【プロ解説】ランクルの内装を徹底解説!! 夏も冬も快適に過ごせる? ランドクルーザープラドは砂漠でも安心かも?

トヨタ ランドクルーザー プラド 萩原文博

2017年10月、マイナーチェンジを果たしたトヨタランドクルーザー プラド。ランドクルーザープラドは、力強さと先進性をより一層高めたエクステリアに変更され、「Toyota Safety Sense P」という安全装備を全車に標準装備しています。さらに、ランドクルーザーシリーズとして初めてリヤディファレンシャルに採用したトルセンLSD。TZ-Gには、シーンに合わせて5つの走行モード(NORMAL、ECO、COMFORT、SPORT S、SPORT S+)を選択できるドライブモードセレクトを標準装備しています。
今回は、トヨタランドクルーザープラドの外装、内装、安全装備、グレード別の違い、人気カラー、座席や荷室(ラゲージスペース)、オプション装備にライバル比較など、あらゆる視点からトヨタランドクルーザープラドをひも解いていきます。

文/写真・萩原文博

Chapter
現行型トヨタランドクルーザープラドのインテリア(内装)をチェック!
夏も冬も安心。フロントシートにはシートベンチレーションが備わる
砂漠でも安心?!ランクルにはクーラーボックスが選べる
陸の王者、トヨタ ランドクルーザープラド!その快適性と使い勝手を徹底チェック!

2009年より販売され、ロングセラーとなっている現行型トヨタランドクルーザープラドは、現在では数少ない本格4WD車となっています。ここでは、世界170カ国以上の国と地域で高い人気を誇る本格オフローダーの内装について紹介します。 ランドクルーザープラドは洗練と力強さを追求したデザインを採用しています。トヨタ車のデザインフィロソフィ「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快」に基づき、外観は4WD車らしい躍動感そしてインテリアは上質で快適な空間を追求しています。

現行型トヨタランドクルーザープラドのインテリア(内装)をチェック!

2009年に登場した現行型ランドクルーザープラドは、10年以上という長いモデルライフの中で、内外装の変更を伴うマイナーチェンジを2013年9月、そして2017年9月の計2回行っており、現在は2017年9月にマイナーチェンジされたモデルが販売されています。

2度目の際にインテリアはインストルメントパネル周りを中心により先進的なデザインへと進化しました。エアコンの吹き出し口であるレジスターリング上部を下げることで視認性を向上させたほか、ナビゲーションをタブレット型の薄い形状とすることで、モダンさを強調しています。

さらに、センタークラスターやメーターパネルに金属調加飾を施すことで、質感も向上させているのが特徴です。 ステアリングホイールは、握りやすさを考えた設計して、上級グレードにはインテリアの木目と合わせた木目調パネルをステアリングホイールにも装着し、インストルメントパネルとの統一感を演出しています。

また、スイッチを機能別に配置し、メタル調加飾を施した垂直基調のセンタークラスターを組み合わせることで、洗練された力強さを表現しています。コクピットは、メタル調リングを施した2つの円筒からなるオプティトロンメーターによって先進感を表すともに、視認性を確保しています。

夏も冬も安心。フロントシートにはシートベンチレーションが備わる

快適な室内空間は、セカンドシートには4:2:4分割可倒式を採用し、スライド量(135mm)のスライド機構に加えて、ウォークイン機構(助手席側)を採用することで、ユーティリティを向上しています。7人乗りモデルに搭載される5:5分割可倒式サードシートは、スイッチ操作でシートを自動で格納・復帰医可能な電動フロア格納機構を採用。

さらに、3列目足元を約50mm低床化することで、利便性と居住性を両立しています。 上級モデルには運転席・助手席にシートベンチレーション機能を採用した快適温熱シートを標準装備しています。

このシートは、夏の暑い日は、フロントシートの背もたれと座面から爽やかな風が吹き出る機能で、シートと密着している背中や足腰の蒸れを防いでくれます。

一方の快適温熱シートは、負担の掛かりやすい肩や腰、冷えやすい下肢を効果的に温めます。温める部位によって高温エリア・低温エリアを設定。無段階温度調整機能により、夏場の冷房使用時などオールシーズンで使用できます。

シート表皮はスタンダードグレードのTXはファブリックですが、その他のグレードは本革を採用。シートカラーもブラックとニュートラルベージュから選ぶことができます。 さらに、インテリアには足元やドアトリムなど各所に、室内の雰囲気を優雅に彩るイルミネーテッドエントリーシステムを装備。

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萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博