マツダ CX-5のグレード別徹底解説!アナタは20S? XD? XD PROACTIV?
更新日:2024.11.20
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2012年に初代マツダ CX-5が誕生し、2017年には2代目となる現行型へと進化を果たしたマツダ CX-5。以来、幾度かの年次改良を果たしたCX-5は、2019年12月、特別仕様車として「Silk Beige Selection」が追加されました。今回は、CX-5 XD Silk Beige Selectionをベースに、現行型CX-5の外装、内装、安全装備、座席や荷室(ラゲージスペース)、などあらゆる視点から現行型マツダCX-5を解説していきます。
文・鈴木ケンイチ/写真・萩原文博
文・鈴木ケンイチ/写真・萩原文博
2代目CX-5のグレード比較表
型式 | 新車価格 | 中古車価格 | 販売開始年月 | 車両重量 | 乗車定員 | ドア数 | 排気量 | 駆動方式 | 燃料 | 燃費 | トランスミッション | ハンドル | 全長×全幅×全高 | 最小回転半径 | 前輪サイズ | 後輪サイズ | 福祉車両 | |
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2.0 20S | 6BA-KFEP | 267.9万円 | 47.4〜457.1万円 | 2020年12月3日 | 1,520kg | 5名 | 5ドア | 1,997cc | フロント | 無鉛 | 14.6km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,545×1,840×1,690mm | 5,500mm | 225/65R8 | 225/65R8 | - |
2.0 20S プロアクティブ | 6BA-KFEP | 294.3万円 | 47.4〜457.1万円 | 2023年5月1日 | 1,540kg | 5名 | 5ドア | 1,997cc | フロント | 無鉛 | 14.6km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,575×1,845×1,690mm | 5,500mm | 225/65R8 | 225/65R8 | - |
2.5 25S 4WD | 6BA-KF5P | 291万円 | 47.4〜457.1万円 | 2020年12月3日 | 1,610kg | 5名 | 5ドア | 2,488cc | 4X4 | 無鉛 | 13km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,545×1,840×1,690mm | 5,500mm | 225/65R8 | 225/65R8 | - |
2.5 25S プロアクティブ 4WD | 6BA-KF5P | 314.1万円 | 47.4〜457.1万円 | 2020年12月3日 | 1,610kg | 5名 | 5ドア | 2,488cc | 4X4 | 無鉛 | 13km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,545×1,840×1,690mm | 5,500mm | 225/65R8 | 225/65R8 | - |
2.5 25S Lパッケージ | 6BA-KF5P | 328.9万円 | 47.4〜457.1万円 | 2023年5月1日 | 1,590kg | 5名 | 5ドア | 2,488cc | フロント | 無鉛 | 13.8km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,575×1,845×1,690mm | 5,500mm | 225/55R12 | 225/55R12 | - |
2.5 25T Lパッケージ | 5BA-KF5P | 351.5万円 | 47.4〜457.1万円 | 2020年12月3日 | 1,620kg | 5名 | 5ドア | 2,488cc | フロント | 無鉛 | 12.6km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,545×1,840×1,690mm | 5,500mm | 225/55R12 | 225/55R12 | - |
2.2 XD | 3DA-KF2P | 299.8万円 | 47.4〜457.1万円 | 2020年12月3日 | 1,610kg | 5名 | 5ドア | 2,188cc | フロント | ディーゼル | 17.4km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,545×1,840×1,690mm | 5,500mm | 225/65R8 | 225/65R8 | - |
2.2 XD プロアクティブ | 3DA-KF2P | 326.2万円 | 47.4〜457.1万円 | 2023年5月1日 | 1,630kg | 5名 | 5ドア | 2,188cc | フロント | ディーゼル | 17.4km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,575×1,845×1,690mm | 5,500mm | 225/65R8 | 225/65R8 | - |
2.2 XD Lパッケージ | 3DA-KF2P | 360.8万円 | 47.4〜457.1万円 | 2023年5月1日 | 1,650kg | 5名 | 5ドア | 2,188cc | フロント | ディーゼル | 17.4km/L | マニュアルモード付AT | 右 | 4,575×1,845×1,690mm | 5,500mm | 225/55R12 | 225/55R12 | - |
現行型マツダCX-5には4種のエンジンと2種のミッションと駆動方式が基本パッケージ
CX-5の車種編成は、4種類のエンジン、2種類のトランスミッション、2種類の駆動方式の組み合わせとなります。
4種類のエンジンは、2リッター4気筒のガソリン・エンジン、2.5リッター4気筒のガソリン・エンジン、2.5リッター4気筒のガソリン・ターボ、そして2.2リッター4気筒のディーゼル・ターボです。出力は2リッターのガソリン・エンジンが最高出力156馬力・最大トルク199Nm。2.5リッターのガソリン・エンジンは、最高出力188馬力・最大トルク250Nmが基本で、FFモデルが最高出力190馬力・最大トルク152Nmとなります。2.5リッターのガソリン・ターボは、最高出力230馬力・最大トルク420Nm。ディーゼルが最高出力190馬力・最大トルク450Nmとなります。
この4種類のエンジンによって「20S」(2リッター・ガソリン)、「25S」(2.5リッター・ガソリン)、「25T」(2.5リッター・ガソリン・ターボ)、「XD」(ディーゼル)という名称がつき、その下に装備ごとに異なるグレードが用意されます。
4種類のエンジンは、2リッター4気筒のガソリン・エンジン、2.5リッター4気筒のガソリン・エンジン、2.5リッター4気筒のガソリン・ターボ、そして2.2リッター4気筒のディーゼル・ターボです。出力は2リッターのガソリン・エンジンが最高出力156馬力・最大トルク199Nm。2.5リッターのガソリン・エンジンは、最高出力188馬力・最大トルク250Nmが基本で、FFモデルが最高出力190馬力・最大トルク152Nmとなります。2.5リッターのガソリン・ターボは、最高出力230馬力・最大トルク420Nm。ディーゼルが最高出力190馬力・最大トルク450Nmとなります。
この4種類のエンジンによって「20S」(2リッター・ガソリン)、「25S」(2.5リッター・ガソリン)、「25T」(2.5リッター・ガソリン・ターボ)、「XD」(ディーゼル)という名称がつき、その下に装備ごとに異なるグレードが用意されます。
XD Exclusive Mode
トランスミッションは6速ATと6速MT。ただし、ガソリン・エンジン車はすべて6AT。ディーゼルの「XD」だけが6速MTと6速ATから選ぶことが可能となっています。
駆動方式はFFの2WDと4WD。ただし、2リッターのガソリン・エンジン車「20S」はFFのみ。他のエンジンの場合は、FFと4WDから選ぶことができます。
つまり、2リッターのガソリン・エンジン車「20S」はFFの6速ATしか選べません。そして、ディーゼル・エンジン車「XD」は、FFも4WDも、6速ATも6速MTもすべて選択自由ということになります。
駆動方式はFFの2WDと4WD。ただし、2リッターのガソリン・エンジン車「20S」はFFのみ。他のエンジンの場合は、FFと4WDから選ぶことができます。
つまり、2リッターのガソリン・エンジン車「20S」はFFの6速ATしか選べません。そして、ディーゼル・エンジン車「XD」は、FFも4WDも、6速ATも6速MTもすべて選択自由ということになります。
現行型マツダCX-5には、ベーシックグレードとPROACTIV、L Packageの3つに特別仕様車をプラス
エンジンごとに「20S」「25S」「25T」「XD」となるCX-5ですが、その下に素のグレード、ミドルグレードの「PROACTIVE」、上級の「L Package」の3グレードが用意されています。ただし、全モデルに適用されるわけではなく、「20S」は、素のグレードとミドルの「PROACTIVE」のみ。「25T」は上級の「25T L Package」のみ。ある意味、すべてのグレードを用意する「25S」と「XD」が、CX-5の主要モデルと言えるのでしょう。
Silk Beige Selection
XD Exclusive Mode
また、昨年12月の商品改良に合わせて、明るく上品な内装を持つ特別仕様車「Silk Beige Selection(シルク ベージュ セレクション)」が新たに追加されています。さらに「25T」tと「XD」には、モダンさと温かみを表現した特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」も設定されています。
レーンキープ・アシスト・システム(LAS)&車線逸脱警報システム(LDWS)
素のグレードと上級グレードとの違いは、アダプティブLEDヘッドライトやレーンキープアシストシステムなどの、先進運転支援システムの充実度です。当然、上級グレードほど充実した内容となり、快適装備も数多く採用されています。
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)
とはいえ、走り味や安全という面では、素のグレードでも必要なものが揃っています。自動ブレーキとなる、アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(夜間歩行者検知機能付き)、AT誤発進抑制制御(前後)、全車速追従機能付きのACC、ブラインド・スポット・モニター、SRSエアバッグシステム(カーテン&フロントサイド)は、すべてのモデルで標準装備。意のままの走りをサポートする、Gベクタリング・コントロール・プラスも標準装備となっています。
現行型マツダCX-5の価格差は、装備類よりもパワートレインの差が"大きい"
CX-5は、数多くのパワートレインを揃えるため、1モデルの中での価格差は比較的大きなものになっています。素の「20S」が261万8000円に対して、最も高額なモデルとなる「XD Exclusive Mode(特別仕様車)」の4WDは、397万6500円にもなります。
その差は135万円以上となります。装備の差もありますが、やはりエンジンと駆動方式の差が大きな価格差の理由でしょう。装備の良いCX-5をコスパよく購入しようというのであれば、「20S」を選ぶのが賢い選択かと思います。
その差は135万円以上となります。装備の差もありますが、やはりエンジンと駆動方式の差が大きな価格差の理由でしょう。装備の良いCX-5をコスパよく購入しようというのであれば、「20S」を選ぶのが賢い選択かと思います。
マツダ CX-5 XD Silk Beige Selectionを徹底紹介!マツダ復活の立役者となったマツダのSUVの実力は?!
2012年に初代マツダ CX-5が誕生し、2017年には2代目となる現行型へと進化を果たしたマツダ CX-5。以来、幾度かの年次改良を果たしたCX-5は、2019年12月、特別仕様車として「Silk Beige Selection」が追加されました。今回は、CX-5 XD Silk Beige Selectionをベースに、現行型CX-5の外装、内装、安全装備、座席や荷室(ラゲージスペース)、などあらゆる視点から現行型CX-5をCARPRIMEナビゲーターの河西啓介がひも解いていきます。