ホンダ N-ONE(エヌワン)新旧比較!現行モデルとモデルチェンジ前の違いや特徴を解説

N-ONEの新スタイル

※この記事には広告が含まれます

ホンダは2017年12月にN-ONEをマイナーチェンジし発売を開始しました。3年ぶりの改良となり、新たに4つのスタイルを設定したほか、機能装備も強化されています。今回はモデルチェンジを経たN-ONEの変更点を紹介します。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
新たに4つのスタイルを設定
装備強化により快適性が向上
燃費の向上

新たに4つのスタイルを設定

今回のマイナーチェンジの目玉はそれぞれイメージの異なる新スタイルで「スタンダード」「セレクト」「プレミアム」「RS」の4つが設定されました。4つの新スタイルの特長をそれぞれ紹介していきます。

スタンダード
見やすさと使いやすさ追求しシンプルに仕上げた標準モデル。ボディを一色に統一したワンカラーはもちろん、ルーフに白をあしらったツートンカラーも用意され全16色から選択できます。

セレクト
ブラウン塗装のフロントグリルやメープルウッド調インテリアパネルが感じさせる上品で大人びた佇まい。ルーフにブラウンを配したツートンカラーのみで全5色が用意されています。

プレミアム
チタンコートを配したヘッドライトやクロームメッキのフロントグリルなどを採用。それにより洗練された上質さと重厚感を表現します。ワンカラーとツートンカラーを合わせた計10色です。

RS
スポーツカーのような走りを感じさせる流麗なフォルムからなるスポーティーなデザイン。内装にはアクセントとして赤を配し、操る喜びを表現します。ツートンカラーのみとなる全5色です。

装備強化により快適性が向上

4つの新スタイルが確立されたほかに、軽自動車初の技術が採用されるなど装備面でも大きな改良が施されています。

遮音機能付フロントウインドウガラスの採用
軽自動車への導入は初めてとなる装備で、遮音材や吸音材を適切に配置することで街中での加速や高速道路の走行でも室内へ流入するエンジン音を抑制します。これにより更なる静粛性を実現しました。

360°スーパーUV・IRカットパッケージの導入
全ての窓で紫外線(UV)を約99%と赤外線(IR)をカットします。乗客を日焼けから守るほか、車内温度上昇の原因となるIRを防ぐことで快適な車内を保ちます。

この他にも、急速充電対応タイプの充電用USBジャック2個が追加されるなど、室内の使い勝手が向上しました。

燃費の向上

車を購入する上でやはり気になるのは燃費。2017年のマイナーチェンジでは更なる低燃費を実現しました。

先代「スタンダードモデル G」のJC08モードの燃費は、FFで27.0 km/L、4WDで25.0 km/Lとなっていました。今回のマイナーチェンジでは、「スタンダード」で同じくJC08モードの燃費の場合、FFで28.4km/L、4WDで25.8km/Lと燃費が向上しています。

プレミアムモデルでは、先代のFFで27.0 km/L、4WDで25.0 km/L。今回のプレミアムモデルはFFで28.4km/L、4WDで25.8km/Lとなっています。
長く愛されるクルマを提案したいという思いをこめて作られたN-ONE。4つの個性豊かなスタイルと豊富なカラーバリエーションがあり、いつまでも愛着わき続ける自分好みの一台に出会えます。

HONDA N-ONE RSを伊藤梓が徹底解説!S660にも採用される6MTはN-ONE RSでも楽しさは健在!【車両レビュー・試乗レビュー】

商品詳細