スズキ ワゴンRスティングレーの欠点は?

ワゴンRスティングレー

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軽ハイトワゴンの先駆けとも言えるワゴンR。その上位モデルであるワゴンRスティングレーは、軽自動車でありながら広々とした室内空間と使いやすさが大きな特徴です。若者をターゲットとしたスポーティなボディデザイン、ファミリーに嬉しい開放的な室内空間など多彩な魅力を持ち合わせています。

そんな幅広い層からの人気を集めるワゴンRスティングレーですが、魅力的な長所と同時に欠点も存在します。2017年にモデルチェンジが行われているワゴンRスティングレーですがどのような改善点があるのでしょうか?今回はワゴンRスティングレーの欠点について解説していきます。

文・PBKK
Chapter
センターメーターが使いにくい?
先代モデルと燃費に差はない?
価格が高い?

センターメーターが使いにくい?

ワゴンRスティングレーのセンターメーターは水平基調のワイドなインパネに沿って装備されています。デザイン性のアップはもちろん、視認性の向上効果が期待されています。しかしそのセンターメーターが使いにくいのでは?と一部のユーザーに囁かれています。

エンジン回転数を含めた車速やガソリン残量などの情報を確認するにはメーターが必要ですが、メーターが中央部に配置されることで、運転席前方の配置に慣れていた方は見えにくいという声があります。オプションのヘッドアップディスプレイを装備することで、このセンターメーターの欠点はやわらぎます。

ヘッドアップディスプレイは車速やガソリン残量を含めた運転に必要な情報を運転席前方のドライバーが焦点を合わせやすい位置に表示されるのでセンターメータよりも視線移動が少なく済むでしょう。ただしガソリン回転数は表示されないので、ガソリン回転数のみメーターでの確認が必要です。

先代モデルと燃費に差はない?

ワゴンRスティングレーには、モーターがエンジンをアシストしてくれるマイルドハイブリッドが採用されています。そのため、アイドリングストップ時も静かに再発進するなど快適な乗り心地を実現しています。

しかしマイルドハイブリッドは先代モデルのSエネチャージと大差がないと言われています。確かに、エンジン始動時と加速時にモーターがアシストして燃料の消費を抑えるという点は先代モデルに搭載されていたS-エネチャージと変わりません。

ですが現行モデルは、モーターの出力向上やリチウムイオンバッテリーの容量が増したことにより、クリープ現象でのEV走行が可能となりました。そのため、発進時や減速時の燃費向上に貢献しています。最高燃費33.4km/L(JC08モード)を達成しているので軽自動車の中でもトップクラスの低燃費と言えるでしょう。

価格が高い?

ワゴンRスティングレーの価格は以下の通りです。

HYBRID X:2WD 148万8240円 4WD 169万9200円
HYBRID T:2WD 165万8880円 4WD 177万9840円

ワゴンRスティングレーはハイブリッド搭載の高い走行性で妥当な価格と評価されていますが「軽自動車で車体価格100万を超えたくない」という声も挙がっています。また全方位モニターやフロアマットなどのオプションを付けた場合200万近くの価格になるのも事実です。

近年、軽自動車はニーズに合わせた高性能なクルマが売り出されており、見合った価格が設定されています。ワゴンRスティングレーだと少し高く感じるという方は、同社のワゴンRがおすすめです。スタンダードグレードからハイブリッド車まで取り揃えており、価格を抑えながらリーズナブルに購入できます。
軽自動車とは思えない広い室内空間と車内環境、運転のしやすさが揃ったワゴンRスティングレー。魅力的な長所が沢山詰まっていますが、改善を願う欠点も付き物です。ぜひ試乗などで体感して使い心地を確かめましょう。
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