Nシリーズが絶好調！ホンダのおすすめ軽自動車3選

ホンダの軽自動車は、“走りのホンダ”ならではの軽スポーツカー「S660」 と、商用車的色彩の強い「バモス」、そして N-BOX を皮切りにいまやN-ONE、N-WGNなど8車種まで拡大した「Nシリーズ」があります。

ここでは主力のNシリーズのうち、以下3車種をご紹介します。

1. N-BOX(ボックス)
ダントツ人気！ランキング常連のN-BOXは、ダイハツのタントと販売台数でつばぜり合いをしており、価格的にもガチンコ勝負。軽自動車の規格的な制約もあってフォルムも似ていて、それぞれのメーカーに思い入れがなければ正直迷うようなクルマです。

2. N-WGN(ワゴン)
N-WGNは、小型SUVのようなN-BOXと同じトールワゴン。そこまでボクシーではなく、より流麗でスタイリッシュなフォルムです。大げさに言えば同車のオデッセイをギュッと凝縮したような感じでしょうか。

3. N-ONE(ワン)
N-ONEは、上記2車にくらべると車高が低く、5ドアハッチバック的なフォルムのモデル。丸目で可愛らしいマスクで女性にも特に人気です。

※写真はN-BOX

N-WGNは空力性能がいいせいか、N-BOXよりも燃費としてはいい値が出ています。N-ONEは30km/L オーバーが当たり前のハイブリッド車には及ばないものの、それに匹敵するものと言えます。

※写真はN-ONE

軽自動車の中でも売れたクルマということもあり、中古車市場でのタマ数は豊富で、価格もこなれてきています。N-BOXだと初期の2012年モデルを中心に50万円台からの価格で購入することが可能です。ここまで来るとこれ以上の値引きは見込めないかもしれませんが、ダイハツ•タントなど競合車種との比較検討で、もう一声の値引きが引き出せるかもしれません。

2013年末に発売開始されたN-WGNも初期の2014年モデルがすでに60万円前後になっています。もう少しスタイリッシュな軽をご希望の方は、市場での評価できるも高いこのモデルがこの価格帯で手に入るのはお買い得感が高そうです。

上記2モデルよりは売れ行きの芳しくないN-ONEですが、2015年に投入された立体駐車場にも対応し使い勝手の良い低車高モデル「LOW DOWN」が110万円前後から手に入るようになってきており、これを狙う手もありそうです。

※写真はN-ONEカスタムです

S660は、二人乗りのミッドシップ•オープンスポーツ軽自動車で、躍動感のあるスタイリングと人と車が一体になるインテリア、走る喜びを感じられる走行性能、高い安全•運動性能が魅力です。軽自動車とは思えないほどの操作性とデザイン性を持つオープンスポーツカーなので、発売前から注目度が高く、インターネットでの検索ランキングの車部門賞を受賞するほどでした。

サイズは、全長が3,395mm、全幅1,475mm、全高1,180mmです。S660はコンパクトなので、収納スペースはほとんどありません。大きな荷物がある場合には一人で乗り、助手席に荷物を置くようにしましょう。

カタログ燃費は、JC08モード燃費で6MTが21.2km/L、CVTが24.2 km/Lとなっています。維持費については、軽自動車なので普通車に乗るより安いです。メーカー希望小売価格は、198万円～238万円で、中古相場は、最安値169万円～最高値305万円、平均221.7万円です。(2016年7月時点)

N-BOX customは、ファミリー層に絶大な人気を誇るN-BOXに上質さと力強さ、高級感をプラスしたカスタム仕様なので、威厳あふれる雰囲気になっています。

サイズは、全長3,395mm、全幅1,475mm、全高が1,780mmです。そして、室内は軽とは思えない広いサイズです。

カタログ燃費は、JC08モードで20.8km/L～25.6 km/Lと他の軽自動車に比べると燃費が良いとは言えません。しかし、普通車よりも税金などが安くなるため、トータルでの維持費は抑えることが可能です。

N-BOX customは、メーカー希望小売価格が148万円～185.9万円で、中古相場は最安値が69万円、最高値は215.3万円となっています。ターボやカラースタイル、走行距離などによって中古価格が変動します。

さらにカスタムを加えたN-BOX customは、新車よりも高い価格で販売されていることもありますので、デザインにも目を向けて選ぶと良いでしょう。

N-BOX SLASHは、N-BOXシリーズの第5弾として2014年12月に発売された、個性的なデザインとフォルム、カラーが目を引く一台です。N-BOX SLASHを選ぶ人のほとんどがこの個性に惚れ込んで購入しているようです。

サイズは、全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,670mmです。

カタログ燃費は、JC08モードで21～25.8km/Lと低燃費を叶えており、税金も安いので維持費を安く抑えることができます。

メーカー希望小売価格は、132万円～181.5万円で、中古相場は、最安値102万円～最高値198万円、平均価格が148.8万円です。(2016年7月現在)

N-BOX SLASHに乗って音楽を聴けば、重低音の響きと音質の良さに気付くでしょう。N-BOX SLASHにはスピーカーやサブウーファー、アンプにこだわりを持ち、臨場感のある音空間を作り上げています。

さらに、メーカーオプションでインテリアを変えれば、さらに個性的なN-BOX SLASHになります。個性的な軽自動車を求めているなら、N-BOX SLASHを選んでみてはいかがでしょうか。

広さと燃費の良さで群を抜くN-BOXシリーズの一翼を担うN-BOX +(プラス)のサイズは、とにかく広いの一言に尽き、居住性を重視しています。

エンジンルームのコンパクト化で後席の足元にゆとりが生まれ、室内高はミニバン並みの140cmを確保しているので、大きくかがまずに乗り降りが楽です。介護が必要になる場合を想定し、それまで乗っていたN-BOX +を車イス仕様に変更できる装備キットの用意まであります。

カタログ上の燃費はJC08モードで24.4km/Lとパワフルで低燃費を実現しています。

中古価格は、平均124.2万円、最安値が59.5万円で最高値では258.8万円と、年式や走行距離、装備などによって価格帯に幅があります。(平成28年7月時点）

N-WGNをカスタムしたN-WGN customは、より上質に、より先鋭にと言うコンセプトに集約され、専用の内外装や装備を搭載しています。

圧倒的な存在感を放つボディサイズは、ベーシックなGタイプで、全長3,395mm、全幅1,495mm、高さ1,655mmとなっています。カ

タログ記載の燃費を見てみると、JC08モードでFFが29.4km/Lと抜群の燃費の良さを誇る車です。軽自動車なので維持費においても問題はありません。

中古相場は、最安値79万円から最高値193万円まで、平均が115.5万円となっています。(平成28年7月時点）

バモスとは、ホンダが平成12年6月に軽自動車の新しい規格として発売した軽ワゴン車です。

以前販売されていたバモスはバギータイプであったのに対して、新しく発売されたバモスは、例えるならば軽の1BOXカーの形状をしています。昔は軽の1BOXカーと言えば仕事で使用するといった商用車のイメージが多くありましたが、軽自動車としての低コストと、荷物の積載量の多さという魅力で一般的に使用されています。

車のサイズは、全長3,395mm、全幅が1,475m、全高1,755mとなっており、バモスホビオはハイルーフということもあり、全高が1,880mmと若干高くなっています。

バモスの中古価格は最安値が1万円から最高値では168万円といった中古相場になっています。(2016年7月時点）気になる燃費は、JC08モードで14.6km/Lから16.8km/Lがカタログ燃費になっています。維持費については自動車税と車検代は軽自動車ですのでお得です。

VAMOSは乗用車としてもアウトドア用にも、それぞれお勧めのグレードがあるので、使用する用途に合わせて選択することができます。

バモスと言えば、乗用車やアウトドアとしても使用することができる車ですが、ドレスアップやカスタムパーツの多さもあり、遊び心満載の車として現在も根強い人気を誇っています。DIY素材で車内をアレンジできるようになっています。

また、VAMOS customとしてカスタムされた車両が中古車として多く出回っているので、あらかじめカスタムしてある車両が欲しいという際にはお勧めです。中古相場としては、最安値が10万円から最高値は168万円と、年式や走行距離にカスタムの度合いによって幅があります。(2016年7月時点）

燃費•維持費に関しては、カスタムによって多少の変動があるでしょう。