憧れの「トヨタ 2000GT」を購入できたら…維持費はいくらかかる?

トヨタ 2000GT

今回は、トヨタ 初代 2000GT(MF10)の維持費について紹介します。

トヨタ自動車とヤマハ発動機の共同開発によって、日本初の本格的なスポーツカーとして1967年に登場したのがトヨタ 2000GTです。海外オークションでは、1億円以上の価格で落札されたこともある超のつくプレミアムな旧車。そんなクルマを持てるとしたら、維持費にどれぐらいかかるのでしょう?

Chapter
トヨタ 2000GTってどんな車?
トヨタ 2000GTのデザイン性の高さ
トヨタ 2000GTのスペックは?
現在もなんと!9割以上が日本で現存している
トヨタ2000GTって買えるの?
2000GTの維持費はどれくらい?

トヨタ 2000GTってどんな車?

トヨタ 2000GTが販売される前に初めて披露されたのは、1965年の東京モーターショーでのことです。当時の国産車は、まだまだ満足のいく乗り物ではない上に、中古でもクルマを購入するということは容易ではない時代でした。そんなときに、流麗なスタイルを持つスポーツカーが登場したことで大きな話題となったのです。

総生産台数は337台、新車価格は238万円。当時は大卒の初任給が2万ちょっとだった時代ですから、初任給の約100倍!いかに高額なクルマだったか、おわかりになるでしょう。

販売期間は短く、1970年には販売が終了しました。短い販売期間で、生産数も多くありませんでしたが、販売終了後50年経つ今でも名車としてクルマの歴史に名を残す1台となっています。

トヨタ 2000GTのデザイン性の高さ

トヨタ 2000GTはデザイン性の高さも注目ポイントです。2000GTのインテリアに使われているウッドステアリングやインパネなど、高級志向のパーツは楽器製造で木工技術に長けていたヤマハの技術が多数盛り込まれました。 

そして、このインパネには7つものメーターが埋め込まれています。当時はメーターが多いほどスポーティーとする風潮があり、それに倣って高級スポーツカーらしく仕上げられていることもひとつの特徴です。1969年8月にマイナーチェンジが行われた後期型のモデルでは、インパネ部分をつや消し仕様のものに選択することも可能でした。

ボディーは全長4,170mm×全幅1,600mm×全高1,160mmと現代の水準から見れば小柄ですが、とても存在感のある美しいスタイル。当時としては先進的と言える流麗なボディーに逆三角形のエンブレムが装着されています。現在では、樹脂製となっているものがほとんどですが、2000GTのエンブレムは七宝焼でつくられていました。

ヘッドランプは日本車としては初めてとなるリトラクタブル式を採用していることなど、インテリアとエクステリアのどちらにも、細かな部分のこだわりを感じることができるデザインになっています。

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