トヨタ 2000GTが復刻したって本当?
更新日:2024.12.04
※この記事には広告が含まれます
現在ではクラシックカーとも呼ぶべき車ではありますが、そのデザイン・性能からあこがれる人がいまだに絶えない伝説のスポーツカーです。50年近く前に生産は終了しており、2013年にはクラシックカーオークションで1億円を超える価格で落札されたほどの車ですが、近年それが復活したという噂があります。
この復活した2000GTについて解説していきます。
文・PBKK
この復活した2000GTについて解説していきます。
文・PBKK
- Chapter
- トヨタ2000GTについて
- トヨタ2000GTの復刻版とは?
トヨタ2000GTについて
発売されたのは1967年から1970年の間で、生産台数は試作車を含め337台。日産やホンダが国産スポーツカーの先駆けともいうべき車で技術力を誇示したことに焦ったトヨタが、ヤマハ発動機と共同開発したのがトヨタ2000GTです。
当時の金額で238万円ほど。当時の大卒の初任給はだいたい2万5千円程度だったことをかんがえると、現在の金額に置き換えると2000万円ちかい金額だったという、まさに国産スーパーカーでした。
トヨタにとってはこれだけ高額の車にも関わらず赤字の車で「走る広告」とも呼ばれるような車でした。1970年に生産は終了しましたが、現在でも高い人気があり、いちおう中古車検索サイトにも出てくるものの、多くは金額が応談ということなので、コレクター以外には手が出せない状態です。
当時の金額で238万円ほど。当時の大卒の初任給はだいたい2万5千円程度だったことをかんがえると、現在の金額に置き換えると2000万円ちかい金額だったという、まさに国産スーパーカーでした。
トヨタにとってはこれだけ高額の車にも関わらず赤字の車で「走る広告」とも呼ばれるような車でした。1970年に生産は終了しましたが、現在でも高い人気があり、いちおう中古車検索サイトにも出てくるものの、多くは金額が応談ということなので、コレクター以外には手が出せない状態です。
トヨタ2000GTの復刻版とは?
前述のとおり1970年にトヨタは2000GTの生産を終了しており、現在でもトヨタから復刻あるいはリニューアルモデルは販売されていません。ところが、愛知県岡崎市のあるクラシックカーなどのレストアでマニアには有名な「ロッキーオート社」という会社から、そのレプリカが販売されているのです。
その名も「2000GT RHV」。トヨタ 2000GTの美しい流線型のラインなどシルエットを再現しながらもエンジンにはトヨタのアクアに搭載されているハイブリッドエンジンを使用しているため、スポーツカーとしてはあり得ないほどの燃費性能を誇る、まさに現代によみがえった2000GTといえます。
2015年に発売されたこの車のお値段は1,700万円ほど。ロッキーオートはクラシックカーのレストアを基本としている会社なのですが、この2000GTについては元の2000GTは使わず一からデザインされています。しかし、その姿かたちの再現にも本物のトヨタ 2000GTの開発者を監修として招くなど、本気のレプリカを生産しています。
2017年にはアップグレードバージョンとなるR3000GTが発売。完全受注生産で値段も2,000万円と高額ですが、オリジナルの現在の金額を考えるとまだ手が届く範囲ではないでしょうか。
その名も「2000GT RHV」。トヨタ 2000GTの美しい流線型のラインなどシルエットを再現しながらもエンジンにはトヨタのアクアに搭載されているハイブリッドエンジンを使用しているため、スポーツカーとしてはあり得ないほどの燃費性能を誇る、まさに現代によみがえった2000GTといえます。
2015年に発売されたこの車のお値段は1,700万円ほど。ロッキーオートはクラシックカーのレストアを基本としている会社なのですが、この2000GTについては元の2000GTは使わず一からデザインされています。しかし、その姿かたちの再現にも本物のトヨタ 2000GTの開発者を監修として招くなど、本気のレプリカを生産しています。
2017年にはアップグレードバージョンとなるR3000GTが発売。完全受注生産で値段も2,000万円と高額ですが、オリジナルの現在の金額を考えるとまだ手が届く範囲ではないでしょうか。
トヨタ純正ではありませんが、2000GTは現代のテクノロジーをふんだんに盛り込んだ、超高性能スポーツカーとしてよみがえっています。もし興味があればオートサロンなど展示会で、その美しいスタイルをチェックしてみてください。
- Source:
- rockyauto.co.jp