スズキ スペーシアカスタムの後部座席(リアシート)の使い勝手は？

スペーシアカスタムの室内寸法は全長2,155mm×全幅1,345mm×全高1,410mmで、軽自動車とは思えないほどの広々とした室内空間が特徴です。スズキの新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用したことにより、前席と後席の距離が10mmも広げられています。

また後席は、天井や前後左右にたっぷりとした余裕を持たせ、圧迫感を感じさせない構造となっています。

スペーシアカスタムの魅力は、解放的な室内空間だけではありません。

・独立型のシートスライド
ゆったりとくつろげるように設定された幅のある座席は、1人1人に合った調節ができる「左右独立リヤシートスライド」機能により、乗る人と荷物の大きさに合わせて、シートアレンジが可能です。

・ワンタッチ式のリヤシート
リヤドア側と荷室側のどちらからでも、ワンタッチで簡単に畳める「ワンタッチダブルフォールディングシート機能」を採用しています。座席を2つ畳むことにより、車中泊も可能なフルフラットも実現します。

・充実した収納スペース
大容量の収納だけではなく、スペーシアカスタムは、細かいところにも工夫された収納スペースが設けられています。

後席左右にある「パーソナルテーブル」は、折り畳み式のドリンクホルダー付きテーブルとなっています。これはノーマルのスペーシアにはない仕様で、スペーシアカスタム専用の装備です。さらに携帯を充電しながら収納できる「リヤクォーターポケット+アクセサリーソケット」も装備されています。

・スリムサーキュレーター
前席・後席どちらにも偏りなく、室内全体で適温をキープしてくれるスリムサーキュレーターが搭載されています。夏は前席が冷えすぎたり、冬は後席まで暖かくならなかったりと、クルマによくある空調問題を解消してくれます。

・ロールサンシェード
後部座席の窓には、引き出して使用するロールサンシェードを装備しています。夏の暑い日に直射日光を防ぎます。また車内で子供の着替えをするなど、プライバシー保護にも便利です。

・スライドドア
低床フロア設計と60cmのスライドドア開口幅により、乗り降りもしやすく足元も開放的です。スライドドアは、スイッチ1つで開閉可能な「ワンアクションパワースライドア機能」や、半ドアで閉めても自動で開閉してくれる「スライドドアクルーザー機能」を採用しています。

またスライドドアの作動中で一時停止ができる機能も装備されており、雨の日の乗り降りや荷物の出し入れにも便利です。

スペーシアカスタムは、広々とした室内空間に加え、居住性を高める収納スペースや快適装備が豊富に装備されています。ノーマルのスペーシアには装備されていない機能もあり、利便性が優れています。シートアレンジも自由自在なので、ぜひ自分に合った使い方を見つけてみてください。