トランスフォーム?個性的な開き方をする車のドアたち

フェラーリ

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一般的な車のドアを開ける方法はドアノブを横に引いて開くだけですが、スポーツカーのように羽を広げるみたいな開き方をする高級車も街中では見かけることがあります。

でも、世界にはもっと斬新でオシャレな開き方をする車も存在しています。

文・PBKK
Chapter
車のドアの開き方は何種類あるの?
ガルウィング
バタフライ
ファルコンウィング
シザードア
キャノピードア
ラプタードア
見かけたらラッキー?

車のドアの開き方は何種類あるの?

メーカーに名称が異なるだけでなく、細かい機構などが異なるため、正確な数は不明です。

今回は代表的と言える6種類を紹介します。

ガルウィング

スーパーカー世代には憧れのガルウィング。跳ね上げるタイプのドアで映画にも登場した「デロリアン」が有名です。世界で初めて市販車に採用したのはメルセデスベンツ300SLと言われています。

スーパーカーに多く採用されている理由は、車体を軽量化しつつ強度が必要なためサイドシルが太くなり乗り降りの際に邪魔になってしまうため、上部の空間を開けることで乗りやすくすることが狙いです。

バタフライ

前方に持ち上げながら開き、内張りが下向きに開くのが特徴です。正面から見たときに蝶々が羽を広げたように見えることから名づけられています。ドアの側面まで大きく見えるためインパクトは大です。

フェラーリやマクラーレンが有名で、スーパーカーといえばバタフライドアのイメージが浸透してきているようです。

ファルコンウィング

テスラで採用しているタイプの開き方で、ファミリーカーを想定して作られています。

ガルウィングと似た構造ですがより複雑な開き方をし、スライドドアでは子供の乗り降りがしづらかった場面でもスムーズに乗車できます。

また、チャイルドシート設置時にはかがむことなく立ったまま赤ちゃんを載せることもでき、雨の日には開いたドアが傘の役割をしてくれと高評価を得ているようです。

シザードア

バタフライドアと間違えられることがありますが、シザードアはハサミのように縦開きになるタイプです。

車高が低い車に採用され、天井に頭をぶつけることがなく乗り降りすることができます。

また、ドアを開いた角度が最もカッコよく見えるように計算されているのも高級車ならではです。

キャノピードア

世の中には個性的なドアがたくさん存在しています。こんなユニークなドアの車を街中で見かけることができたらラッキーなので、どのタイプのドアなのかを予想してみるのも面白いかもしれません。これらのドアは憧れの高級車に採用していることが多いですが、自動運転が普及している未来ではドアの概念すらなくなっているのかもしれませんね。

ラプタードア

正式名は「ディヘドラル・シンクロ・へリックス・アクチュエーション・ドア」と、とてつもなく長い名称がついています。

ドアがいったん外側に飛び出し、90度にくるりと回転する作りになっています。

唯一採用しているのは「ケーニグセグ」だけのようです。

見かけたらラッキー?

世の中には個性的なドアが存在していますが、これらのドアは憧れの高級車に採用されていることが多く、その数は少ないです。

そのため、ユニークなドアの車を街中で見かけることができたら、幸運と言えるかも知れません。
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