【対立比較】CX-5とCR-Vの中古価格・グレード|オフロード走行性の軍配はどちらに!?
更新日:2024.09.09
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シーンを選ばず使用できるのもSUV人気のポイントのひとつ。
悪路も走行できる、といった点も評価につながるわけですが、マツダ CX-5とホンダ CR-Vの悪路での走破性能はどうなのでしょうか…!?
悪路も走行できる、といった点も評価につながるわけですが、マツダ CX-5とホンダ CR-Vの悪路での走破性能はどうなのでしょうか…!?
- Chapter
- マツダらしいスタイリッシュSUV CX-5
- ホンダの技術が搭載されたSUV CR-V
- マツダ CX-5のエクステリアは"躍動感"
- ホンダ CR-Vのエクステリアは"空気対抗対策"
- マツダ CX-5の内装は"上質感"
- ホンダ CR-Vのインテリアは"快適性"
- マツダ CX-5のグレード展開
- ホンダ CR-Vのグレード展開
- 先進4WDシステムを搭載したマツダ CX-5
- 電子制御化が進んだホンダ CR-V
- あくまで「乗用車ベース」であるSUV
- 優れた環境性能と走行スペックのマツダ CX-5
- 熟成された完成度の高い走行スペックのホンダ CR-V
- マツダ CX-5の中古車価格は
- ホンダ CR-Vの中古車価格は
マツダらしいスタイリッシュSUV CX-5
SUVは「Sport Utility Vehicle」の略、スポーツ用多目的用車、といった意味になります。
車高が高く、悪路や雪道に強い、また室内空間が広く荷物も沢山積載できる。加えて乗車位置がセダンよりも高いので、「運転しやすい」という点から幅広い層に人気のあるジャンル。
その中でも2012年に販売開始されたマツダ CX-5は非常に高い評価を受けている一台です。マツダはそのデザインコンセプトに「魂動 ~Soul of Motion~」というテーマを掲げ、どの車種であっても「洗練されスタイリッシュ」なものに仕上げています。
それだけでなく、「SKYACTIVテクノロジー」というテーマを掲げ、低燃費かつ高性能のエンジン開発の努力を続けています。
近年、環境汚染の問題を指摘され乗用車にはほとんど採用されなかった「ディーゼルエンジン」を、環境にやさしく、また力強いものに改善し、このCX-5の最上級グレードに搭載。2.2Lディーゼルターボエンジンと、2.0L、2.5Lのガソリンエンジン、この3種類のエンジンからオーナー予備軍は選ぶ、という事になりますね。
このように「高いデザイン性」、そして「環境性能」を両立させた点が、このマツダ CX-5の人気と評価に繋がっているポイントなのです。
CX-5の新車販売価格は、244~348万円となっています。
車高が高く、悪路や雪道に強い、また室内空間が広く荷物も沢山積載できる。加えて乗車位置がセダンよりも高いので、「運転しやすい」という点から幅広い層に人気のあるジャンル。
その中でも2012年に販売開始されたマツダ CX-5は非常に高い評価を受けている一台です。マツダはそのデザインコンセプトに「魂動 ~Soul of Motion~」というテーマを掲げ、どの車種であっても「洗練されスタイリッシュ」なものに仕上げています。
それだけでなく、「SKYACTIVテクノロジー」というテーマを掲げ、低燃費かつ高性能のエンジン開発の努力を続けています。
近年、環境汚染の問題を指摘され乗用車にはほとんど採用されなかった「ディーゼルエンジン」を、環境にやさしく、また力強いものに改善し、このCX-5の最上級グレードに搭載。2.2Lディーゼルターボエンジンと、2.0L、2.5Lのガソリンエンジン、この3種類のエンジンからオーナー予備軍は選ぶ、という事になりますね。
このように「高いデザイン性」、そして「環境性能」を両立させた点が、このマツダ CX-5の人気と評価に繋がっているポイントなのです。
CX-5の新車販売価格は、244~348万円となっています。
ホンダの技術が搭載されたSUV CR-V
ホンダのSUVモデルであるCR-Vは、1995年にデビュー。
この20年の間にモデルチェンジを繰り返し、現在では4代目となっています。こうした長く続いているモデルは、過去のモデルの欠点を改善し続けているので、非常に完成度が高くなっている、といえましょう。
またホンダは北米での生産も力を入れており、北米ではベストセラーSUVとなるほどに人気モデルとなっています。
ガソリンエンジンの2.0Lと、2.4Lを用意、エンジンに拘りあるホンダだけに、充分なパワーと燃費の両立に成功。これは空気抵抗を研究したボディの成果でもあり、スタイリッシュかつ機能的といえる外見を持っているのもCR-Vの魅力といえます。
また安全装備も最新の技術を用いており、衝突時に相手の車や、歩行者の被害が少なくなるような衝突安全技術も取り入れているのも特筆すべきポイントといえますね。CR-Vの新車販売価格は、257~336万円となっています。
いずれも悪路といった場面より「都市部」で乗られる場面が似合うような、洗練されたイメージを持つ車。それぞれどのような「性格・個性」を持っているのでしょうか。
この20年の間にモデルチェンジを繰り返し、現在では4代目となっています。こうした長く続いているモデルは、過去のモデルの欠点を改善し続けているので、非常に完成度が高くなっている、といえましょう。
またホンダは北米での生産も力を入れており、北米ではベストセラーSUVとなるほどに人気モデルとなっています。
ガソリンエンジンの2.0Lと、2.4Lを用意、エンジンに拘りあるホンダだけに、充分なパワーと燃費の両立に成功。これは空気抵抗を研究したボディの成果でもあり、スタイリッシュかつ機能的といえる外見を持っているのもCR-Vの魅力といえます。
また安全装備も最新の技術を用いており、衝突時に相手の車や、歩行者の被害が少なくなるような衝突安全技術も取り入れているのも特筆すべきポイントといえますね。CR-Vの新車販売価格は、257~336万円となっています。
いずれも悪路といった場面より「都市部」で乗られる場面が似合うような、洗練されたイメージを持つ車。それぞれどのような「性格・個性」を持っているのでしょうか。
マツダ CX-5のエクステリアは"躍動感"
最近のマツダの車は「デザインが非常に良い」といわれるようになりました。
車種が違っても一貫性のある「顔」であったり、力強いスタイル…。これはマツダが一貫したデザインコンセプトを持っているからに他なりません。
「命あるものだけが持つ、生き生きとした体の動き。その凛とした緊張感とスピード感。そうした、力強くも美しい動きのエネルギーを車に再現し、魂を吹き込む。それが「魂動(こどう)」デザイン」とマツダは宣言しています。
「動物が今にも走りだす」ような、そんな躍動感あるデザインに「CX-5」も仕上がっています。
フロントは力強くもあり、また洗練されてもいる、非常に存在感のある「面構え」です。
これはグリルとヘッドランプなどのデザインを洗練させ、また水平方向への一体感を強める事で、力強さと安定感を醸しています。
リア周りもテールランプとボディラインを一体感あるものにさせ、シャープかつ引き締まった印象に仕上げていますね。
車種が違っても一貫性のある「顔」であったり、力強いスタイル…。これはマツダが一貫したデザインコンセプトを持っているからに他なりません。
「命あるものだけが持つ、生き生きとした体の動き。その凛とした緊張感とスピード感。そうした、力強くも美しい動きのエネルギーを車に再現し、魂を吹き込む。それが「魂動(こどう)」デザイン」とマツダは宣言しています。
「動物が今にも走りだす」ような、そんな躍動感あるデザインに「CX-5」も仕上がっています。
フロントは力強くもあり、また洗練されてもいる、非常に存在感のある「面構え」です。
これはグリルとヘッドランプなどのデザインを洗練させ、また水平方向への一体感を強める事で、力強さと安定感を醸しています。
リア周りもテールランプとボディラインを一体感あるものにさせ、シャープかつ引き締まった印象に仕上げていますね。
ホンダ CR-Vのエクステリアは"空気対抗対策"
ホンダ CR-Vも非常に人気の高いSUVモデル。そのデザインも評価されています。
車が走る上で「車重を軽くする」というのはシンプルですが、燃費や走行性能、すべてにプラスになることです。
それと同様に近年燃費性能の向上に各メーカー力を入れているのが「空力」=空気抵抗の軽減です。
常に車は空気抵抗を受けて走ります(速度が上がると比例して大きくなります)から、これを軽減させることに各メーカーは苦心しながら開発をしています。ましてSUVは「車体が大きい」という性質がありますから、どうしても空気抵抗を受けやすくなってしまいます。
CR-Vはこの空力対策を徹底して行い、「全高を下げる」ことや、バンパー、ワイパーといった細かなパーツもこの「空気の流れ」を最適化させる工夫が盛り込まれています。
これは長期間にわたる「実証実験」の成果。さすが走る実験室を標榜する「ホンダ」ならではの一台、といえます。
かといって実用性一辺倒のデザインかといえばそうではなく、洗練された美しいスタイリングになっていますから、見事な両立、というべきでしょうか。
車が走る上で「車重を軽くする」というのはシンプルですが、燃費や走行性能、すべてにプラスになることです。
それと同様に近年燃費性能の向上に各メーカー力を入れているのが「空力」=空気抵抗の軽減です。
常に車は空気抵抗を受けて走ります(速度が上がると比例して大きくなります)から、これを軽減させることに各メーカーは苦心しながら開発をしています。ましてSUVは「車体が大きい」という性質がありますから、どうしても空気抵抗を受けやすくなってしまいます。
CR-Vはこの空力対策を徹底して行い、「全高を下げる」ことや、バンパー、ワイパーといった細かなパーツもこの「空気の流れ」を最適化させる工夫が盛り込まれています。
これは長期間にわたる「実証実験」の成果。さすが走る実験室を標榜する「ホンダ」ならではの一台、といえます。
かといって実用性一辺倒のデザインかといえばそうではなく、洗練された美しいスタイリングになっていますから、見事な両立、というべきでしょうか。
マツダ CX-5の内装は"上質感"
洗練されたデザインはインテリアにもいえます。
本革/合皮を使ったエレガンスなシート。カラーも「ブラック」「ピュアホワイト」と、シックなテイストを選択できるようになっており、上質感を醸しています。現在、SUVに高級感を求めるニーズが高まっていますが、そうした声にも応えている、といえそうです。
SUVが荷物の積載性といった実用性も重要。リアシート後方のリアラゲッジルームは、500Lの容量を備えており、ゴルフバッグ等大きな荷物も余裕をもって積載可能。また12V電源ソケットを備えており、アウトドア等で活躍しそうな装備といえますね。
「力強さと洗練」、そんな印象を受けるのがマツダ CX-5のデザインではないでしょうか。
本革/合皮を使ったエレガンスなシート。カラーも「ブラック」「ピュアホワイト」と、シックなテイストを選択できるようになっており、上質感を醸しています。現在、SUVに高級感を求めるニーズが高まっていますが、そうした声にも応えている、といえそうです。
SUVが荷物の積載性といった実用性も重要。リアシート後方のリアラゲッジルームは、500Lの容量を備えており、ゴルフバッグ等大きな荷物も余裕をもって積載可能。また12V電源ソケットを備えており、アウトドア等で活躍しそうな装備といえますね。
「力強さと洗練」、そんな印象を受けるのがマツダ CX-5のデザインではないでしょうか。
ホンダ CR-Vのインテリアは"快適性"
空力の為に全高を下げる、といったデザインをとったホンダ CR-V。
今回比較しているマツダ CX-5と比べても約20㎜、低くなっています。これは室内環境に悪く影響してしまうのでは、と思う点ですが、その分シートの設置高を下げる、といった工夫で空間の広さをキープしています。
CR-VもCX-5と同様に、本革シートを選択することが可能で、上質な室内空間にする事ができます。また積載性も特筆すべき箇所で、リアのラゲッジルームの容量はなんと「589L」という大容量。CX-5と比較した場合、89L多く、同クラスのSUVでは最大の積載量を備えているといえます。またリアシートを倒しフラットにした際の積載量はなんと1,146Lにもなりmす。
こうした高い実用性などは4代目となるCR-V、さすが熟成されているな、という印象です。
このように現在のSUVは「デザイン性」「実用性」が高い次元で完成されていますから、購入を検討する方は大いに悩んでしまう、喜ぶべき状況といえますね。
今回比較しているマツダ CX-5と比べても約20㎜、低くなっています。これは室内環境に悪く影響してしまうのでは、と思う点ですが、その分シートの設置高を下げる、といった工夫で空間の広さをキープしています。
CR-VもCX-5と同様に、本革シートを選択することが可能で、上質な室内空間にする事ができます。また積載性も特筆すべき箇所で、リアのラゲッジルームの容量はなんと「589L」という大容量。CX-5と比較した場合、89L多く、同クラスのSUVでは最大の積載量を備えているといえます。またリアシートを倒しフラットにした際の積載量はなんと1,146Lにもなりmす。
こうした高い実用性などは4代目となるCR-V、さすが熟成されているな、という印象です。
このように現在のSUVは「デザイン性」「実用性」が高い次元で完成されていますから、購入を検討する方は大いに悩んでしまう、喜ぶべき状況といえますね。
マツダ CX-5のグレード展開
CX-5には、2.0L &2.5Lガソリンエンジン(SKYACTIV-G)と、新開発の2.2Lターボディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)を搭載したグレードがあります。
まずイチオシともいえるグレードは、2.5Lエンジンではなく、2.2Lターボディーゼルの「XD」となります。このSKYACTIV-Dは、最高出力175PS /4,500rpm、最大トルク42.8kgf・m /2,000rpmと、全グレードで最もトルクあるエンジン、かつ燃費もJC08モード18.4km/L(2WD仕様)と素晴らしい環境性能を持ち合わせています。
ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」も、2.0Lで155PS /6,000rpm 最大トルク20.0kgf・m /4,000rpを発揮。燃費は16.4km/L。2.5L仕様は188PS/5,700rpm 最大トルク25.5kgf・m /3,250rpm、燃費は15.2km/L、という過不足ないパワーと環境性能を持ち合わせています。
まずオーナー予備軍はそうしたパワーユニット、2WD/4WDの設定を選ぶ事になります。
それぞれのパワーユニットを搭載したモデル、XD、20S、25Sにはさらにグレードがあります。これは概ね共通しており、ベースグレード、PROACTIVE、L-Packageというもの(20SにはL-Packageの設定なし)。
このグレード間の差は主に「安全装備(i-ACTIVSENSE)」に差が出ています。
ベースグレードについているのは「スマートシティブレーキサポート」とATの誤発進を防ぐ「AT誤発進抑制制御 前進時」が装備となっていますが、「PROACTIVE」になると、同機能も前進時と"後退時"のものが加えられるほか、「アダプティブLEDヘッドライト」、「ブラインドスポットモニタリング」、「レーンキープアシストシステム&車線逸脱警報システム」が装備されます。
さらに「L Package」になると上記装備に加え、「ドライバーアテンションアラート」、また運転支援システムの「マツダ・レーダークルーズコントロール」、「スマートブレーキサポート」といったものが標準装備となります。
後付けしにくい装備もありますから、必要と思った装備があるグレードをチョイスするのが賢明ですね。
まずイチオシともいえるグレードは、2.5Lエンジンではなく、2.2Lターボディーゼルの「XD」となります。このSKYACTIV-Dは、最高出力175PS /4,500rpm、最大トルク42.8kgf・m /2,000rpmと、全グレードで最もトルクあるエンジン、かつ燃費もJC08モード18.4km/L(2WD仕様)と素晴らしい環境性能を持ち合わせています。
ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」も、2.0Lで155PS /6,000rpm 最大トルク20.0kgf・m /4,000rpを発揮。燃費は16.4km/L。2.5L仕様は188PS/5,700rpm 最大トルク25.5kgf・m /3,250rpm、燃費は15.2km/L、という過不足ないパワーと環境性能を持ち合わせています。
まずオーナー予備軍はそうしたパワーユニット、2WD/4WDの設定を選ぶ事になります。
それぞれのパワーユニットを搭載したモデル、XD、20S、25Sにはさらにグレードがあります。これは概ね共通しており、ベースグレード、PROACTIVE、L-Packageというもの(20SにはL-Packageの設定なし)。
このグレード間の差は主に「安全装備(i-ACTIVSENSE)」に差が出ています。
ベースグレードについているのは「スマートシティブレーキサポート」とATの誤発進を防ぐ「AT誤発進抑制制御 前進時」が装備となっていますが、「PROACTIVE」になると、同機能も前進時と"後退時"のものが加えられるほか、「アダプティブLEDヘッドライト」、「ブラインドスポットモニタリング」、「レーンキープアシストシステム&車線逸脱警報システム」が装備されます。
さらに「L Package」になると上記装備に加え、「ドライバーアテンションアラート」、また運転支援システムの「マツダ・レーダークルーズコントロール」、「スマートブレーキサポート」といったものが標準装備となります。
後付けしにくい装備もありますから、必要と思った装備があるグレードをチョイスするのが賢明ですね。
ホンダ CR-Vのグレード展開
この2グレードそれぞれに追加されているものに「レザーパッケージ」があります。文字どおり「レザーシート」が奢られており、運転席&助手席にはシートヒーターの装備、運転席には8wayパワーシートが装備、またHONDAインターナビを搭載、インフォメーション機能を強化されています。
SUVに求められる「高級感」と利便性を向上させたモデルといえますね。お値段は20Gが308万円、24Gが336万円と、それぞれ50万円ほどUPしています。
代え難いラグジュアリー性とインフォメーション機能か、それとも価格か、悩むところでもありますね。
このようにグレードに応じた装備・価格が設定されていますが、後付できない・しにくい装備もある事から、購入の際は自身が「これは絶対に欲しい」という装備があるグレードをまずチョイスしていく事が良いといえますね。中古で購入する場合も、このグレードを良くチェックする事が重要です。
SUVに求められる「高級感」と利便性を向上させたモデルといえますね。お値段は20Gが308万円、24Gが336万円と、それぞれ50万円ほどUPしています。
代え難いラグジュアリー性とインフォメーション機能か、それとも価格か、悩むところでもありますね。
このようにグレードに応じた装備・価格が設定されていますが、後付できない・しにくい装備もある事から、購入の際は自身が「これは絶対に欲しい」という装備があるグレードをまずチョイスしていく事が良いといえますね。中古で購入する場合も、このグレードを良くチェックする事が重要です。
先進4WDシステムを搭載したマツダ CX-5
マツダ CX-5には電子制御のAWDシステムが搭載されています。
新世代4WDシステムの「i-ACTIV AWD」は、微弱なタイヤスリップなどをリアルタイムにモニターし、路面状況を予測、前後輪の駆動力配分を自動でコントロールする事が可能で、ドライバーが2WDと4WDを切り替えるといった操作は不要、となっています。
この駆動力配分を最適化する事でエネルギー効率を最大化=環境性能も向上させるとしていますから、まさに先進の技術といえますね。
例えば、前輪が滑りやすい上り坂の路面状態にあった場合、「前輪がスリップする前に」後輪にトルク配分を回し、最適化。前輪スリップを抑制し、安定した坂道発進を可能にします。また、急勾配では十分にトルクが発生してからブレーキを解除する「ヒル・ローンチ・アシスト(HLA)」が作動する為、安心した坂道発進も可能になっています。
新世代4WDシステムの「i-ACTIV AWD」は、微弱なタイヤスリップなどをリアルタイムにモニターし、路面状況を予測、前後輪の駆動力配分を自動でコントロールする事が可能で、ドライバーが2WDと4WDを切り替えるといった操作は不要、となっています。
この駆動力配分を最適化する事でエネルギー効率を最大化=環境性能も向上させるとしていますから、まさに先進の技術といえますね。
例えば、前輪が滑りやすい上り坂の路面状態にあった場合、「前輪がスリップする前に」後輪にトルク配分を回し、最適化。前輪スリップを抑制し、安定した坂道発進を可能にします。また、急勾配では十分にトルクが発生してからブレーキを解除する「ヒル・ローンチ・アシスト(HLA)」が作動する為、安心した坂道発進も可能になっています。
雪道や凍結路、といった生活シーンでの悪路には充分対応しているCX-5。
しかし、あくまでも都市部での使用を念頭においたSUVモデルであり、よりハードな局面での走破性は少々厳しいかもしれません。ただし、2.2Lターボディーゼルのトルクはクラストップのものがあり、走行性能・走破性能に寄与する魅力がありといえますね。
しかし、あくまでも都市部での使用を念頭においたSUVモデルであり、よりハードな局面での走破性は少々厳しいかもしれません。ただし、2.2Lターボディーゼルのトルクはクラストップのものがあり、走行性能・走破性能に寄与する魅力がありといえますね。
電子制御化が進んだホンダ CR-V
ホンダ CR-VもAWDシステムの電子制御化が進んでおり、各種センサーからの情報をもとに走行状況を正確に検知、前輪と後輪のトルクの最適配分を行う事で走破性を向上させています。
また「モーションアダプティブEPS」を搭載、すべりやすい路面のカーブなどで車の姿勢が乱れはじめた時に、姿勢の立て直しをサポートする運転支援を行っています。
マツダ CX-5のターボディーゼルほどのトルクはありませんが、2.4L i-VTECエンジンは190馬力を発揮、走破性と走行性能に寄与しています。
また「モーションアダプティブEPS」を搭載、すべりやすい路面のカーブなどで車の姿勢が乱れはじめた時に、姿勢の立て直しをサポートする運転支援を行っています。
マツダ CX-5のターボディーゼルほどのトルクはありませんが、2.4L i-VTECエンジンは190馬力を発揮、走破性と走行性能に寄与しています。
このCR-Vもやはり雪道・凍結路といった場面での高い走破性は確保しています。
しかし、最低地上高を見てみると、CR-Vは170mmとなっており、CX-5の210mmと比較して40mm最低地上高が低い設定になっています。
こうした点を見ても、やはり都市部での使用を前提とした車であるといえますね。
しかし、最低地上高を見てみると、CR-Vは170mmとなっており、CX-5の210mmと比較して40mm最低地上高が低い設定になっています。
こうした点を見ても、やはり都市部での使用を前提とした車であるといえますね。
あくまで「乗用車ベース」であるSUV
SUVは乗用車のシャーシがベースとなっている為、ランクルやジムニーといった本格クロカン車両とは構造が根本的に異なります。
もちろん、「生活シーンの中で発生する悪路」には充分対応した能力を持ち合わせており、それがセールスポイントになりますが、険しい山岳地といったような、あまりにもハードな悪路を走破するための仕様にはなっていないので、その点は注意が必要といえそうです。
とはいえ生活シーンでの使用であれば、通常の乗用車よりもキャパシティは大きいわけですから、アクティブにアウトドアとして使用する方、あるいは積雪の多い地域の方にとっては有力な選択肢となりうるのがSUV、といえますね。
もちろん、「生活シーンの中で発生する悪路」には充分対応した能力を持ち合わせており、それがセールスポイントになりますが、険しい山岳地といったような、あまりにもハードな悪路を走破するための仕様にはなっていないので、その点は注意が必要といえそうです。
とはいえ生活シーンでの使用であれば、通常の乗用車よりもキャパシティは大きいわけですから、アクティブにアウトドアとして使用する方、あるいは積雪の多い地域の方にとっては有力な選択肢となりうるのがSUV、といえますね。
優れた環境性能と走行スペックのマツダ CX-5
CX-5には、2.0L&2.5Lガソリンエンジン(SKYACTIV-G)と、新開発の2.2Lターボディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)を搭載したグレードがあります。
最上級グレードは、2.5Lエンジンではなく、2.2Lターボディーゼルの「XD」となります。このSKYACTIV-Dは、最高出力175PS /4,500rpm、最大トルク42.8kgf・m /2,000rpmと、全グレードで最もトルクあるエンジン、かつ燃費もJC08モード18.4km/L(2WD仕様)と素晴らしい環境性能を持ち合わせています。
ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」も、2.0Lで155PS /6,000rpm 最大トルク20.0kgf・m /4,000rp、2.5Lが188PS /5,700rpm 最大トルク25.5kgf・m /3,250rpmといずれも過不足ないパワーを発揮。燃費もそれぞれ16.4km/L、15.2km/Lと良好な数字。まさに新世代のパワーユニットといえますね。
環境性能に寄与しているアイドリングストップ機能「i-stop」も、強制的なエンジン停止、というわけではなく、ブレーキペダルの踏力で「ドライバーの任意」でその作動・非作動をコントロールできる、という点がポイント。エンジンストップ~スタート時の掻痒感を場面に応じて回避できるというのはありがたい機能といえます。
またボディも空力性能をキッチリ抑えており、ボディ上部の気流とフロア下の気流のバランスを理想的にすべく、フロア下の空力パーツとボディにもさまざまな空力対策を導入し、Cd値0.33を実現しています。
これは高速安定性はもとより、良好な燃費性能として結果につながっているといえますね。
SUVはアイポイントが高い事から「運転しやすい」といえます。他方で、大型なボディによる「死角」も指摘される事もありました。CX-5 はこうした点も配慮しており、フロントピラーの形状を視認性確保しやすい形状とレイアウトに工夫しています。
また死角対策として、フロントピラーとドアミラーの間に十分な隙間を確保。こうした細やかなポイントは地味ながら街乗りでの快適性に寄与するものです。
とはいえ、SUV特有の大柄なボディはやはり少々難点も。
全幅は1,840mmと、日本では大柄なサイズです。また、最小回転半径が5.5mとなりますので小回りは少々苦手な車といえます。こうした点は「世界戦略車」ゆえのジレンマ、という部分かもしれませんね。
最上級グレードは、2.5Lエンジンではなく、2.2Lターボディーゼルの「XD」となります。このSKYACTIV-Dは、最高出力175PS /4,500rpm、最大トルク42.8kgf・m /2,000rpmと、全グレードで最もトルクあるエンジン、かつ燃費もJC08モード18.4km/L(2WD仕様)と素晴らしい環境性能を持ち合わせています。
ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」も、2.0Lで155PS /6,000rpm 最大トルク20.0kgf・m /4,000rp、2.5Lが188PS /5,700rpm 最大トルク25.5kgf・m /3,250rpmといずれも過不足ないパワーを発揮。燃費もそれぞれ16.4km/L、15.2km/Lと良好な数字。まさに新世代のパワーユニットといえますね。
環境性能に寄与しているアイドリングストップ機能「i-stop」も、強制的なエンジン停止、というわけではなく、ブレーキペダルの踏力で「ドライバーの任意」でその作動・非作動をコントロールできる、という点がポイント。エンジンストップ~スタート時の掻痒感を場面に応じて回避できるというのはありがたい機能といえます。
またボディも空力性能をキッチリ抑えており、ボディ上部の気流とフロア下の気流のバランスを理想的にすべく、フロア下の空力パーツとボディにもさまざまな空力対策を導入し、Cd値0.33を実現しています。
これは高速安定性はもとより、良好な燃費性能として結果につながっているといえますね。
SUVはアイポイントが高い事から「運転しやすい」といえます。他方で、大型なボディによる「死角」も指摘される事もありました。CX-5 はこうした点も配慮しており、フロントピラーの形状を視認性確保しやすい形状とレイアウトに工夫しています。
また死角対策として、フロントピラーとドアミラーの間に十分な隙間を確保。こうした細やかなポイントは地味ながら街乗りでの快適性に寄与するものです。
とはいえ、SUV特有の大柄なボディはやはり少々難点も。
全幅は1,840mmと、日本では大柄なサイズです。また、最小回転半径が5.5mとなりますので小回りは少々苦手な車といえます。こうした点は「世界戦略車」ゆえのジレンマ、という部分かもしれませんね。
熟成された完成度の高い走行スペックのホンダ CR-V
i-VTECエンジン2.0L&2.4Lの2グレードのCR-Vも先進技術を搭載し、熟成された完成度を誇っています。
最高出力150ps、最大トルク19.5kgf・mの2.0Lエンジンと最高出力190ps、最大トルク22.6kgf・mの2.4Lエンジンも環境性能とパワーを両立。電子制御スロットルも、「ドライブ・バイ・ワイヤ」として自然な制御を実現。アクセルペダルの踏み込み量を検知し、理想的なスロットル制御で優れた応答性を発揮します。
4WD仕様の24Gではリアルタイム4WDシステムが電子制御でさらに進化。センサーからの情報で路面状況・駆動状況を判断し、瞬時に前輪と後輪のトラクションを最適化する事が可能になっています。またヘッドライトも約35km/h以下での走行中に、ウインカーや一定以上のハンドル操作を行うと「アクティブコーナリングライト」が作動。曲がろうとする方向の内側を先回りして照らして、視認性を確保します。
また、セレクトレバーをRポジションに入れると左右両側が点灯。縦列駐車などの不安感もやわらげる機能としています。
上り坂でのスタートも安心なヒルスタートアシスト機能も搭載、ブレーキペダルを離しても約1秒間、車の後退を防ぐことができます。これは雪の坂道など以外でも、渋滞や、急坂でも発進時などでも安心してスタートできますから、ストレス軽減に繋がる機能といえますね。
全幅は1820mm、最小回転半径は5.5mと、こちらもCX-5とほぼ同様のスペック。少々日本では取り回しに大柄なボディといえます。
いずれも良好な運動性能・環境性能を手にした現代のSUV。しかし大柄なボディはSUVのメリットでもありますが、死角や取り回しなどデメリットがあるのも事実。こうした要素を潰すべく各メーカーも努力しており、実際購入を検討する際はこうした点をチェックして試乗してみると良いかもしれませんね。
最高出力150ps、最大トルク19.5kgf・mの2.0Lエンジンと最高出力190ps、最大トルク22.6kgf・mの2.4Lエンジンも環境性能とパワーを両立。電子制御スロットルも、「ドライブ・バイ・ワイヤ」として自然な制御を実現。アクセルペダルの踏み込み量を検知し、理想的なスロットル制御で優れた応答性を発揮します。
4WD仕様の24Gではリアルタイム4WDシステムが電子制御でさらに進化。センサーからの情報で路面状況・駆動状況を判断し、瞬時に前輪と後輪のトラクションを最適化する事が可能になっています。またヘッドライトも約35km/h以下での走行中に、ウインカーや一定以上のハンドル操作を行うと「アクティブコーナリングライト」が作動。曲がろうとする方向の内側を先回りして照らして、視認性を確保します。
また、セレクトレバーをRポジションに入れると左右両側が点灯。縦列駐車などの不安感もやわらげる機能としています。
上り坂でのスタートも安心なヒルスタートアシスト機能も搭載、ブレーキペダルを離しても約1秒間、車の後退を防ぐことができます。これは雪の坂道など以外でも、渋滞や、急坂でも発進時などでも安心してスタートできますから、ストレス軽減に繋がる機能といえますね。
全幅は1820mm、最小回転半径は5.5mと、こちらもCX-5とほぼ同様のスペック。少々日本では取り回しに大柄なボディといえます。
いずれも良好な運動性能・環境性能を手にした現代のSUV。しかし大柄なボディはSUVのメリットでもありますが、死角や取り回しなどデメリットがあるのも事実。こうした要素を潰すべく各メーカーも努力しており、実際購入を検討する際はこうした点をチェックして試乗してみると良いかもしれませんね。
マツダ CX-5の中古車価格は
まずマツダのCX-5。デビューは2012年と、まだこの分野では「新人」ともいえる車種。
しかし、後発ゆえにその性能は非常に素晴らしく、デザインはもとより、クリーンなディーゼルエンジンを実用化した「SKYACTIV-D」は世界中で非常に高い評価を受けています。
新車価格は、2.0Lガソリンエンジンの「20S」が一番お求め安く、244万円。
また最上級グレードはクリーンディーゼルエンジン(ターボ搭載)の「XD L Package 4WD」の348万円、となっています。
こうした中古SUV車を探す際に気を付ける点は、まず自身が望む装備があるか、というところ。
SUVとはいえすべてのグレードが4WDではないので、4WDがほしい方は、安いと思っても2WDでは…となりますよね(ただし燃費は2WDの方が良いケースが殆どです)。
また事故歴の有無など、細かい点もチェックすべきなのが中古車。ひとつとして同じ条件の車はない、といえるので、信頼できるお店で選んだ方が良いのは間違いありません。
しかし、後発ゆえにその性能は非常に素晴らしく、デザインはもとより、クリーンなディーゼルエンジンを実用化した「SKYACTIV-D」は世界中で非常に高い評価を受けています。
新車価格は、2.0Lガソリンエンジンの「20S」が一番お求め安く、244万円。
また最上級グレードはクリーンディーゼルエンジン(ターボ搭載)の「XD L Package 4WD」の348万円、となっています。
こうした中古SUV車を探す際に気を付ける点は、まず自身が望む装備があるか、というところ。
SUVとはいえすべてのグレードが4WDではないので、4WDがほしい方は、安いと思っても2WDでは…となりますよね(ただし燃費は2WDの方が良いケースが殆どです)。
また事故歴の有無など、細かい点もチェックすべきなのが中古車。ひとつとして同じ条件の車はない、といえるので、信頼できるお店で選んだ方が良いのは間違いありません。
ホンダ CR-Vの中古車価格は
一方、ホンダ CR-Vは現在、
20G:2.0Lエンジン、257万円
24G:2.4Lエンジン、284万円の2グレード構成。
4WDモデルが選択できるのは「24G」のみ、となります。前モデルの3代目が2.4Lエンジンのみの構成だけであったことから、日本でも気軽に乗れるグレードを用意した、というところのようです。実際20GはJC08モード燃費が14.4 km/Lと良好な数字。税金も2.0L以下、で区切られる日本向けといえるモデルです。
さて、この20Gを中古市場で探してみました。旧モデルも市場に多く出回っていますから、先代モデルであれば100万円台前半で見つける事もできます。
このようにお得感のある中古車ですが、まだまだ走行距離が少ない場合でも、使用条件(雪国などではきっちりメンテナンスしないと下回りが融雪剤の成分のため錆びやすい、などなど)により状態は様々なので、やはり信頼できるお店で購入するのが安心といえます。
大きな買い物になりますから、じっくり吟味しての購入を検討するのがベターといえますね。
20G:2.0Lエンジン、257万円
24G:2.4Lエンジン、284万円の2グレード構成。
4WDモデルが選択できるのは「24G」のみ、となります。前モデルの3代目が2.4Lエンジンのみの構成だけであったことから、日本でも気軽に乗れるグレードを用意した、というところのようです。実際20GはJC08モード燃費が14.4 km/Lと良好な数字。税金も2.0L以下、で区切られる日本向けといえるモデルです。
さて、この20Gを中古市場で探してみました。旧モデルも市場に多く出回っていますから、先代モデルであれば100万円台前半で見つける事もできます。
このようにお得感のある中古車ですが、まだまだ走行距離が少ない場合でも、使用条件(雪国などではきっちりメンテナンスしないと下回りが融雪剤の成分のため錆びやすい、などなど)により状態は様々なので、やはり信頼できるお店で購入するのが安心といえます。
大きな買い物になりますから、じっくり吟味しての購入を検討するのがベターといえますね。