スズキ スペーシアカスタム新旧比較!現行モデルとモデルチェンジ前の違いを紹介
更新日:2024.10.04
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スズキのスペーシアカスタムは、スペーシアをベースにしたドレスアップモデルです。軽自動車でありながら、高い居住性と安全装備を併せ持つ軽ハイトワゴンで、小さな子供を持つファミリーなど幅広い層に人気です。
初代のスペーシアカスタムはノーマルのスペーシアと共に「広くて便利、軽くて低燃費の軽ハイトワゴン」として2013年に発売が開始されました。しかし、走行性能や燃費の良さは評価されたものの、全高の低さによりクルマが小さく見えるなど、マーケットニーズに合わず、売れ行きが伸びなかったと言われています。
その後、スズキのスペーシアカスタムはフルモデルチェンジを果たし、2017年に発売を開始。さまざまな点が改良されたことにより、トップグループに入るほど着実に販売台数を伸ばしています。今回はそんなスペーシアカスタムの初代モデルと現行モデルの違いについでご紹介していきます。
文・PBKK
※ 2020年2月 現在
初代のスペーシアカスタムはノーマルのスペーシアと共に「広くて便利、軽くて低燃費の軽ハイトワゴン」として2013年に発売が開始されました。しかし、走行性能や燃費の良さは評価されたものの、全高の低さによりクルマが小さく見えるなど、マーケットニーズに合わず、売れ行きが伸びなかったと言われています。
その後、スズキのスペーシアカスタムはフルモデルチェンジを果たし、2017年に発売を開始。さまざまな点が改良されたことにより、トップグループに入るほど着実に販売台数を伸ばしています。今回はそんなスペーシアカスタムの初代モデルと現行モデルの違いについでご紹介していきます。
文・PBKK
※ 2020年2月 現在
スズキ スペーシアカスタム 2代目と初代の新旧比較表
新型モデル | 旧型モデル | |
---|---|---|
新車価格 | 157.7~200.6万円 | 141.2~184.2万円 |
ボディタイプ | 軽自動車 | 軽自動車 |
全長 | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,785mm | 1,735~1,740mm |
燃費WLTCモード | 19.2~21.2km/L | - |
燃費JC08モード | 23.2~28.2km/L | 25~30.6km/L |
ドア数 | 5ドア | 5ドア |
乗車定員 | 4名 | 4名 |
排気量 | 658cc | 658cc |
トランスミッション | CVT | CVT |
ハンドル | 右 | 右 |
最小回転半径 | 4,400~4,600mm | 4,400~4,600mm |
ホイールベース | 2,460mm | 2,425mm |
洗練されたエクステリアとインテリアのデザイン
・エクステリアデザイン
初代のスペーシアカスタムは、やや大人しいシンプルなデザインで、コンパクトにまとまった印象でした。しかし現行のスペーシアカスタムは、エアロパーツを装備したことにより、精悍で存在感のあるフロントフェイスに仕上げられています。デザインコンセプトである「スーツケース」のように車体全体が丸四角のような形と押し出しを強調したことにより、初代モデルに比べ、立体感が生まれています。
・インテリアデザイン
初代のスペーシアカスタムは、インパネも軽自動車らしい野暮ったさがあり、それにより視界や車内に圧迫感がありました。現行のスペーシアカスタムは水面基調を採用したことにより広い視界を確保しています。また黒基調のデザインもスタイリッシュで、ブラックパールのカラーパネルにより高級感を演出。ステアリングとシフトレバーには本革を採用しレッドステッチが施されています。
メーターやエアコンルーバーなどの機能デザインにもこだわりを見せており、華やかなメッキ加飾やアクセントとなるシルバー加飾を散りばめることで、ラグジュアリーな空間をつくりあげています。
初代のスペーシアカスタムは、やや大人しいシンプルなデザインで、コンパクトにまとまった印象でした。しかし現行のスペーシアカスタムは、エアロパーツを装備したことにより、精悍で存在感のあるフロントフェイスに仕上げられています。デザインコンセプトである「スーツケース」のように車体全体が丸四角のような形と押し出しを強調したことにより、初代モデルに比べ、立体感が生まれています。
・インテリアデザイン
初代のスペーシアカスタムは、インパネも軽自動車らしい野暮ったさがあり、それにより視界や車内に圧迫感がありました。現行のスペーシアカスタムは水面基調を採用したことにより広い視界を確保しています。また黒基調のデザインもスタイリッシュで、ブラックパールのカラーパネルにより高級感を演出。ステアリングとシフトレバーには本革を採用しレッドステッチが施されています。
メーターやエアコンルーバーなどの機能デザインにもこだわりを見せており、華やかなメッキ加飾やアクセントとなるシルバー加飾を散りばめることで、ラグジュアリーな空間をつくりあげています。
新プラットフォームの採用でさらに開放的となった室内
スペーシアカスタムの初代モデルと現行モデルの室内寸法は以下の通りです。
初代スペーシアカスタム室内寸法
・室内長2,215mm×室内幅1,320mm×室内高1,375mm
現行スペーシアカスタム室内寸法
・室内長2,215mm×室内幅1,345mm×室内高1,410mm
現行のスペーシアカスタムでは、新プラットフォームである「HEARTECT(ハーテクト)」を採用しています。これにより初代モデルと比べ、室内高は35mmも高くなり、前後席の距離間隔は10mm広げられ、室内幅も前席左右の距離が30mm広げられています。
また後席も、頭と天井の間距離であるヘッドクリアランスを45mm拡大し、圧迫感のないゆったりとした空間を実現しています。
初代スペーシアカスタム室内寸法
・室内長2,215mm×室内幅1,320mm×室内高1,375mm
現行スペーシアカスタム室内寸法
・室内長2,215mm×室内幅1,345mm×室内高1,410mm
現行のスペーシアカスタムでは、新プラットフォームである「HEARTECT(ハーテクト)」を採用しています。これにより初代モデルと比べ、室内高は35mmも高くなり、前後席の距離間隔は10mm広げられ、室内幅も前席左右の距離が30mm広げられています。
また後席も、頭と天井の間距離であるヘッドクリアランスを45mm拡大し、圧迫感のないゆったりとした空間を実現しています。
さらに強化された安全装備と快適装備
ここからは現行のスペーシアカスカスタムに装備された安全機能と快適機能を見ていきましょう。
・安全装備
現行のスペーシアカスタムは、単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」を軽自動車初採用され装備しています。車両や人などの障害物を検知し、自動ブレーキまたは警報で衝突回避、被害軽減を促してくれる機能です。
他にも、エンジン出力を最大5秒間抑制し急発進を抑制し、アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ「誤発進抑制機能」、左右の車線を検知し、車線からはみ出る可能性がある場合に警報で注意を促す「車線逸脱警報機能」、クルマのふらつきを検知し警報で注意を促す「ふらつき警報機能」など豊富な安全機能が装備されています。
さらに軽自動車初の採用となったのが「ヘッドアップディスプレイ」です。速度やギアポジションなどのクルマの状態がフロントガラスに投影される機能で、ドライバーの焦点に合わせて表示されるため視線移動も少なく、より安全な運転をサポートします。
・快適装備
現行のスペーシアカスタムには、初代モデルにはない快適機能が装備されています。「スリムサーキュレーター」は軽自動車初の採用で、室内全体を適温に調節してくれる機能です。小風量の高速気流を後席に吹き出し、前後席で偏りがちな空調を分散させてくれます。
夏は前席だけが涼しくなったり、冬は後席まで暖かい空気が行き届かなかったりと、クルマが抱えがちな空調問題を解消します。
・安全装備
現行のスペーシアカスタムは、単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」を軽自動車初採用され装備しています。車両や人などの障害物を検知し、自動ブレーキまたは警報で衝突回避、被害軽減を促してくれる機能です。
他にも、エンジン出力を最大5秒間抑制し急発進を抑制し、アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ「誤発進抑制機能」、左右の車線を検知し、車線からはみ出る可能性がある場合に警報で注意を促す「車線逸脱警報機能」、クルマのふらつきを検知し警報で注意を促す「ふらつき警報機能」など豊富な安全機能が装備されています。
さらに軽自動車初の採用となったのが「ヘッドアップディスプレイ」です。速度やギアポジションなどのクルマの状態がフロントガラスに投影される機能で、ドライバーの焦点に合わせて表示されるため視線移動も少なく、より安全な運転をサポートします。
・快適装備
現行のスペーシアカスタムには、初代モデルにはない快適機能が装備されています。「スリムサーキュレーター」は軽自動車初の採用で、室内全体を適温に調節してくれる機能です。小風量の高速気流を後席に吹き出し、前後席で偏りがちな空調を分散させてくれます。
夏は前席だけが涼しくなったり、冬は後席まで暖かい空気が行き届かなかったりと、クルマが抱えがちな空調問題を解消します。
マイルドハイブリッドを搭載
スペーシアカスタムはノーマルのスペーシアと合わせて、全車に「マイルドハイブリッド」が搭載されています。初代モデルに比べ、加速力はほぼ同等のものとなっていますが、異なる点はモーターによる最長10秒間のクリープ走行や最長30秒間のモーターアシストが可能となっています。
また現行のスペーシアカスタムには「パワーモード」機能も搭載されています。ステアリングに設置されているボタンを押すことで切り替わり、坂道や高速道路などでの加速力が必要な場面で力強い快適な走行ができます。
また現行のスペーシアカスタムには「パワーモード」機能も搭載されています。ステアリングに設置されているボタンを押すことで切り替わり、坂道や高速道路などでの加速力が必要な場面で力強い快適な走行ができます。
スペーシアカスタムはフルモデルチェンジしたことにより、力強い存在感を放つエクステリアと上質なインテリアに生まれ変わりました。また室内寸法を広げ居住性をアップさせ、軽自動車初の機能を装備するなど多彩な魅力が満載です。ぜひ、幅広いニーズに合わせて磨き上げられたスペーシアカスタムに注目してみてください。