨタランドクルーザープラドの維持費はいかに?
約1000km大体東京〜京都往復が1度の満タンで走破できる燃費性能を持つ
ディーゼルとガソリンを比較するとガソリンの方がコスパが良い?!
陸の王者、トヨタ ランドクルーザープラド!その快適性と使い勝手を徹底チェック!

現行型トヨタランドクルーザープラドの維持費はいかに?

トヨタ ランドクルーザー プラド 萩原文博

数少なくなった本格4WD車のトヨタランドクルーザープラド。ここでは維持費について考えてみたいと思います。今回試乗したTZ-Gというグレードは、クリーンディーゼルと呼ばれる環境性能の高い2.8L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載しているため、購入時の自動税そして環境性能割が0円となっています。

さらに、3万7500円の自動車重量税もまるまる減額されるために、購入時の諸費用も安く抑えることができます。さらに搭載しているディーゼルエンジンはJC08モード燃費で、11.2km/Lという優れた燃費性能を実現しています。

約1000km大体東京〜京都往復が1度の満タンで走破できる燃費性能を持つ

トヨタ ランドクルーザー プラド 萩原文博
トヨタ ランドクルーザー プラド 萩原文博

最新の全国平均の軽油価格は約128円となっていますので、87Lの燃料タンクを満タンにすると約1万1000円。JC08モードの11.2km/Lで走行すると約974km走行可能です。満タン1万円と聞くと驚きますが、約1000km大体東京〜京都往復が1度の満タンで走破できる燃費性能は驚異的です。

さらに維持費としては約1500kmを目処にアドブルーを足さないとディーゼルエンジンの浄化システムが機能しなくなりますので、注意が必要です。

トヨタ ランドクルーザー プラド 萩原文博

一方、ランドクルーザープラドには2.7L直4ガソリンエンジンも用意されています。車両本体価格ではTX Lパッケージ(7人乗り)で比較するとディーゼル車が491万1500円、ガソリン車が428万100円と63万1400円差となっています。そして諸経費では、環境性能割が6万7400円、自動車重量税6万1500円が加算されます。

それでもまだ、ディーゼル車との価格差は約50万円差あります。 2.7Lガソリン車の燃費性能はJC08モードで9.0km/Lとなっています。最新のレギュラーガソリンの全国平均価格は約147円となっていますので、約87Lを満タンとすると約1万2800円かかります。

ディーゼルとガソリンを比較するとガソリンの方がコスパが良い?!

トヨタ ランドクルーザー プラド 萩原文博

その満タンでの走行可能距離は約783kmとディーゼル車とは約220km差が付きます。燃料代も約19円高く、走行距離も約8割しか走行できないとなると、ディーゼル車のほうがお得と感じるかも知れませんが、元々約50万円差がありますので、この差を縮めるには相当な走行距離を走行しないとなりません。

トヨタ ランドクルーザー プラド 萩原文博

こうして考えてみると、ロングドライブが多く年間の走行距離が1万5000kmを超えるようなユーザーはディーゼル車のほうがお得なようですが、それほど走行距離が延びない人は、車両本体価格が安いガソリン車のほうが、トータルのコストは安く抑えることができます。

トヨタ ランドクルーザー プラド 萩原文博

ランドクルーザープラドを購入する際には、購入後自分がどれくらい走行するのかでエンジンを選ぶとベストチョイスができると思います。

陸の王者、トヨタ ランドクルーザープラド!その快適性と使い勝手を徹底チェック!

陸の王者といえば、ランクル。2017年10月、マイナーチェンジを果たしたトヨタランドクルーザー プラド。ランドクルーザープラドは、力強さと先進性をより一層高めたエクステリアに変更され、「Toyota Safety Sense P」という安全装備を全車に標準装備しています。さらに、ランドクルーザーシリーズとして初めてリヤディファレンシャルに採用したトルセンLSD。TZ-Gには、シーンに合わせて5つの走行モード(NORMAL、ECO、COMFORT、SPORT S、SPORT S+)を選択できるドライブモードセレクトを標準装備しています。 今回は、トヨタランドクルーザープラドの外装、内装、安全装備、グレード別の違い、人気カラー、座席や荷室(ラゲージスペース)、オプション装備にライバル比較など、あらゆる視点からトヨタランドクルーザープラドをひも解いていきます。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ